なのはな村通信 (都城市 社会福祉法人なのはな村)

宮崎県都城市「社会福祉法人なのはな村」理事長・フジサキが発信するブログ。日々のよしなしごとを、つれづれなるままに。

お知らせ

2013-02-19 16:09:03 | インポート

お知らせ、です。

 

千葉さんの講演は、何年か前に宮崎で聞きました。

ベンツ・ラワーセンさんと、いつみ・ラワーセンさんには、昨年、なのはな村でデンマーク事情を話していただきました。なのはな村の大事な友人です。

迫ってからのお知らせで、申し訳ありません。

参加しなきゃ、損しますよ。

 


椎茸の駒打ち 2月18日

2013-02-18 17:33:25 | なのはな村日記

少し雨が降っていますが、農場班、椎茸の駒打ちの仕事を決行。

玉切ったクヌギの原木に、ドリルで穴を開け、コルク状に固めた椎茸菌を、トントンと打ち込みます。

 

お祭でやりたいとても楽しいしごとなのですが、今年は量が少ないので、農場班の仕事として請け負っていただきました。

フジサキは、講師として参加。ここ2,3年やっていなかったので、知る人がフジサキくらい。だから、えばってよいのです。

 

 

でも、みんな飲み込みが早く、えばる場合ではありませんでした。さっさか片付けられてしまい、昼からは、フジサキは事務室に追いやられてしまいました。

 

椎茸が収穫できるまで、時間はかかります。

山に木を植えて、3代先の子たちのために働くようなものです。(ちょっとオーバーですが、でも1年では決算は出来ないのです。

そんなことを理解してくれる人が、少なくなりました。 

 

 


土曜日・日曜日

2013-02-18 17:03:03 | なのはな村日記

土・日、少しゆったりと・・・。

 

先だって、調子に乗ってチェンソーを振り回した結果、難聴が超難聴になってしまって、電話の受け答えも出来ない状態、です。でも、まあ、1週間も薬を飲んだら大丈夫とのことですから、御心配なく。

 

土・日は静かに過ごそうと、なのはな村農場と、その周辺を散策。なのはな村の中を流れる風に、身を委ねます。

 

畑の周りには、椿の樹が何本もあります。

毎年、椿油を絞ろうと画策するのですが、その頃は草茫々で、実を拾うどころではありません。隠れているマムシも気になりますし、ね。

椿の蜜を吸ったことがありますか。

黄色い花粉で、シャツを汚したりして。

 

きれいな写真ではありませんが、コンクリートの割れ目から、命をもたげた「においすみれ」

山野草のお店に行くと、1鉢に結構な値段が付きます。

なのはな村農場では、ありさんがせっせっと種を運んで、あちこちから芽を出します。

フジサキの住居は、寝たっきりの老犬(プーノ)の臭いと、においすみれの匂いに彩られた御殿です。

 


満開の梅の花 2月15日

2013-02-15 11:58:01 | なのはな村日記

 

梅の花満開! なのはな村農場です。

今年は、梅の当たり年の予感がします。

週末あたり、樹の下にゴザでも敷いて花見酒、産みたての卵をこっそり盗んで、フキノトウも、野蒜も、芹も調達できます。

どなたか御希望の方がいらっしゃったら、フジサキお付き合いしますよ。

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手前の赤い葉っぱは、3年目のブルーベリー。お手入れをしっかりしてあげて、夏の実りのときを楽しみに待ちます。野鳥さんたちは、待たなくて良いですよ。

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山の端にしがみつく様に建っているのは、歴史あるなのはな村の鶏舎。

なのはな村と名づけたこの土地で、フジサキがまず始めたのは、土地を耕すこと、ニワトリを飼うこと。

「自然養鶏法」中島正先生の教えどおり、隣の山から孟宗竹を切ってきて組み立てようとしたフジサキに、待った、の一言。なのはな村の最初の理解者・設計士の村崎さんです。

「台風銀座の都城では、それは持ちませんよ。」「お金ないですよ。」「私に任せてください。」と、村崎一家(土木屋さん、大工さん、左官屋さん・・等々)を総動員。みんな、ボランティアでやります。ということで、立派な鶏舎が建ってしまいました。築26年になりますが、まだしっかり建っています。

 

もう亡くなられましたが、自閉症の子の父親でもある村崎さんには、本当に色んな事を教わりました。当時、小学生だったT君にも。思い出します。初めて我が家(施設ではありませんでしたので)に泊まったT君、食事に出したゆで卵をあっという間に食べました。そう、そんなに好きなの、ということでどんどん出すと、どんどん食べてしまいます。翌日、迎えに来た村崎さんにその事を話すと、「Tは嫌いなんですよ、良く吐かなかったな。」と、呆れ顔。

フジサキ、思い出すと今でも顔が赤らんでしまいますが、T君は自閉症の講師として実に有能でした。T君と同様に出会った一人一人が、有能な講師でした。Yっこさんは、今でもフジサキを教え諭してくれます、が。

 


アメニティーフォーラム

2013-02-13 12:41:22 | なのはな村日記

写真: 後1時間でスタンバイ。
緊張してます。

 

アメニティーフォーラムに、参加して来ました。

 

オープニングの「詩人が惚けるとき」(谷川俊太郎)までは、フットワーク軽く、調子良かったのです。フジサキ、若い頃、谷川俊太郎の詩を口ずさんでいました。

また、息子のピアニスト谷川賢作は、かつてなのはな村でコンサートをしましたし、聞き手の小室等の歌も好きですし・・・。

 

生きる

生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木もれ陽がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみをすること
あなたと手をつなぐこと

生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス
すべての美しいものに出会うということ
そして
かくされた悪を注意深くこばむこと

生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ

生きているということ
いま生きているということ
いま遠くで犬が吠えるということ
いま地球が廻っているということ
いまどこかで産声があがるということ
いまどこかで兵士が傷つくということ
いまぶらんこがゆれているということ
いまいまが過ぎてゆくこと

生きているということ
いま生きているということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ

 

少し、フクシマへの思いとも重なります。

 

さて、さて、今年も内容の濃いプログラムです。ほとんど休息なしで、朝から深夜まで。

ホテルの窓から眺める、雪山と、琵琶湖。

優雅でしょう、と、言いたいところですが、窓のこちら側ではカップ蕎麦とおにぎりのお昼ご飯。

 

行政説明に不満は残りましたが(何も決まっていないということで、今からどうにでもなるという風に、解釈しましょう。)、学生時代にもしたことがない2泊3日の充実した勉強の時間でした。

今後のなのはな村に、どれだけのことを活かせるか、ではあります、が。