「僕たちの戦争」荻原浩 2004双葉社
『小説推理』2003年06月号~2004年02月号、加筆訂正
現代と戦中の青年の価値観の違いと、入れ替わった社会への認識に笑う。
始まりは楽しかった。
飛行機乗りと回天という同じものを扱った『永遠のゼロ(2006 百田尚樹)』があるが、『僕たちの戦争(2004)』の方が先だった。
さて、ラストが曖昧にされているのだが、現れたのはどのケンタなのか。
そして、そのケンタは生きているのか。
ラストのやるせなさ。
ああ、8月15日発行なのか。追悼なのだろうね。
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