にわたずみ

松岡永子
日々のことなど

タルバガン コンサート

2011-09-16 22:30:13 | 舞台
2011.9.10(土)14:00 京都府庁旧本館

 

喉歌を歌う等々力政彦と嵯峨治彦のデュオ。
等々力さんが歌うフーメイはトゥバ(南シベリア)の民族音楽で、嵯峨さんのホーミーはモンゴルの音楽。
正直言って、わたしには違いはわからない。地図上でそれぞれの位置を示せといわれてもできないし、フーメイとホーミーも聞きわけられない。ふたりの歌が違うとは思うけど、それがフーメイとホーミーの違いなのか、個人差なのか、わからない。

わからなくても楽しめるのが音楽の良いところ。
馬頭琴やイギルといっためったに聞くことのない楽器の音と、歌というより人間の声を楽器として使っている感じの音楽。
トゥバの民族はトルコ系だといっていたので、ちょっとイスラムっぽいリフレインに、あ、これかな、と思う。クラシカルな部屋の装飾によく似合う。
等々力さんの声が思った以上にノイジーなのに対して、嵯峨さんのホーミーの高い音は口笛みたい。これは草原に似合うだろうと思う。

前半は民族衣装での演奏だったが、休憩を挟んで後半が始まったときにはふつうにシャツとパンツ姿になっていた(北海道在住の嵯峨さんは関西の暑さにへこたれたそうです。一応クーラーは入ってたんだけど、観客にも入り口で団扇が配られてました。)。




音楽ほど説明になじまないものはないと思うので、機会があったら聞いてみてください。
10月には佛教大学宗教文化ミュージアムで喉唄ワークショップもあるみたいです。会場でチラシが配られていました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿