今年の秋は紅葉が遅く、その分長く楽しめるようです。
高架を通る電車の窓から眺めると、黄金色に色づいた銀杏の木があちこちにあって、銀杏の存在感がはんぱない。
この季節って、こんなに見事に黄金色に染まるのかと、あらためて感動しています。
銀杏の黄金色、好きだなあ。
なんたって黄金よ。
見てるだけで、すんごくお金持ちになった気がしませんか?
こっちにも黄金、あっちにも黄金、世界は黄金だらけ。
本当に世界は黄金に満ちていて、豊かで幸せな気分になります。
国立は若い頃住んでいた街なので、時々でかけていきます。
あの頃と街の様子はすっかり変わってしまったけど、春の桜と秋の銀杏は変わらずにあります。
今年は特に、銀杏の季節が長く続いているようで嬉しい。
ちょこっと散歩に行こうと思ってでかけると、毎回、国立の駅前から富士見台団地の端まで行って帰ってくることになります。
この大学通り、そもそも飛行機の滑走路としてつくられたのだという噂があって、南北にまっすぐ1500mも続く幅広(40m)の道路は、やっぱりどう見ても滑走路です。
「国立郷土文化館」のHPに「大学通りと飛行機」と題して以下の文章が掲載されていますので、興味のある方は見てみてください。
https://kuzaidan.or.jp/province/curator-info/20180423/
「昭和2年の東京・軽井沢間航空便の第2回目の試験的飛行では、国立を経由した飛行計画が宣伝されており、「廿四間道路を滑走の上離陸」(資料3)と大学通りを滑走路として使用する計画が含まれていました。」
とあります。
この記事の中には、大学通りの上空を低空飛行している複葉機の写真もあります。
タイムトラベルできるなら、ここを複葉機が離発着する様子をぜひ見てみたいものだと思います。
私が小学生の頃、担任の先生が国立に住んでおられたので、友人たちと訪ねたことがあります。国立の駅を降りると、どこまでも松の並木が続く辺鄙な田舎町でした(たぶん旭通りだったと思う)。
あれから70年近くの時間が経ちましたが、国立の街が大学通りの並木と共に健在であるのは嬉しい限りです。
(国立はにゃんこも大事にする街にゃ)
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