「ゴールデンスランバー」伊坂幸太郎 2007新潮社(2009年17刷)
2008年~山本周五郎賞、本屋大賞~
え~とね、国民から選ばれた総理が暗殺されるのね。
犯人の濡れ衣を着せられた男が逃げるのね。
結局、真相は明らかにならないのね。
でもおもしろいのね。
はらはらどきどき。
これはどうなの、と思うようなこともちゃんと書いてくれるので納得して読めます。
お父ちゃんの痴漢嫌いが素敵です。
人生の中では人を殺さざるを得ない状況はあるかもしれないが、痴漢をせざるを得ない状況など存在しないと。
まあ、なんかね、「異常時に『信用』できる他人」ってのもね。うん、私はどんどん疑うわ。うらやましい。
『たいへんよくできました』
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