Buzz
10年代のアルバムの個人的セレクトを
3つ前の稿で投稿させていただきました。
それぞれについて
独り言をしてみようかなと。。。
完全に個人的趣味ですね。
書き留めておこうと
なので
あまり読んでも。。。
な感じなので
飛ばしていただいても
字多いし。きっと。
ちなみに
10年前にも同じことやってて
では
2010年
「Contra」Vampire Weekend
ヴァンパイア・ウィークエンドって独特な音作り
革新的新しさというより
スーッと自然に溶け込むように
新しいことやってたよなぁ
なバンド。
このアルバムもそんな感じです。
柔らかいというか、優しい音作りな感じ
スーッと10年代を代表するアーティスト
個人的に2018年初めてライヴを
フジロックで観ることができて、
2011年
「Born This Way」Lady Gaga
10年代頭は彼女の時代。
時代を席巻してました。
レディー・ガガを知っている日本人
多いと思うんですが、このアルバムが
出た頃、1番知られたと思います。
デジタル音を軸にパワフルな印象ですが
楽曲そのものが、凄くいいです。
なので、当時としてはド派手な
振る舞い、ステージングがさらに
引き立ったのかなと。
個人的にその絶頂の時にライヴを
観ることができたことは、貴重な体験です。
2011年
「Noel Gallagher's High Flying Birds」Noel Gallagher's High Frying Birds
ノエル・ギャラガー初ソロ作品である本作
完全に個人的な思い入れのアルバムで
セレクトにさせていただいたのですが
やはりノエルの音凄い
というのを思い知ったのも事実。
このアルバムの2年前に伝説のバンド
Oasisが無くなり、
そのメインソングライターであった
ノエルの初ソロ
メロディメーカーとしての凄さを
思い知ります。やっぱ凄い。
個人的に何回かソロのライヴ観てますが
やはり、このアルバム発表後の
フジロックが印象的でした。
2011年
「Colour Of The Trap」Miles Kane
マイルズ・ケインのソロのファースト
かなり個人的趣味でのセレクト
絶対、雑誌とか入ってないよなぁ。
しかし、このアルバムの
心弾むような音。飛び抜けてます。
彼を知ったのは、Arctic Monkeysの
アレックス・ターナーとのユニット
Last Shadow Puppetsなのですが
このユニットが凄かったのは
アレックスだけで無く、
マイルズも凄いからというのが
このソロ作品を聴いて実感しました。
1つ前に書いたノエルもこのアルバム制作に参加してる
とのことで、やはりマイルズ・ケイン
只者では無い。
個人的には、彼のこのライヴが印象的。
2012年
「Born To Die」Lana Del Rey
美しい顔をして、妖艶に破滅的な事を
放つアーティスト。
ラナの登場は、インパクト大でした。
デビッド・リンチの映画が
音になったような。
彼女の声は、とにかく巻き込む力とでも
言うべきか、凄い能力に感じます。
そんな彼女のファースト。
やっぱ巻き込まれました。
しっとりとゆっくりと。
2012年
「Phase」Rovo
Rovo、1番観ているバンド。多分。
数えて無いけど確実。
鬼神6人が放つ音は人力トランス
宇宙の果てに連れて行くパワー
本作品は10作目で新たな代表作と個人的
に勝手に思ってます。
とにかくRovoはギアが入ったらそこからの
スピードがとんでもないです。
このアルバムはそれが凄く感じれる感覚。
ライヴではそのスピードに乗り
一気に宇宙の果て。そして揺れます。
ライヴ沢山観てるから、このブログでの
投稿多いですが、ここにリンク貼るとしたら
2013年
「AM」Arctic Monkeys
もう訳わからんってくらい
いっちゃってる作品な気がしてます。
何をイイと言えば良いのかよく分からない
感じ。
Arctic Monkeysはそういう領域。
若くして成功を掴んだ彼等が向かった音
その1つの到達点なのかなと。
最初サッパリ分からなかったんです
この作品。しかし何回か聴いてたら
抜け出せない。凄く惹かれている自分に
驚きました。デビュー時に時代を作った
スピード感とは真逆。
1つのバンドがここまで出来るのは奇跡。
個人的にはこのライヴが印象的でした。
2014年
「Sonic Highways」Foo Fighters
フーファイが、全米8都市を回り
各都市で1曲ずつ録音して作っていった大作。
各地所縁のアーティストと組み。
アメリカの歴史が詰まっている感じです。
そしてこの作品でフーファイは
王座に君臨したのかなと。
今では王者な貫禄。でもフロントの
デイヴは気さくなんですよね。
個人的に思い入れの大きい作品で
ライヴで聴けた時嬉しかったなぁ。
フジロックで玉座(?)に乗った
デイヴが印象的でした。
2014年
「Morning Phase」Beck
Beckの凄さって伝わりづらいというか
なんかスッゲーのに主張してないから
周りの濃さに見えづらくなってますが
やっぱ凄いんだよなぁ。
この作品はその最たる作品のような。
優しくて静かな音。心が鎮まる。
こんな音も出せるなんて。
なんだろこの凄さ。よく分からない。
でも本人は飄々としてて
何が良いんだろうね。僕の。
的な最近の発言にもやられてます。私。
このライヴをリンク貼ってみます。
2014年
「You're Dead」Flying Lotus
単純に革新的。10年代やはり
フライング・ロータスは外せないです。
電子とヒップホップとジャズの融合。
全く新しい。本作品には凄いアーティストが
沢山関わってて、さらに本人の別人格の本人が関わっててる
って言うんだから。何それってなっちゃいそうですが。
そんな突っ込みどうでもよくなっちゃいます。これ聴いたら。
個人的にはこのライヴで観れましたが、ライヴも革新的だったなぁ。
2014年
「GIRL」Pharrel Willams
スマートに音楽界を席巻してしまった感
のあるファレル。
彼の放った本作品の勢いは凄かった。
明るくハッピーにさせる能力は天下一品。
それが詰まってます。この作品。
ファレル音楽だけでなくお洒落でセクシー
確か同じ歳。凄い同級生だ。
このライヴも凄かったなぁ。
2015年
「Franz Kafka's South Amerika」 dCprG
先日、20周年ライヴのあったDC/PRG
彼等のdCprG時代のオリジナルアルバム
Date Course Pentagon Royal Gardenから数えて
通算5作品目。
このアルバム。JAZZの凄さをまざまざと感じるだけでなく
唯一無二のグルーヴを凄く感じられる作品。
凄腕ミュージシャンの音が
狂った指揮官により調合され、
とても濃密な音体験。
魔力があります。
好きなんだよなぁ。
このライヴかな。リンク。
2015年
「To Pimp A Butterfly」Kendrick Lamar
今、最も影響力のあるヒップホップアーティスト
それは彼。ケンドリック・ラマー。
彼が頂点に輝いた決定打。
そんな作品が本作品。
単純に聴き応えがあるんですよね。
エネルギーが凄いんだよなぁ。
次の作品で非クラシック、非ジャズだ
初めてピューリッツァー賞取ってたりして、凄い。
今、王者です。
フジロックで観た彼のライヴも凄かった。
2015年
「The Epic」Kamasi Washington
カマシ・ワシントンは完全に
ジャズ界の寵児。
彼のファーストであるこの作品。
3枚組の大作。
ジャズを堪能できます。
10年代、特に後半、ジャズに勢いがあったのは
彼とその作品が一翼を担っていたのは
間違いありません。
こん投稿をリンク貼ってみます。
2016年
「★」David Bowie
2016年に入っていきなりの喪失。
ボウイ 逝去。
その直前、飛び切りの作品を置き土産に。
この作品はボウイが亡くなる
2日前に世に放った彼の最後の作品。
常に時代の先端を走っていたボウイ 。
最後の作品にしても
それに変わりは無く
この作品では大きくジャズを取り入れ
まったく新しい音
時代に敏感なのは衰え知らず。
稀代のスーパースターは
最後にとんでもないものを生み出して
星になりました。
この投稿のリンクを貼ります。
2016年
「幸福」岡村靖幸
この作品は、イイ曲だけを集めて作った
ベスト盤ののうな良さがあります。
カラフルでポップで
欲望とか感覚に素直で躍動感溢れてます。
すごく昔から知っているアーティストですが
この作品、好きです。
ライヴでの岡村ちゃんも良かったです。
2017年
「Everybody Wants」The Struts
2017年、このバンドにハマりました。
チープで、グラマラスで
この時代なのに、ロックなツアー生活がイメージ出来るほどの
コテコテ感がある所も、なんか良かった。
ヴォーカル力が半端無くて
なかなか無いですよ。これだけの声量。
それに馬鹿騒ぎ感があって単純に楽しい。
この馬鹿騒ぎ感でしばらく突き進んで欲しいです。
昨年初めてライヴ観ることが出来て良かったです。
2018年
「Sugar」浅井健一&The Interchange Kills
最近のベンジー のライヴで必ず盛り上がる曲が
このアルバムから披露される曲です。
剥き出しのロックンロールを体現したかのような作品で
カッコいい!それに尽きる。
このライヴです。リンクは。
2018年
「A Brief Inquiry Into Online Relationship」The 1975
停滞感のあったロックに
新たな鉱脈とういか、
10年代唯一と言っていいインパクト
今、ロックは彼等が1番勢いがあるのでは。
時代とマッチ な感じです。
昨年のライヴも勢い感じました。
実質、この日のトリな感じ。
2018年
「Dirty Computer」Janelle Monae
このアルバム。シンプルに美しい音。
彼女の美しさがそのまま反映されたかのような。
弾けるリズムに力強い声がのると
唯一無二の素晴らしさ。
多才であり多彩。そんな感じ。
フジロックでのライヴ
ヤバいくらい良かった。
2019年
「When We All Fall Asleep, Where Do We Go?」Billie Eillish
年末に沢山書いてしまったので
同じようなことしか書けませんが、
やはり彼女の登場とこのアルバムは
10年代最大のビッグシング。
10年代唯一と感じてしまう程。
時代に合うとか時代に寄り添うとかじゃなくて
時代を作っている
そんなアルバム。
静かにダークに淡々と、そして美しく。
昨年もあまりの凄さに
年末待たずにブログ投稿したもんなぁ
2019年
「7 EP」Lil Nas X
アルバムではないんですけど
セレクトしました。
名前を知っている程度だったのですが
夏に薦めていただき、聴いたらハマりました。
なんたかんだ聴きやすいんです。
音楽として。
収録されている
Old Town Roadは昨年ビルボード
連続19週1位という歴代1位の記録を
作ってしまう程。
ヒップホップとカントリーがミックスされてたりして、やっぱ単純に音楽として
イイんですよね。この曲。
NINの曲をサンプリングしているとことか
個人的に◎
サンプリングした音にラップをのせ
縦横無尽にやってる感じがイイです。
ぷはー
楽しかった。
これ
完全に個人的な趣味の投稿だな
こりゃ
10年後が楽しみだ
また
◆ ShadowAirTune ◆
「 Blackstar 」 David Bowie
なんだかんだで、Bowieの『★』が
10年代の音を映し出していたような、
そんな気さえします。
タイトル曲である本曲
アルバムの1曲目で
凄く綺麗な曲です。
触れると崩れてしまいそうな。
このアルバム、曲が出てそろそろ4年
逝去されてからも4年
未だに凄さを感じてしまいます。