宿について早々、「明日パーントゥだから、ひららや号出すけど、行く?」
グッズもたくさん売ってるし、”宮古島といえばパーントゥ”ぐらいに有名。
でも、実際に見た観光客は少ない。なぜなら、直前に日程が決まるから。
故にレア度が高く、私も来島10回目くらい?にしてやっと当たった。
パーントゥは、島尻という小さなで毎年行われる悪霊払いの行事で、
の若者3人がパーントゥに扮し、ヘドロを塗りたくった身体で登場する。
この臭い泥を塗られた人は、悪霊払いが出来ると言われているため、
小さな子供連れの人たちが宮古中から集まってくる。
11日の夕方5時、ヘルパーのようすけくん、山形から来たアヤちゃん、
私を乗せたひららや号は、島尻へ向けて出発した。
こんなのが3匹も点在していて、追いかけてくる。予想以上に、怖い。
怖いもの見たさか、悪霊に憑りつかれてるのか、取り巻きがいっぱい。
ターゲットを決めたら、いきなり猛ダッシュ。
捕まった女性。
さらわれる坊や。
おびえる少女を、カメラで撮っている。
泣く坊やに、笑う父親。
かわいすぎる。
ドロまみれでも満足気な人たち。でもめっちゃくさいはず。
すっかり暗くなった、8時にパシッと終わります。
やる気満々で、捨てても良いTシャツに着替えていったにも関わらず、
3時間、とにかく逃げまくり、まったくの無傷でかえってきた。
塗られるのがイヤというより、シャワーを浴びるのが面倒だったのと、
追いかけられるのが本気で怖かった。
宿に帰って報告すると、「アッカンやん、ツキ落としてこな。ハッハー」
ごもっとも。ハッハー