NLP自習室

NLP自習室はNLPを自ら学び練習する場です。NLPは行動や心理的な状態を自分にとって望ましいものに変化させる道具です。

第1122回 改善したい行動の肯定的意図を探る

2017-08-30 07:11:45 | NLP
◆日時
2017年8月30(水)6:20から約40分間

◆内容
「NLPの実践手法がわかる本」(山崎 啓支 著)を読んで、
改善したい行動の肯定的意図を探るワークをしました。

いかなるプログラムもその深層部にはそれを作る「肯定的意図」がある。

どんなに否定的に見える行動にも「無意識レベル」には、「肯定的意図」がある。

無意識にとって大切なことは根本的な目的であって、行動(症状)ではない。

このワークは、行動の深層部にある「肯定的意図」を発見し、その意図を満たすことにより、症状(行動)を緩和させるもの。

「肯定的意図を満たす」とは、その感覚を満たすこと。

(手順)
ステップ1 改善したい否定的行動を特定する。

ステップ2 その行動をしている自分を再体験する。

ステップ3 体験している時に感じる感覚を特に強く感じる身体の場所を特定し、サブモダリティを明確にする。

ステップ4 そのサブモダリティに名前を付け、その行動をとる肯定的意図を聞いていく。

ステップ5 肯定的意図を発見する。

ステップ6 肯定的意図を満たす行動の代替案を3つ出す。

(やってみたら)
人前で感激して涙が流れて止まらなくなることを止めたいをテーマにワークを行いました。

行動の肯定的意図は、自分が幸せを感じていることを人に伝えること。

ワークの中で肯定的意図を満たす行動の代替案を3つ出す時、創造力豊かなパートに代替案を教えてもらいました。
行動としては、微笑む。自分に起きていることをそのまま言う。言葉に出来ない時は絵で表現する。

頭で考えないで、自分の体に代替案を教えてもらう。
体に意識を向けていて、ふわっと浮かんできた時の感覚が何とも言えずたまりません。
この感覚が好きで、この感覚が味わえるから、このワークをまたやりたくなるんだなと思いました。

このワークを人に伝えるために…。
まずはパートモデルの考え方を整理します。