なのはな村通信 (都城市 社会福祉法人なのはな村)

宮崎県都城市「社会福祉法人なのはな村」理事長・フジサキが発信するブログ。日々のよしなしごとを、つれづれなるままに。

アメニティーフォーラム

2013-02-13 12:41:22 | なのはな村日記

写真: 後1時間でスタンバイ。
緊張してます。

 

アメニティーフォーラムに、参加して来ました。

 

オープニングの「詩人が惚けるとき」(谷川俊太郎)までは、フットワーク軽く、調子良かったのです。フジサキ、若い頃、谷川俊太郎の詩を口ずさんでいました。

また、息子のピアニスト谷川賢作は、かつてなのはな村でコンサートをしましたし、聞き手の小室等の歌も好きですし・・・。

 

生きる

生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木もれ陽がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみをすること
あなたと手をつなぐこと

生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス
すべての美しいものに出会うということ
そして
かくされた悪を注意深くこばむこと

生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ

生きているということ
いま生きているということ
いま遠くで犬が吠えるということ
いま地球が廻っているということ
いまどこかで産声があがるということ
いまどこかで兵士が傷つくということ
いまぶらんこがゆれているということ
いまいまが過ぎてゆくこと

生きているということ
いま生きているということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ

 

少し、フクシマへの思いとも重なります。

 

さて、さて、今年も内容の濃いプログラムです。ほとんど休息なしで、朝から深夜まで。

ホテルの窓から眺める、雪山と、琵琶湖。

優雅でしょう、と、言いたいところですが、窓のこちら側ではカップ蕎麦とおにぎりのお昼ご飯。

 

行政説明に不満は残りましたが(何も決まっていないということで、今からどうにでもなるという風に、解釈しましょう。)、学生時代にもしたことがない2泊3日の充実した勉強の時間でした。

今後のなのはな村に、どれだけのことを活かせるか、ではあります、が。