にわたずみ

松岡永子
日々のことなど

京都の町屋

2010-09-07 07:55:03 | お散歩
京都の町屋で過ごす機会があった。

西陣のお祖父さんのお家を「それぞれの町屋刻」の会場(?)にする、というDMをおかもとりよさんからいただいた。
おかもとさんには以前、ブリコラージュでの「イルフの時間」で武井武雄の刊本などを見せてもらった。今回も武井武雄付き。

カフェやお店に改装されているところはともかく、ほんとうに「ふつうのお家」にはいることはなかなかない。
玄関をくぐると、奥の庭まで真っ直ぐ通った土間。
井戸もある。現在はもちろん使われていないが。




2階から見るとこんな感じ。

土間から上がるすぐの間の畳は縁が革製。
機織りの工場はすぐ近くにあってここは住居だったが、やはりお客の出入りも多かったからだろう、ということ。

欄間から隣の部屋の光が射している。

 

そして襖の向こうに階段箪笥。



人が暮らしていると細々したものがいっぱいになる。そこがお店なんかとは違う。
仏壇のある部屋、床の間の前には写真や人形が並んでいた。なんとなく懐かしい感じ。


竹細工の蟹付き楊枝入れ。小ささがかわいい。

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ちっさな蟹が可愛い~♪ (たなか)
2010-09-27 17:39:39
この爪楊枝入れは
とっても愛らしいけど、
埃を取ったりするのが
めんどくさそうですね、
とか思ってしまう、
無精なワタクシ……
返信する

コメントを投稿