春に行った「笹踊り」と同じ系の踊りだが、三谷では「くぐり太鼓」というそう。くぐり抜ける様な所作からそう呼ばれているらしい。開催場所は秋津神社だが、同じ名前の神社がすぐそばの北区にもあって、そちらに行ってしまったよ(汗) 公民館で場所を訊いて、車を停めさせてもらって歩いていった。住宅地図を見せてもらいながら説明されたんだけど、「ぼうかたいを過ぎてすぐを左に曲がると」と言われた。館員さんが指す位置から、お店が入った商業アパートのことを言っているのは分かったけど、「『ぼうかたい』って言うの?」と思った。後で調べたら、昭和30年頃に火災の延焼を防ぐために、この様な建築物が全国各地に建てられたらしい。古い貸店舗の集まりかと思ったら、そんな歴史がある建物なんだ。
まずはくぐり太鼓の担い手の少年に免許授与式と、囃子隊への記念品授与が行われた。免許授与で格を付け、志気を高めさせるためであろう。小学4年生とのこと。5年生が夕方にやるそう。
御輿の周りでお囃子が始まった。その後、外に出て行った。
「くぐり太鼓」が始まった。皆衣装が違うけど、親は緑色のもので違いが大きかった。親が警護役の2人の後を付いていき、太鼓を叩き、脚を地面の上に体操みたいに伸ばしたりして、脚の使い方に魅入った。
子2人はさほど大きな所作が無く、親が太鼓を叩くのと子2人が叩くのが交互にあった。
警護役が離れ、3人が集まった。春に行った豊川市小坂井町の後半がここと似ている。
とにかく、親が色々な所作をしていて、覚えるの大変だっただろうな。躍動感溢れる踊りだった。
親が撥(ばち)を子の太鼓の上で横に振る所作が面白かった。
踊りが終わって、礼。
記念撮影、の前に水分補給。暑かっただろうなあ。
公民館に戻る途中、御輿、囃子隊を見付けた。
東三河の色々な地区で「笹踊り」、「くぐり太鼓」が行われているので、違いを見るのも楽しい。
帰ったらカメラの液晶がほぼ壊れていたよ・・・。もう何年も使っているからなあ。撮影はできるので、買い換えようか迷っている。