幼なじみに電話して

出勤電車内にて更新している

脳梗塞で三ヶ月間入院していた幼なじみのＮが

先日退院して自宅療養となった

本人から私の家電に連絡があり

留守番メッセージが何度か入っていたが

ナンバーディスプレイ契約をしておらず

以前聞いた彼の携帯番号のメモも

5月の大掃除の時に何処かへやってしまい

連絡する事が出来ないままだった

忘れていた彼の実家の電話番号を思いだし

恐る恐るかけてみたら年配の女性が出た

きっとＮのお母さんだろう

料理上手な人で看護師さんだった

Ｎの携帯番号を聞いたら

その時に初めて退院した事が分かったのだ

翌朝その番号にかけると

少し聞き取り辛いＮの元気そうな声が帰って来た

去年の暮れに、数年ぶりに電話で話して以来だ

聞くと脳梗塞は2回目で

前回は大した事はなかったらしいが

今回は右半身に痺れが残っているらしい

その痺れが痛みとなって夜は熟睡出来ないとか

リハビリを頑張れば改善されると

医師からも励まされたらしい

店の上階に住む女性も脳梗塞を患い

懸命なリハビリによって

かなり回復している

そんな話をしてＮを元気付けたのだった

2回目の脳梗塞と言う事で

本人も大変落ち込んでいるだろう

私の父も脳梗塞になっているので

私自身も他人事とは思えず

もしかしたら明日そうなるかもしれない

電話の向こうの幼なじみに

一日も早く回復する様に心から願うのだった