夏木広介の日本語ワールド

駄目な日本語を斬る。いい加減な発言も斬る。文化、科学、芸能、政治、暮しと、目にした物は何でも。文句は過激なくらいがいい。

宇宙エレベーターの夢、もっと身近にならないか

2012年07月09日 | 文化
 上空10万キロと地球を繋ぐ宇宙エレベーターの構想がある。月と地球の距離の約4分の1だそうだ。その遠さは素晴らしいが、時速250キロで約1週間掛かる。それで完成目標は2050年。もちろん、私は生きていないが、現在40代の人でもなかなか難しいだろう。
 目標とする10万キロではなく、その4分の1の2万5千キロだって凄いではないか。まあ、技術的にそれほどは変わらないのだろうが、1週間も掛からなくて済む。いや、2万5千キロでなくて、1万キロだっていいじゃないか。それでもエベレストよりも高いのだ。
 そうした施設が世界各地にある事で、人間はもっと高邁な考え方が出来るようになるのではないだろうか。

 折しも、ヒッグス粒子の存在がほぼ確実になった。宇宙の成り立ちの解明にも繋がると言う。
 それに比べて、人間の考えの何とちっぽけな事。尖閣諸島の周辺に海底資源が豊富にあると分かった途端、中国と台湾が領土権を主張し始めた。そして今回の日本政府の動きを牽制しようとしている。また野田総理も馬鹿な事をするものだ。どうも人気取り政策らしい。東京都が莫大な民間からの寄付金を集めた今頃になって、のこのこと出て来て、一体何様のつもりなのだろう。

 こんな目先の事しか見えていない連中ばかりだから、宇宙エレベーターの計画が余計に素晴らしく見えて来る。


1 コメント

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意味がないのでは? (流蛍)
2012-07-09 20:37:15
冗談でおっしゃっているのでしょうが、宇宙エレベータが仮に建設可能だとしても、いったい何のために? 
莫大な経費をかけて、何を得ようというのでしょう。コストパフォーマンスがあうわけがないですよね。

それに地球の気象が狂わされます。

ヒッグス粒子の存在もいかさまでしょう。
こういう「話題」をぶち上げないと、研究に予算がつかないからやるのです。



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