おかまのよろめき

現役おかまのお店日記&趣味のはなし

ツグミちゃん

2013-05-23 22:06:35 | Weblog
昨夜早い時間に現れた女装子のツグミちゃん

何だか沈んでる様子

もともと大人しいタイプで積極的に喋ることはないが

この夜は一段と暗い表情だ

何があったのか尋ねてみたが重い口を中々開こうとしない

彼女の性格は内向的でいつも心を閉ざしている様に見える

きっと人には理解してもらえぬ闇が存在するのだろう

その扉を無理にこじ開け様とは思わないが

せっかく遊びに来たのだから笑顔を見せて欲しい

嫌な事があったのならぶちまけてスッキリして欲しい

やっと開いた口からは「今月中に実家に帰るかもしれない」

と悲しいお知らせが…

更に自分は躁鬱病だとも告白

これまで仕事も住む所も何度も変えて来た

自分が嫌いで死ぬ事も考えたそうだ

女装は、そんな自分からの逃避らしい

彼女は今の所も引き払って田舎に帰るつもりだと言う


そんな重い話を聞いている所へ新人の女装男子ぺぺが出勤して来た

ツグミちゃんの表情が一気に華やいだ

彼女はぺぺが気に入ってる様だ

おどけるぺぺに目を細めるツグミちゃん

ツーショット写メを撮ったりアドレスを交換したり嬉しそうだ

帰りの電車の時間が迫っている

ツグミちゃんは名残惜しそうにドアの向こうに消えた

ぺぺと触れ合って少しは元気になってくれたかしら
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虐待?

2013-05-22 19:46:33 | Weblog
今日も日中は暑かった様だ

朝夕がまだしのぎやすいので昼間寝ている身にはそれが実感できない

しかし今日は開け放した窓の向こうから子供が激しく泣き叫ぶ声で昼に目が覚めた

尋常ではない泣き方だ

嫌な思いが頭をよぎる

まさか虐待されているのだろうか

耳を澄まして子供以外の声や音がしないか神経を集中するも

聞こえて来るのは男の子の火が点いた様な泣き声だけだ

数分過ぎてその声は何かに遮られて微かな音になった

きっと家人が開けてた窓を閉めたのだろう

小さくなった泣き声は相変わらず続いている

さっきよりも想像を逞しくしてしまう私

近所に幼児虐待を疑われて通報されない為に窓を閉めたが

部屋では更に酷い仕打ちを行っているのではないだろうか

育児ノイローゼの母親が目を吊り上げて子供を虐める姿を想像して苦しくなる私

周りのお節介なオバさんが心配して、そのお宅を訪問しないかしら

思いを巡らせていると、女性二人の和やかな声が聞こえてきた

片方は泣いていた子供の母親で、もう片方はお祖母ちゃんらしい

子供もグズッていたが、すぐにそれも止んだ

きっと出掛けていた母親恋しさに幼い子供が泣き出したのだろう

お祖母ちゃんが何とかあやすが効果なし

ただただ母親の帰りを待っていたのだろう

良かった虐待でなくて

ホッとした私はそのまま深い眠りについたのだった
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風邪?

2013-05-20 20:00:36 | Weblog
土曜日の仕事を終えて迎えた日曜日の朝

お天気も良く電車を乗り継いで地元駅のホームに降り立った

その時、急に寒気に襲われ待合室へ駆け込んだ私

電車内では特に体調に変化はなく気持ち良く眠りこけてたのに

とにかく少し休憩して行こうと思ったが西友の前から出るバスの時刻が迫っていて

仕方なく改札を抜け空中回路に歩を向けた

ところが脇から入って来るそよ風に俄然わたしの悪寒は酷くなり

お日様も出て暖かそうな陽気の中わたし一人が身震いしていたのである

バスよりも何か温まれる場所

そうだ間もなく7時

箱根そばが開く

あそこで熱々のお蕎麦を食べよう

そうすればきっとこの震えも治まるはず

大袈裟な様だが気力を振り絞って私はバス停とは反対に歩を進めた

あまりの悪寒で途中うずくまりそうになったが何とか店の前に

やっとの思いで辿り着いたのに、まだ開店前だった

まさか日曜日だからって遅い開店とか?

確かめると7時になっている

私がガラス扉から中を伺ってると男性スタッフが入口の自動ドアを開けた

助けを求める様に券売機の肉そばといなりのボタンを押す

私の後からも何人かのお客さんが続く

2個セットのいなりだけ注文のオバちゃんも居る

テーブルの上には病院の紙袋

薬をのむため何か胃に入れておきたいのだろう

温かい蕎麦のお陰で冷静に他人を観察できるまでに回復した

さて次のバスは…

店を出て歩き始めたら急にお腹の調子が

悪寒の次は下痢、風邪をひいてしまったのだろうか
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突然寒気が

2013-05-19 22:10:31 | Weblog
金曜日に体調が悪くなったまま営業をし

少し持ち直した土曜日

臨時ヘルプのEさんや

遊びに来た新人のペペにも手伝わせて

何とか無事に定時に閉店する事ができた

週末はだいたい延長が当たり前で

この夜も覚悟はしていたけれど

早い時間に忙しさのピークが来て

後半は尻すぼみとなった

近所のお店も軒並み早仕舞いしていて

こんな日はさっさと帰りましょうと

看板の灯りを消した


やや風があるが、お天気の良い日曜日

中央線も空いている

イヤフォンからは懐かしアイドルの歌が聴こえてきて

体調も持ち直していたので

そのまま眠りこけてしまった

新宿で小田急線に乗り換えて

再び眠りを貪っていたら

あっという間に地元駅に到着

ドアが開いてホームに降りた途端

肌寒さに軽く身震い

急いで待合室に駆け込んだ

日差しもあるし、寒い様子はないのに何故?

もしや風邪ひいているかも…

不安はすぐに確信に変わった


間もなく7時と言う事もあり

駅前の「箱根そば」で暖かいモノでも食べて

何とか身体を温めようと店へ向かったのだが

途中吹きっさらしの場所があって

そこを通った時に悪寒が止まらないのだ

ヤバイ、寒気がして歩けない

もしかしたらその場にしゃがみこんでしまうかも…

でももう少し、あと少しと自分を奮い立たせながら

頑張って店の前まで来たら…

ガーン!!!

まだ閉まってるではないか

もうやだ~

ホントその場にうずくまりたくなった







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体調の悪いまま金曜日営業へ

2013-05-18 17:44:38 | Weblog
昨日の朝、食材を買い出ししようと

地元の西友に向かったら

入口で5~6人の警察官がひとりの女性を取り囲んでいた

女性は30代半ばくらいで

手には1万円札と5千円を握りしめていた

おそらく万引きをして警察を呼ばれたんだと思う

彼女は特に言い訳をするでもなく

警察官に何か言われているのを

ただ黙って聞いている感じだった

その様子をじっくり眺めている時間もなかったので

すぐに店内で買い物を済ませて

店を出たら既に警察官や彼女の姿はなかった

近所の交番まで連行されたのだろうか


アパートに帰って

西友で買ったお弁当を食べた

あさりの炊き込みご飯に筍などの煮物のおかず

それにサラダ

食事のあとのお約束で一緒に買ったお菓子もバクバク

いつもこんな調子だから痩せられるはずがない

そしてテレビを見たあと爆睡

毎度のことだ


夕方目が覚めたら何だか具合が悪い

食べ過ぎたかしら

それとも…

膨満感と軽い嘔吐感

それでも出勤の支度をしてアパートを出た

電車に揺られている時も何だか気分が優れない

軽く悪寒もしてくるではないか

やだ調子悪いわ、金曜日で忙しいだろうに…


営業開始してすぐにお客様が何組も来店で

お店はすぐに賑やかになった

接客中に具合の悪さはピークに達した

何度かトイレに駆け込み

常備している薬を飲んで様子を見た

ちょうど接客していた男性が咳をしていて

それもうつされた可能性がある

最悪

いつもより少しだけ閉店時間を早めようと思ったが

こんな日に限って遅くにお客様がお見えになる

結局延長一時間後に閉店

後片付けを終えて帰宅の途に…

土曜の朝の小田急線はハイキングや登山に向かう

大きなリュックを携えた乗客が目立つ

それを眺めながら深い眠りに落ちた


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