新山食品加工場 ~秋田の味噌屋日記~

秋田県横手市平鹿町にある(有)新山食品加工場(里見のこうじや)です。商品や、味噌などを使ったレシピを紹介しています。

毎日の繰り返し

2022年04月23日 | 味噌・麹 あれこれ 豆知識
こんばんは、飯炊きおばさんです

一日の始まりは雨から・・・でしたが、午後からは晴れたのだけれど風が強くて肌寒い一日となりました。

桜、満開。
今日、明日が見頃の終盤でしょうか。早いところはもう葉桜になりつつありますね
まだか、まだかと思い焦がれて、ようやく咲いてきた~~~~、と思えば、アッという間に満開になり、あっという間に散っていく。潔いと言えばそうだけれど「花の命は短くて・・・・・」はまさしく桜の花のためにあるような言葉ですね。

ワタシ達が小学校の頃は、4月29日と言えば運動会の日で、満開の桜の下でお弁当を食べたものでしたが、年々桜が咲くのが早くなって、そんな光景も見られなくなってしまいましたね。

毎日、午前中はお昼ごはんの支度をしたり、ちょこちょこ台所仕事をして、午後から買い物に行ったりしています。
そんなサイクルの日々を送っていますが・・・

夕方、ひっそりとなった作業場に行ってみました。


シーンとした作業場に、今日洗っただし箱が扇風機の風を受けながら、夕陽を浴びていました。
ナンボこうじ菌が張り付いています・・・とは言え、きれいにした道具できれいな糀を作りたいものですね。


圧力釜に入れ、浸漬している大豆「リュウホウ」


水を吸ってだいぶ膨らんでいます。
一日の仕事の中で朝起きていちばんにする仕事が、大豆が入った圧力釜に火を入れる事です。
大豆を蒸している間に、室から糀を出して、1軒ごとに仕分けします。


こちらは明日ふかし作業をする米です。
洗米して、十分に浸漬して、ふっくらした糀を作る準備をします。


ふかしたコメにこうじ菌をつけ、ふかし箱に入れて室で熟成させます。
その「蒸し箱」がこちら。このふかし箱もだし箱も<秋田杉>で作ってもらいました。

洗米して、大豆を蒸して、こうじをつくり、みそに合わせて、配達して、コメを預かってきて・・・・
毎日同じ繰り返し。毎日同じことをするのだけれど、毎日違う人、分量。
お客さんによって、お客さんに合わせて、コメの種類が違い、こうじの量が違い、大豆の量があって、塩の種類、分量が違い・・・、お客さんの家で仕込む環境が違い・・、秋、オンリーワンの我が家だけの味噌の出来上がり。
おいしいおみそ汁にしてたんと召し上がれ

そんな今日のお昼ごはんは・・・・


ロールキャベツ(いつぞやのコロッケの種をきゃべつで巻いてみました)
田園フランクフルト(ポチキー)
トマトソース(しいたけ、しめじ、トマト缶、塩こうじ)
ふくたちのお浸し、かつお節、味噌たまり
ごはん、みそ汁(じゃがいも、わかめ、油揚げ、豆腐)

マーブルガーデンの花たちに名札をつけてホッとした飯炊きおばさんなのでした


冬の間風呂場でぬくぬくしていた「ブライダルベール」もそろそろいいかな・・・と思いやっと外に出しました。






小さいながら名札付けたら、ちょっとはお庭らしくなりました。




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