なのはな村通信 (都城市 社会福祉法人なのはな村)

宮崎県都城市「社会福祉法人なのはな村」理事長・フジサキが発信するブログ。日々のよしなしごとを、つれづれなるままに。

満開の梅の花 2月15日

2013-02-15 11:58:01 | なのはな村日記

 

梅の花満開! なのはな村農場です。

今年は、梅の当たり年の予感がします。

週末あたり、樹の下にゴザでも敷いて花見酒、産みたての卵をこっそり盗んで、フキノトウも、野蒜も、芹も調達できます。

どなたか御希望の方がいらっしゃったら、フジサキお付き合いしますよ。

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手前の赤い葉っぱは、3年目のブルーベリー。お手入れをしっかりしてあげて、夏の実りのときを楽しみに待ちます。野鳥さんたちは、待たなくて良いですよ。

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山の端にしがみつく様に建っているのは、歴史あるなのはな村の鶏舎。

なのはな村と名づけたこの土地で、フジサキがまず始めたのは、土地を耕すこと、ニワトリを飼うこと。

「自然養鶏法」中島正先生の教えどおり、隣の山から孟宗竹を切ってきて組み立てようとしたフジサキに、待った、の一言。なのはな村の最初の理解者・設計士の村崎さんです。

「台風銀座の都城では、それは持ちませんよ。」「お金ないですよ。」「私に任せてください。」と、村崎一家(土木屋さん、大工さん、左官屋さん・・等々)を総動員。みんな、ボランティアでやります。ということで、立派な鶏舎が建ってしまいました。築26年になりますが、まだしっかり建っています。

 

もう亡くなられましたが、自閉症の子の父親でもある村崎さんには、本当に色んな事を教わりました。当時、小学生だったT君にも。思い出します。初めて我が家(施設ではありませんでしたので)に泊まったT君、食事に出したゆで卵をあっという間に食べました。そう、そんなに好きなの、ということでどんどん出すと、どんどん食べてしまいます。翌日、迎えに来た村崎さんにその事を話すと、「Tは嫌いなんですよ、良く吐かなかったな。」と、呆れ顔。

フジサキ、思い出すと今でも顔が赤らんでしまいますが、T君は自閉症の講師として実に有能でした。T君と同様に出会った一人一人が、有能な講師でした。Yっこさんは、今でもフジサキを教え諭してくれます、が。