先頃、TVで映画「HOKUSAI」のプロモート的な映像をオンエアしていました。
この映画「HOKUSAI」は、主演が青年期:柳楽優弥(やぎら・ゆうや)さん、老年期:田中 泯(たなか・みん)さんのお二人が葛飾北斎になりきって演じるようで、普段映画を見ない私ですが、興味津々となりました。
先月5月28日から映画館で一般公開されているようで、その話題に乗っかって、先頃の「フローラルガーデンおぶせ」の記事の続編になってしまいますが、あの葛飾北斎も江戸時代に訪れたという小布施町の現代の様子をご紹介させていただきます。
今日の画像も、フォトストックからで恐縮です。
(左画像)2015年9月27日撮影 (右画像)2018年5月26日撮影
photo stock 1 北斎館
photo stock 2 北斎館前広場
photo stock 3 小布施堂売店
photo stock 4
photo stock 5 国道403号線
2015年9月(左)と2018年5月(右)の似たような場所の画像を並べて比較しましたが、人混みの混雑差が全く違います。理由や原因は思い浮かびません。
左は秋の行楽シーズンの様子で、右は春のゴールデンウィークが終わった後の時期ですが、昨年の2020年には、新型コロナ禍の様子と似ていた状況になっていたのでは、そんな想像をしてしまいます。
ただ、2015年4~5月には、長野市・国宝善光寺さんでの「善光寺御開帳」が執り行われた年でした。
以上、葛飾北斎の作品が展示されている美術館「北斎館」の周りをご紹介しましたが、そもそも、ここ小布施に葛飾北斎が90歳前後のお年ですのに江戸から来られたのは、門人である高井鴻山(たかい・こうざん)が居たからだと言われています。
高井鴻山は、豪商の息子だったようで、遠路からこちらへお越しになられた葛飾北斎へのお取りもち(とりなし)も、凄く良かったのでは……、と勝手に想像してしまいます。
また、この「高井鴻山記念館」もこの「北斎館」のすぐ近くにあり、ある意味、師匠と門下生が並んでいるようにも捉えられます。
photo stock 6 高井鴻山記念館・入口門
photo stock 7
photo stock 8 栗の小路
photo stock 9 高井鴻山記念館・東門入口
photo stock 10 栗の小路
photo stock 11 栗の小路
2018年5月26日撮影
小布施町は、「花の街」「栗の町」として地元では有名ですが、小さな町ですのに、年間にすれば結構な観光客が訪れているようで、その人気も評判が良いようです。
ちょっと長野にいらっしゃって、その近在にも行きたいのだが……、とおっしゃられたら、一番にこの「小布施町」をご紹介させていただきます。
我が「松代町」も、確かに真田十万石の城下町と言われ、江戸時代の文化遺産が多数遺っていますが、一般的な観光客さんは、そこの地元産のグルメやスイーツ、また景色全体の雰囲気、そして土産品などに目を奪われると思いますので、私見ですが、そうなると残念ながら「小布施町」に軍配があがるのではと、なってしまいます。
で、先頃もこのblogに載せましたが、もう一度ご紹介させていただきます。
photo stock 12 岩松院の天井絵「八方睨み鳳凰図」=葛飾北斎晩年の作品
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