「「臨死体験」を超える 死後体験」坂本政道 2003ハート出版
モンロー研究所、ヘミシンク
音響による催眠誘導なので、宗教的に利用されると非常に危険。
なんていうか、ゲーム的な感覚がする。
RPGなんかでも意識が身体から離れたような体験をした人もいるんじゃないだろうか。
著者には非常に有用だったように見受けられるが、内容は全て願望で片付けられる。
ルーシッド・ドリーム(明晰夢)=夢だとわかっていて見る夢、内容を弄ることができる。
私の夢は半分以上これですよ。
キャサリン、オーラが見える、予言・予知、バイ・ロケーション(生霊、魂分離)
ジョー・マクマネグル、リモート・ビューイング(遠隔視)
7つのチャクラ、第8のチャクラ
トータル・セルフ(全自我、守護霊、ガーディアン)
他の宇宙生命(の高次霊)との交信(フォーカス34・35)~
もうね、SF小説。ペリー・ローダンシリーズですな。
これで小説なら「宇宙人に利用されていた」なんて落ちがつくんでしょうね。
フォーカス10~15はありそうな気がしていましたが、フォーカス27に至っては宗教臭が鼻につきます。
この構造は宗教的背景を感じないわけにはいきません。
で、そこではいかにも安っぽい(人道的)救済的なことをしてますが、私なら死刑囚とかを思い描く(見つける)ような気がする。
「イマジネーションの産物ではないのか」著者もそう思っていたと言ってます。
体験を繰り返すうちに、その強力なイメージ(願望実現)が自己催眠で信心を強化してしまうんでしょうね。
やっていることは「モンローの真似」レールの上をなぞっているだけですよ。集まってくる人はモンローを知り、その著作を読んでいる人ばかりなのですから。互いに同じ土俵の上で話し合っているだけ。話が合って当たり前。そして互いに全てをそれに合うように解釈する。
はいはいっと。
娯楽だと割り切ってやって欲しいね。なんか宗教ぽくって気持ち悪い。
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