NLP自習室

NLP自習室はNLPを自ら学び練習する場です。NLPは行動や心理的な状態を自分にとって望ましいものに変化させる道具です。

第1113回 「触覚」を使ったアンカリング

2017-08-22 08:10:43 | NLP
◆日時
2017年8月22(火)6:10から約70分間

◆内容
「NLPの実践手法がわかる本」(山崎 啓支 著)を読んで、
「触覚」を使ったアンカリングを行いました。

NLPには「アンカリング」と呼ばれる状態管理法がある。

「アンカリング」は、一瞬にしてリソースにつながる技術。

【なぜ状態の管理が大切なのか】

質の高い行動の積み重ねが目標を実現する。
質の高い行動を支えるのが、状態管理(ステートコントロール)。

【アンカーはどんなふうにできるのか】

「怖れ」「怒り」「喜び」「満足」などの強い感情がある時に、
同時に「見えていたもの」「聞こえていたもの」「触っていたもの」が結びついてアンカーができる。

【「触覚」を使ったアンカリングのやり方】

感情的な体験をした時に、どこか1か所を「触る」。

【「触覚」を使ったアンカリングのポイント】

1 強い感情体験
 インパクトが強いほどアンカーが作られやすい。

2 アンカーを行うタイミング
 感情が盛り上がってきて最高潮に達する手前くらい。

3 刺激のユニークさ
 できれば日常的にあまり触れず、アンカリングした時に相手に不自然に思われず、さりげない動作として行える場所が望ましい。

4 正確に繰り返すことができること
 何度も正確に触ることができる場所を選ぶ。

(手順)
ステップ1 リソースフルだった出来事を思い出す
ステップ2 その時の状況をありありと思い出し、なりきる(アソシエイト)
ステップ3 十分に強い感情が出てきたら、最も強い感情を感じるピークの直前あたりで何度か(5~6回ぐらい)アンカリングする
ステップ4 ブレイクステート
ステップ5 アンカリングした場所を先程と同じ圧で何度か繰り返し触る(アンカーが発火したらOK)

(やってみたら)
気持ちが盛り上がって話をした時の状態をアンカリングしました。
気分が上がる状態はその時の情景を思い出すことでアクセスできるのですが、
触覚を使ったアンカリングをしたことで、その状態にアクセスできる方法が1つ増えました。