雑文の旅

猫爺の長編小説、短編小説、掌編小説、随筆、日記の投稿用ブログ

薬九層倍

2013-07-22 | 日記

 前回は、「坊主まる儲け」を取り上げたが、今回は「薬九層倍」で、江戸時代の冗句(ゴロ合わせ)慣用句。 薬と言うものは、草や木の根や葉など、これまた元手がかからないものが多い。 元手「材料費や人件費」が100円位の物でも、その9倍の900円はするというもの。
 
 これを現在に置き換えれば、サプリ30層倍なんてのはどうだろう。 たかだか材料費(殆どデンプン)や容器、人件費、高額な広告費を入れても300円以下で作れるものを、もったい付けて9000円以上の値段で通信販売している。 所得税込み、送料込でも8000円の儲けがあるというもの。

 ・・・・・・・・・言葉のマジック・・・・・・・・・

 しじみ60個分のオルニチン ・ しじみから抽出したものでなく、別のものから作ったオルニチン
 
 50種類もの栄養素 ・ ドラム缶満杯のつなぎに、耳かき一杯づつの栄養素50種類かも 

 売上ナンバーワン ・ どこの何製品に比べてとは言っていない。 自社の製品の中でかも

 発毛専門 ・ 自社の製品は、発毛をうたった製品だけだということ。 発毛を保障するものではない

 発毛コンテスト ・ 発毛に自信があれば、コンテストなんか不要。 成果があるなら、それは製品の成果なのに

 ・・・・・・・・・ホームレス・・・・・・・・・

 今日、買い物帰りに100円ショップ「キャンドゥ」へ行ってきた。 結構大きくてがっしりしたランタンがあったので倉庫用に買ってきた。  単三電池4個で結構明るい。 何よりもスイッチが軽くて、しっかりしている。 こんなのを持ってキャンプがしたいが、精々街中の公園の隅にテントを張って、ホームレスと間違われて叩き出されるのがオチ・ (写真参照)

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