第1093回 モデリング

◆日時
2017年8月2（水）6：20から約60分間

◆内容
「面白いほどよくわかるNLPの本」（梅本　和比己　著）を読んで、
モデリングの整理をしました。

【モデリングとは】
自分が望む行動や結果を出している人（モデル）を真似ることで、
その人と同じような行動パターンや結果を得ることが可能になるスキル。

【モデリングをすることで期待されること】
人は何かを体験すると、それが五感を通じて脳に伝わり、新たなプログラムを作る。
いくら人の真似であろうと、自ら行動することによって、自分の体験となって脳に蓄積される。
その結果、理想とする人と同じ行動や思考パターンが身につくだけでなく、その成功も手に入れやすくなる。

【モデリングの手順】
１　目標（アウトカム）とモデルを設定する。

・目標を尋ねる。
（質問）
どのような成果を手に入れたいですか？

・何を持って成功とするのか確認する。
（質問）
それが手にはいったらどのようにしてそれが分かりますか？

・モデルを設定する。
（質問）
それがうまくできる人（モデル）は誰ですか？

２　モデルをイメージする。

・モデルをイメージして、インステイトさせる。
（質問）
その人の表情や身振り、声のトーンなどはどんな感じですか？
具体的に思い浮かべてください。
イメージ出来たら、モデルの行動をよく観察してください。

・しっかりインステイトしているか、イメージの中の様子を尋ねる。
（質問）
そこには何が見えますか？
何が聞こえますか？
声の速さはどうですか？
抑揚や話し方の特徴はどうですか？

・しっかりインステイトしていることが確認されたら、モデルになりきってみる。
（質問）
では、モデルになりきってみてください。
まず体を動かしてみましょう。
どのような感じですか？
何が見えますか？
何が聞こえますか？
言葉に出してみましょう？

３　モデルのニューロロジカル・レベルを確認する。

（質問）
あなたはどこで誰といますか？
周りの風景やご自分の感覚はどのようになっていますか？
モデルになりきって質問に答えてください。

（環境レベルの質問）
あなたはどこにいますか？

（行動レベルの質問）
あなたは何をしていますか？

（能力レベルの質問）
それをするために、あなたはどのような能力を持っていますか？

（信念・価値観レベルの質問）
あなたが大切にしていることは何ですか？

（自己認識のレベルの質問）
あなたの使命は何ですか？

体を動かして、イメージの中の自分を十分に感じ取ってください。そして目に見えるもの、聞こえるもの、体の感じなどを声に出して話してください。

・ブレイク・ステイトする。
・イメージし、実際に動いてみる。

（思ったこと）
気持ちを上げて、私に教えて。という感じで声を出したらモデルに近づいた感じです。
これが身についたら、もっと楽しい人生になりそうと思いました。