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壇と書いて“まゆみ”。住宅建築の神様、と言われる人らしい。
読書好きだという木曜日の先生が、毎回、オススメの本を紹介してくれる。
早速、アマゾンで中古本(34円)を取り寄せ、夢中になって読んだ。
そしたら今日、別の先生も、「ちょっと本の紹介を…」またも宮脇さんだった。
昨日もわざわざ心斎橋アセンスまでいって、建築関係の本を探してたのに、
建築とあまり関係なさそうな、宮脇さんの「旅を俗悪がいい」を買っちゃった。
宮脇さんの文章は面白い。今日の先生いわくは、全て読む価値があるらしい。
家を建てる人、もう建てちゃった人、建築に興味がある人、さほどでもない人、
どんな人でも楽しめると思うので、ぜひ読んで頂きたい。
しょっぱな驚かされたのは、外国では、男子は家のメンテナンス、家電の修理、
女子はインテリアコーディネーションの基礎を高校までにほとんど習っていて、
「フィンランドの小学生の建築の教科書なんか、国土と建築の様式、生活道具、
公営住宅、都会に住むことと田舎に住むことの違い、ギリシャの桂頭の様式、
図面の書き方読み方…なんていうのがみんな絵入りで書いてある・・・」
ううむ、すごい。でももしかして、一番大事な知識、教養かもしれない。
日本人よ、ヒップホップなんか踊ってる場合か?
宮脇さんは、小難しそうな事を軽快に、面白くわかりやすく教えてくれるし、
ちょっと辛辣な様でも、その豊富な経験に裏打ちされた見解は、
ナルホドナルホドと、納得せずにはいられない。もう目からうろこ。
でも「初期クレイムの爆発」なんか見てると、何故そうまでして住宅建築に
こだわるのかと不思議に思うけど、やっぱりそれは、愛なんだ。
では奥様方にちょっとだけ、ご参考に。
2X4は避けて、子供部屋は4畳まで、男に書斎はいらないそうですよ。