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霧島家日誌

もう何が何だかわからないよろず日誌だ。

魔王が世界を征服できない理由

2007年08月13日 22時54分04秒 | アニメ、ゲーム、映画等
日誌のクオリティがめっきり落ち込んでいる昨今だが、ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私の方はと言うとだな、実は現在新潟県に潜伏している。

ただ、現地の協力者園田さん(仮名)がこのお盆の時期にも関わらず急遽日帰り出張に駆り出された為、園田さんの家に一人たたずんでこうやってパカパカ打っておる訳である。本人は10:30ごろに戻ると言っていたが、本日は13日である。

13日ということはどういう事かと言うと、帰省ラッシュのピークという事である。んで日帰り出張はどこに行ったかと言うと首都圏であり、もっと言うと東京である。

日付変わらないと帰ってこれないんじゃなかろうか。


さて、私の敬愛する寺好き・東方千年帝国総統閣下が『昨今、このような考察が流行っておるようなので余もやってみる。』と仰って考察なされておった為、私もやってみる次第。

しかしよく考えてみると、私はゲーマーだがRPGをあんまりやらん。やりこんでおったとしても、ロマサガだったりしてあまり一般的ではないゲームをやりこんでおるから、魔王なんぞ早々出てこない。

2の七英雄にしたって、別に世界征服しようとしてた訳じゃないからな。これがロマンシングのつかないサ・ガシリーズになってしまうと、初代サ・ガ(魔界塔士サ・ガ)とかになってしまうと、最後の世界に辿り着いたら神様が現れて、「おめでとう! 貴方達は初めてこのゲームをクリアしました!」とか抜かし始める訳で、世界を征服するとかしない以前に世界は元々野郎の持ち物だったという事になってしまう。


んで。RPGの世界は色々だが、魔王がいて世界を征服しようとしている事は割とよくある話である。しかし、魔王の世界征服が成功したかと言われると、とんとそんな話は聞かぬ。

多分無いんじゃなかろうか。もしあったとしても、それはゲーム開始当初の話であり、ゲームが始まると勇者達が各地で軍団長を撃破し、全世界で一斉蜂起が発生して魔王は明智光秀になってしまう。

これは変ではなかろうか。この世の中には数え切れないほどのゲームがあり、数え切れない数の世界に数えきれない数の魔王が居る訳だ。ならば、一度や二度魔王の世界征服が叶えられていい筈である。しかし実際のところはと言うと、全然成功しておらぬ。何故だろうか。


ここで、魔王は何故世界征服を行えるのかという点を考えてみる必要がある。魔王はどんな行為によって世界を征服しようとしているかと言うと、それはつまり戦争である。戦争。武力行使。ゲパルト。一心不乱の大戦争。

つまり、魔王の政治力は軍事力によって支えられておるという事になる。つまり魔王は、最近の例でいうとカストロとかヒトラーとかナポレオンとかの軍事独裁者、昔の例で言うとアレクサンドロス大王とか織田信長だとかそういった連中に近い人間だという事になる。武断派だという事だな。ではその軍事力の内容は何かと言えば、勿論魔界の軍団である。

ああ、なるほど。これのせいか。



ここで一旦話を違う方向に持っていくから今までの話を少し忘れてくれ。

そもそも、世界征服(と言うか征服)はどういう行為かと言うと、世界中の人間をブッ殺して回るとかそういうのではない。だって、それじゃあ儲からない。儲からなきゃ意味が無い。

考えても見たまえ。それが例え小規模な都市でも、皆殺しにしたければかなりの労力が要る。人口が3000人だったとすると、攻城戦の攻め手は守り手の三倍の戦力がないとまず勝てないから、約一万人の軍隊の動員が必要である。

しかもこれは軍隊を動員するだけで済む話ではない。人間の都市に攻撃を加えるという事は、食料をそこまで持っていかねばならない。一万人分の食料を、毎日三食(二食かもしれんが)分ずつ滞りなく運ばねばならん。クロネコヤマトもお手上げである。

更に、いくら魔軍だって素手で戦う訳ではない。まぁ自分の身体だけで戦うモンスター(ドラクエでいう腐った死体とか)もいないではないが、逆に言えば武器防具が必要なモンスターも結構いる(同じくドラクエで言えばスライムナイトやキラーマシーンだな)。この武器防具は、魔界で生産せねばならない。鉄鉱石を発掘し、不純物を取り除いたりして丈夫な鋼にし、更にそれを鍛え細工を施して甲冑や剣に仕上げ,さらにそれを運ぶ必要があるのだ。武器装備率が1/2だとして、約5000人を完全武装させねばならない。

これで、遠征というものがどれだけ非経済的な活動かわかろうというものだ。こんだけ金をかけてやるからには、戦争に勝利した時の経済的利益が無ければとてもとても生きていけない。


では、その経済的利益とは何か。それは現地政府の接収によって発生する。諸君も職についたりしておらんでも税金を払っておる。例えば消費税などだな。この税金は日本ならば日本の政府が管理して徴収し、国家予算として使っておる訳だ(ちょっと語弊があるがな)。征服は、この税金を全部占領地から吸い上げる事によってはじめて達成される。

日本の場合、今年度は甲号歳入だけで800億もある。日本を征服すればこの800億がまとめて懐に入るのだ。これは美味しい。魔王が世界征服を目指すのも当然であろう。

しかし、これには一つ問題があってだな。占領した現地の住民に、征服前と同じように働いてもらう必要があるのだ。人間がいなければ、自動車の生産工場もただのハコである。だから、占領地の人間にはちゃんと働いてもらう必要がある。

勿論、占領地の人間を皆殺しにして、本国から出稼ぎ労働者を連れてきて働かせてもそれはそれで良い。


が、ここで元に戻る必要がある。魔王の軍事力は魔軍に支えられておる事は前述した。ではその魔軍はどういう連中によって構成されているか。答えは、DQNによって構成されているである。

何せ、ドラクエならスライムだとかその辺である。知能ほぼゼロの脳筋と言うか、むしろ脳あるのかという連中だ。どうせ魔界の一般大衆にしてもこんなのばっかりであろう。上級モンスターにもなれば頭が良い連中はいる訳だが、何せ少数派だ。

となると、出稼ぎ労働者として魔界の人間を連れてきても意味がない。人間と同じように働く事など考えられぬ。という事は、占領地の人間に働いてもらう必要がある。

しかし、だ。さっきも言った通り、魔軍はDQNによって構成されておる。占領政策がやんわりとしたものならば人間も「まぁしかたねぇか」と諦め気味に働くだろうが、何せ魔軍はDQNである。占領地では気分で人を殺したり、女を強姦したり、他人の家の財宝を勝手に持っていったりするに違いない。まぁ最後のは勇者もよくやってるがな。

これでは、占領政策が上手くいく筈がない。労働効率は下がりっぱなしで生鮮は落ち込み、最悪我慢しきれなくなった人間の暴動を引き起こす事になる。


魔王の弱点はこういうところにあるのではなかろうか。征服という行為を一度はできたとしても、それを保つシステムの構築が不可能なのだ。当然世界中から嫌われるし、一部の隣国を併呑できたとしても、その時点で世界中の国家が反魔王軍連合を結成してしまって無理ゲーになる。





で、ここまで考えてどっかの国に似てるなと思ったら、ロシア及び中華だった。

そりゃ無理だ。

レースゲーの陰謀

2007年08月08日 23時21分18秒 | アニメ、ゲーム、映画等
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私は明日、ようやく島流しの地から解放される予定である。ま、解放されるといっても横浜に戻れるのではなく滋賀県のど田舎から京都に戻れるってだけだがな。


ところで、私は現在ゲームをやる暇があんまり無い。無いのだが、重度のゲーム中毒患者の私がまったくゲームをやっておらん訳が無いのであって、一応ちょこちょことやってはおる。一日三十分ぐらいだがな。

じゃあ今何をやってるのかと言うと、グランツーリスモである。つまりレースゲー。今まで一度も手を出した事の無いジャンル(強いて言えばマリオカートとF-ZEROならやった事がある)に何でいきなり手を出したかと言うと、イニシャルDを見て峠を爆走したかったというただそれだけの理由である。

自分で言うのも何だが、発想が小学生だ。

んで、イニDを見て走りたくなったんなら当然の帰結としてゲーム版イニDを買うのが普通なのだが、生憎とイニDのゲームが置いていなかったと言うかグランツーリスモしか無かったからグランツーリスモを買ってきたのだ。


しかし、その、なんだ。この歳になると実車の運転経験もあると言うか、免許証を取ったのだから当然何度も車は運転しておるのだが、私は車を運転するのは嫌いである。とても嫌いだ。

さしあたり、我が家には20年以上前のジムニー(パワステ無し、ターボ無し、ハンドルでドア開閉、速度計は90kmまで)とパジェロ(当然素晴らしくデカい)しか無い訳で、この時点で運転が嫌になるのだが、そういう要素が無かったとしても出来れば車を運転したくない。

だって、車だとまず車体が大変大きい。狭い通りに不用意に踏み込めば、電柱とかにぶつかる。下手をすれば、他人の家の玄関に突入する事になる。徒歩とか自転車であればこういう心配はあんまり無い。ま、十万ぐらいするスポーツ自転車なら話は別だが、私が運転するのなぞママチャリが関の山だから問題ない。徒歩はどうやってぶつかるのかという話だ。

それに車は、ただでさえ大きく重いのに結構視界が狭い。諸君も教習所で習ったろうが、車は全ミラー全窓を使ってもそれでもまだ死角が結構ある。んで、幼稚園とかの子供は好き好んでそういう場所に潜む傾向があるから危険だ。子供はそういうのを好むとか何とかを抜きにしても、ある程度の速度がある状態で人間にぶつかってしまう、つまり車へんに楽しい行為(轢は車に楽しいと書くからな)をしてしまうと、高確率で死んだり骨が折れたりするのである。

明らかに歩行者が悪い状態(急に路上へ飛び出す、とか)であっても、大抵裁判では車側が負けるしな。

それに、道路は自分の車だけが走っているのではない。他の車も普通に走っておる。となると、狭い道路だとギリギリまで寄せないと衝突したりしてしまうし、こっちが前を走ってる状態でいきなり減速したりすると、後ろの車にドカーンとやられてしまう。


かように、車の運転というのは大変面倒である為私は嫌いである。嫌いなのだが、となると、これだけ嫌いな運転をするゲームを何故わざわざ買うのか、という話になる。

で、色々と考えてみた結果、レースと普通の運転は全然違うという結論に辿り着いた。確かに、カーブはアウト→イン→アウトと走るのが一番速いし走り易いから、レースをしていようと普通に運転していようとだんだんそういう走り方になっていく。

が、レースと運転は根本的に違う。さらにこのレースがゲームだともう一つ違う。一昔前のレースゲーなら知らぬが、現在のゲームはコースアウトしたり壁に激突したりすると著しく遅くなる。だから両方厳禁なのだが、逆に言えば所詮ゲームである。

時速200kmで障害物にぶつかったり、崖近くのガードレールを突っついたり、他の車に激突しても大丈夫だ。今挙げた例が現実に発生したら、私は作用反作用の法則でお煎餅になったり、崖から落っこちて何が死因なんだかわからん有様になったり、最低二台以上の車ともみくちゃになった挙句ミンチになり卵を加えて焼けば人肉ハンバーグみたいな事になったりする訳である。

んでレースにまだ慣れておらん段階では、どうしたってアクセルを踏みっぱなしにしてとにかく速度を稼ごうとしてしまう。慣れておれば、低速ギアに切り替えてエンジンブレーキをかけつつブレーキを踏んでしっかり速度を落としてから曲がる訳だが、逆に言えば、慣れておらん段階では速度を出しすぎてしまって曲がりきれない。

ま、ゲームだから速度が落ちるぐらいで済むのだが、これが現実の世界だったらミンチである。レースゲーだから、誰だってアクセルを踏もう踏もうとしてしまう訳だな。これが現実だと、時速200kmとかゲームの時点で相当な迫力があるのであり、普通の人間だったらビビってアクセルを緩めたりブレーキ踏んでしまったりするのだ。

つまり、実際の運転では誰だって速度を緩めがちになったりしてしまうのだが、レースゲーだとそうとは限らんという事だな。では、何故人間は皆レースゲーだとガンガン速度を出そうとしてしまうのだろうか。




1:脳内麻薬説
人間は本質的に、空を飛ぶだとか超高速で走るだとかいった行為を好む為、恐怖心の無いゲームではガンガンやろうとしてしまい、それで興奮してアドレナリンが出て、更に速度を出して興奮すると考える。

2:ハンドル握ると人が変わる説
普段は「馬鹿野郎!」とかいった具合に他人を罵倒する事など考えられない人が、ハンドルを握ると途端に人が変わる、という症状が多数報告されている。人間は車の様な力を得ると、本能的に滅びに向かって突き進む、と考える。

3:陰謀説
レースゲーにはオウムとかが使っておったサブリミナルのアレが導入されている。新興宗教、つまり公明党のバックのアレとかの陰謀と考えられる。もしくはユダヤ人の陰謀。

4:ミレニアム説
南米に逃げ延びたナチの残党が電波を送ってる。

5:折衷型
ナチの残党が日本の支配をもくろむ

ナチの残党、創価か何か(仮にSOKA)に接近

脳内麻薬の出やすいモータースポーツに目をつける

SOKA、持ち前の頓知力を発揮し、何故かレースゲーにサブリミナルする

微妙なことに

生物兵器エイリアン

2007年08月07日 23時05分49秒 | アニメ、ゲーム、映画等
今度CATVを家に引こうと思う。時代劇専門チャンネルの為に。

さて、ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。昨日一昨日更新しなかったのは、時間が無かったのもあるが書いた記事を読み直して見たらびっくりするほどつまらなかったからである。


んでまぁネタも無いから、適当にエイリアンの話でもしようと思う。何でいきなりエイリアンかって、まぁ大体予想はつくだろうが、アーケード版エイリアンvsプレデターのプレイ動画を見たからである。なんか秋葉原のゲームセンターとかではまだまだ現役で稼動しておるそうだ。ちょっと横浜に戻ったら秋葉原に久しぶりに行こうかと思う。

さて、エイリアンと言うと、エイリアンシリーズでは毎回毎回生物兵器にしようとしておった。1、2、3と三作品連続で生物兵器にしようと目論むウェイランド・ユタニ社が出てくる。4では毎回恒例の悪役ウェイランド社が倒産してしまうし、リプリーを復活させてエイリアンを利用としてた変態博士も単純に生物兵器にしようとか考えていたのではなく、まずは基礎研究をしてからという事だった。

確かに、エイリアンは地球上に存在しない生物である。膨大な研究データが得られるだろうし、新しい物質や新しいワクチン等を作れる様になるかもしれぬ。ただ、最近知ったのだが、エイリアンは元々生物兵器であったらしい。


と言うのも、だな。エイリアンと言うと黒くて蜥蜴っぽいアレを皆想像する訳だが、エイリアンの意味は異星人(もしくは異邦人)であり、エイリアン1の『エイリアン』は我々がエイリアンと呼んでる奴じゃないのである。取り敢えず我々がエイリアンと呼んでる奴を黒リアン(黒いから)と呼称しておこう。

初代エイリアンのストーリーはこうである。宇宙貨物船ノストロモ号が宇宙救難信号を探知し、救難信号を出している僻地の惑星へやってくる。まー救難信号を無視する訳にはいかんしな、という訳だ。

んでその惑星に着陸し、三人の船員がその救難信号の発信地へ歩いていく。んで発信地まで行くとホラー映画恒例の電波障害によってノストロモ号との連絡がとれなくなるのだが、ともあれ発信地に行く。するとそこには巨大なよく判らん物体が落っこちている。

で、中に入ってみるとどうやら墜落した未知の異星人の宇宙船らしいと判る。判るとは言っても、中の人はとっくに化石化しており、落っこちたのは相当昔らしいという話になるのだが、『エイリアン』っつーのはこの船を動かしておった異星人の事だ。

それで更に奥へ行ってみると我々に馴染み深い黒リアンの卵がゴロゴロしており

☆く☆ぱ☆ぁ☆→おはようございます。フェイスハガーです→終了

となってまぁ後は会社の陰謀とか、火炎放射だー!とか、こいつロボットだったんだ!とかアリだー!とか、あっていつものエイリアンとノリは変わらんのだが、それは良い。


んで、この『エイリアン』の船なのだが、墜落したのは大分昔の事らしい、というのは前述した。しかし、この『エイリアン』、プレデターではない。宇宙船の形とか以前に、そもそも化石が全然違う形をしておる。つうか、エイリアンとプレデターは元々別の映画だ。この二つの映画が合体したのは、2でシリーズとして死亡したプレデターと同じく3で死亡したエイリアンシリーズが生き残りをかけた、というところが大きい。

閑話休題。この『エイリアン』、1では死体も出てくるが、2では宇宙船のみ出てくる。ま、2は完全版での話だがな。劇場公開版だと一応名前は出てくるものの、映像に一度も出てくる事なく核爆発に巻き込まれて蒸発。んで、黒歴史として名高いと言うか、冒頭10分で2の全てを無かった事にした3では名前で出てくる事さえなく、4に至っては監督も忘れてるんじゃないかという状態だ。

この前公開された映画版エイリアンvsプレデターに至っては、黒リアンは出てくるがエイリアンは出て来ないという黒歴史状態である。が、実は設定があるらしいという事を最近知った。それによると、黒リアンはエイリアンが作り出した物兵器だった、という事だ。生物兵器輸送船だったエイリアンの船が太古の昔不時着し、エイリアンはお亡くなりになられて黒リアンの卵だけが残った、という訳だな。


さて。となると、黒リアンを生物兵器として利用しようとしたウェイランド社は目の付けどころは悪くなかった、という事になる。何せ元々生物兵器なのだからな、黒リアン。

しかしだ。この黒リアン、制御不能である。劇場版エイリアンvsプレデターの公式HPでも『彼らは、誇りの為に戦う』と書かれたプレデターとは対象的に、黒リアンは『彼らは、繁殖の為に戦う』とか書かれてしまっておる。実際、人間の遺伝子が混じってしまった4はともかくとして、それ以外のエイリアンシリーズは繁殖以外しようとしておらん。

初代エイリアンは劇場公開版だと取り敢えず人間をぶっ殺して回っているだけだが、劇場版に入り切らなくて切られたシーンを見ると繁殖しようとしておる。2は最初の黒リアンが覚醒した日(もしくはそれから2、3日経った日)から2週間、惑星植民地で黒リアンは暴れまわる訳だが、特に何か繁殖以外の行動に出た様子は無い。強いて言えば、「美しい。実に美しいビューティフルだ」とか言いながら作ったに違いない巣を作ってたぐらいだな。3もなんだかんだで実際は繁殖しようとしてただけだった。

んでじゃあ黒リアンはどうやって増えるかと言うと、人間もしくはそれに準ずる生物に寄生して増える。映画では基本的に人間以外に寄生しておらんが、エイリアンvsプレデターではプレデターにも寄生しておったし、3では犬にも寄生しておったな。

まず、女王黒リアンが卵を産む。この卵の中にはフェイスハガーという、黒リアンの第一形態みたいなものが入っておる。尚、ニコニコでの愛称はフェイス羽賀である。こいつを見た時は取り敢えずこの☆蟲☆YA☆ROUとか言っておくと良い。んで、何か寄生出来そうなのが近付くと卵が開き、羽賀さんがくっ付いて寄生する。羽賀さんは寄生体をくっつけてしまったら剥がれて死ぬ。

で、2、3時間も経つと標的の体内で黒リアンが成長し、チェストバスターという形態になり、胸を突き破って誕生する。文字通り、チェストをバストする訳である。ただこの状態では大変弱く、戦闘はほぼ不可である。チェストバスターになって宿主の胸を破り、何時間か待って成体になるまで戦闘力はほぼゼロと言って良い。

かように、黒リアンは成体になるまでの時間が結構かかる。ま、その分、一度成体になってしまえば大変強いのだがな。この手順を簡単に行う為、黒リアンは巣を作る。四方八方を人間とかに囲まれておるとチェストバスターとかの段階で死亡しかねないからな。

この様に、巣を作りそしてそこを守れるある程度の戦力が揃うまで、黒リアンの繁殖は著しく面倒だ。逆に言えば、その戦力さえ揃ってしまえば黒リアンの繁殖速度は飛躍的に上がる。


しかし、だ。となるとますます制御不能である。

例えば、武装したテロリストが占拠した街に、テロ対策として黒リアンの卵を撒くとしよう。すると、高確率で黒リアンが生存戦争に勝利するだろう。で、テロリストを排除したからその街を再占領しようとすると、より手強い黒リアンに迎撃されるのだ。


ダメやん。


現在に至るも生物兵器が主流になっておらん(つうか使われてすらおらん)のは、制御できないからである。普通生物兵器と言うと細菌兵器とかだが、その細菌の撒き方を間違えると、撒いた直後に細菌が死滅したり、風向きが変わって細菌がこっちに流れてきたりする訳である。

まぁ黒リアンは細菌と違って知性があるから、命令を聞く様に飼いならせば良いと考えるかもしれぬが、奴らが繁殖するには何かに寄生してそれを殺さねばならんから、その、つまり、兵隊を訓練した方が良い。人件費とか考えてもな。

さて、ではこやつら、どうやって生物兵器として使うのだろうか。


1:アンブレラ法
クローン人間などを使って黒リアンの成体を生産し、飼い慣らして使用する。しかし、4を見て判る通り、黒リアンを飼い慣らせるかと言われると疑問が残る。リプリーの名言、「あれにゲイは仕込めない」もあるしな。

2:ワクチン法
敵地に黒リアンの卵を投げ込んで敵があぼーんするまで待ち、黒リアンが当該地域を完全に占拠したと確認したら、黒リアンにのみ効く毒か何かを撒いて黒リアンを全部殺してしまい、その後軍隊がそこを占拠する。そんな便利なものがあるかどうかなど知らぬ。

3:バイオハザード法
黒リアンの卵を紛争地域に投げ込み、ある程度荒れたらニュースで「○○市で生物災害が発生しました。政府は滅菌作戦を実行、核で街ごと消毒する事を決定しました」とか流して消毒。投げ込まれた連中も死人に口無しだから後腐れ無し。

4:オトリ法
黒リアンを繁殖させておけばアホなプレデターが狩りに来るから、プレデターの船を襲う。つまりプレデターを誘いこむ為のエサにする。

5:俺達はとんでもない考え違いをしていたんだ
黒リアンはエイリアンが生物兵器として開発したものだが、使えたもんじゃないから破棄された。つまり1で出てきたエイリアンの船は産業廃棄物運搬車だったんだよ!

な、なんだってー ΩΩ Ω

巡りめぐって鷺宮神社

2007年08月04日 23時13分20秒 | アニメ、ゲーム、映画等
本日二十三時をもって、我が霧島家は北朝鮮に声明を発表するものである。北朝鮮外務省のチョン・ソンイル国際機構局副局長は在日朝鮮人の市民感情に配慮し、一刻も早く改名すべきである。放送禁止用語っぽいから。(長い挨拶


さて、ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。なんだか暇が無いとか言いながら更新をサボっておると毎日ここを見てくれてる人に申し訳ないとは思っておるのだが、なんだかんだと会社の仕事を消化しつつ小説を書いておるとなかなか更新まで漕ぎ着けないのだ。

んでまぁ、ここ数日書いた分を読み直してみたら八月に入ってから書いた部分に表れた妥協の産物があまりに酷くて全力で萎えておる訳だがな。しかもここ数日でようやく会社の仕事が片付いたと思ったら社長がまたしても仕事を調達してきたというどうしようもない状態だ。

例えて言うなら、峠のバトルに勝てないから新車を用意したはいいが、スカイラインとかその辺の峠を走るのには適さない車だったおかげで藤原とうふ店(自家用)に人間ABSされて死亡、という感じである。


さて、気付けば参院選も終わって世間もまったりな雰囲気だ。自民党惨敗という事だが、いつぞやの郵政解散の時みたいに民主党も社民党もついでに国民新党もまとめて首切りショーだった時と比べると惨敗のざの字も無い訳で、完全に死亡状態だった小沢民主がどれぐらい追い上げるか、逆に言えばいつも通り就任した直後にマスゴミに梯子外された総理大臣がどこまで落ちるか、見物である。

ま、一種のカリスマだったと言えなくもない小泉さんですらあんだけ梃子摺ったのだから、二代目みたいな位置付けの彼が最初からすんなりと話を運べる訳がないんだしな。それに、参議院ってそもそも何が目的で存在してるのかよくわからんと9割方の国民に思われてるんだし、ネタ投票した奴結構いたんじゃないかと思う次第。

そういえば、我が京都府及び神奈川県、両方の選挙区で維新新党・新風の人が立候補しておったな。小沢とかローゼン麻生閣下とか亀井とか、顔で損してる政治家以上に『維新』って名前で損してる新風だが、先日初めて選挙ポスターを見た。んでびっくりした。

何にびっくりしたかって、政策の方が名前よりデカいのである。名前を書いてもらわねばならんし、選挙ポスターってのは普通名前が一番デカいというか、普通と言わず名前より他のものが大きい選挙ポスターなど私は見た事が無い。が、新風の中の人は名前より政策を前に押し出しておって、少々好感を持った。まぁ、その、なんだ。その政策ってのが国家の誇りを取り戻すだかどうとかこうとかであり、結局票には結びつかんのだがな。

ちなみに選挙速報を見ておった限りでは得票率1%台ぐらいであった。ネタ投票が可能な参院選がこれではきのこれない。

ま、京都府は全国でも最も共産党の強い区域の一つであるから、今回みたいに自民党と民主党がいい勝負してしまうと安定した支持層(若い頃から共産主義運動ばっかりしてて最早それ以外に生きる方法が無いともいう)から安定して票を集めた共産党が通りかねぬ為、自民という安牌を切った連中も多そうだがな。


そんな訳で、正直、政局よりもどこぞの大学が下水を飲用水にしてたとか、メリケンの橋が落ちただとか、 むしろダチョウに蹴られて頭蓋骨骨折だとかそっちの方に関心が行く訳である。ニュースに限らんでいいのなら、それこそ政局よりもデビル3バージルの疾走居合の無敵フレームの長さの方が余程関心がある。ちなみに目算だと15~20フレームぐらい。無敵フレームの発生が私の思ってるより長ければ25フレームぐらいあるかもしれん。



で、だな。


こうgdgdの流れになっていると、慣れた読者諸兄なら気付いておるだろうが、書きながら今日の本題を探してる状態である。最近は無尽蔵に思える私のネタ力も切れた気配と言うか、ちゃんと毎日更新してる時みたいに道行く通行人をもネタにしようとする執念が無い状態だから、どうしてもネタが面白くなくなってしまう訳だ。

ところで。私は典型的ならき☆すた厨なのだが、先日柊家の神社の元ネタになった鷺宮神社が面倒な事になっていたらしい話があったな。いちらき☆すた厨として、事実だとすれば大変残念な話である。

だが、ま、所詮はマスゴミが取り上げた事件であるから、真偽はどうでもいい。マスゴミが興味本位で取り上げた話など本当だろうが嘘だろうが知った事ではないのである。今回私が非常に気になったのは、何故オタが群がるとこう不審に見えるのだろうかという点である。

google様でも何でもいいからちょっと調べればすぐ出てくると思う(つうかさっきの記事もgoogleで『鷺宮神社 らき☆すた』で一番上に出てきたものだ)が、聖地巡礼にやってきたオタク達の写真が何枚か上がっておった。んでそれを見てまず思った事は、確かに不審だという事である。

リュックサックを背負い、カメラを首からぶら下げる。これ自体は、普通の観光客でもこういう格好はするから不自然ではない筈だ。しかしながら、10人ぐらい群れてるオタク達が悉くリュック&カメラだとすげぇ怪しいと言うか、これは子供怖がるよと突っ込みたくなる映像だった。

別にリュックからビームサーベルが生えてたとかそういう事は無いし、仮に連中の体臭が酷かったとしても写真だから臭ってはこない。が、何故か怪しいのである。何故だろうか。


ここで何かいい理由(こじつけともいう)を3、4時間考えるのがこの日誌の書き方なのだが、もう既に23時な訳で、例えて言うなら明日語学の試験なのに今から教科書を読む様な状態である。しょうがないから、偉大なる先人の技を真似るとしよう。

そう、これは連中の仕業だったのである。こうなってはやる事は一つしかない。


いあ! いあ! あざとーす! あざとーs





記録者名:清十郎
ここまで叫んだところで薫さんは霧島家特別高等警察警備部特車二課に取り押さえられました。もしくは公安九課。

TOKKO

2007年07月28日 23時09分18秒 | アニメ、ゲーム、映画等
やはりと言うべきか、睡眠薬を飲んだ後の勢いで書いた昨日の記事は面白くないな(挨拶


先程まで延々と義父が他人に説教を垂れてくださりやがって、(いい加減空気嫁)と思って殺伐としておった。それはもう本当に。サイレース十錠ぐらい一気飲みして永遠にサイレースしようかと思うぐらいには殺伐としておった。

まぁ、サイレース十錠飲み程度じゃ死なんのだがな。

なのだが、ついさっき急に和んだ。物凄く和んだ。というのも、なんだか今度日米合作(?)のドキュメンタリー映画が公開されるらしいのだが、題材は『特攻隊』である。勿論、特攻隊と言っても本隊とは別に遊撃とかをやるフツーの特別攻撃隊ではなく、神風特攻隊だ。

なんというか、今の私は祖父の代(もうちょい上か?)の特攻隊の上に立っておるのであり、特攻隊というと神妙な気持ちになるのが必然である。暴走族の特攻隊とか、アレは神風特攻に行った人に対して失礼ではないのかと真剣に考えておる。ただの先鋒だろお前ら、とな。

だが。

だが、しかし。




不謹慎ながら笑ってしまった。




いや、特攻隊の人を笑ったのではない。題名だ。

特攻隊を題材にした映画、その名もTOKKO




ほら、アレだ、普通アメリカ人が神風特攻隊を指して言う時はKAMIKAZEだろう。カミカゼ。英語風に片仮名で書くと多分カァミィカゼェ。だから、まさかストレートにTOKKOと来るとは思わなかったのである。


英語風に書くと、多分トォッコォー


なんかもう、アメリカ人がトォッコォーとか言ってるのを考えただけで和む。日本語で『とっこう』と発音すればズシリと来るものがあるが、アメリカ人が、あの日本語に比べ陽気でなまった感じでトォッコォーって言ってるのを考えただけでもう腹がよじれて腹筋崩壊である。

「トォッコォー」じゃねぇよ「とっこう」だよばか。どんなに真面目にアメリカ人が特攻について語ってても、トォッコォーと聞いただけでもうただのコメディにしか見えなくなる




とまぁ、勢いではあるが、言葉の違いでかくもイメージが変わるものかと思って記事にした訳である。

しかしアレだな。何で英語だと面白くなるんだろう。

なんでそんな事を思うかと言うと、ムルデカっちゅー映画が結構好きなのだ。

かいつまんで大筋を言うと、まぁ歴史の話をするのが一番になる。大東亜戦争開始された後、当然日本はインドネシアにも攻め込んでオランダ人を蹴散らす訳だが、当時の日本の国策は色々と混乱しておった(何せ東京裁判で某偉い人が「検事の方々は日本が計画的に侵略戦争を行ったと仰いますが、実際のところは北だ南だなんだかんだと言ってる内に気付いたら戦争になってしまったというのが実の所で、その様に買い被って頂いても困るのであります」とか言ってしまうぐらいだからな)とは言え、一応大きな流れとしては『東南アジアの植民地を解放し順次独立させる』というものがあった訳だ。

偉い人は色々とあった訳だが、前線の兵士はその気満々であり、インドネシアの人にも軍事訓練を施して「我々は東南アジア解放の為にここにいるのだ」という意識が強かった訳だな。が、結局日本は敗戦する。

と こ ろ が 。

先も述べた通り、前線の兵士は日本を守る為というのもあるが、インドネシア独立の為に戦っているという意識もかなり強かった。特にインドネシアの部隊はな。この為、日本敗戦後も日本へ帰らず、そのままインドネシア独立戦争に義勇兵として参加した日本人もかなりいたのだ。ムルデカはかいつまんで言えばその日本人とインドネシア人の共闘を描いた作品である。

無論、皆が皆義戦に燃えておった訳じゃない。実際、映画の中でもインドネシア人を馬鹿にする奴も結構出てくるからな。とは言え、インドネシアの為に戦った日本人も多かったのも事実だ。

で、日本がまだまだ勝っておった時期に主人公の日本人がインドネシア人に軍事教練を施すのだが、この時いくつか日本語を教えており、後の方になってもたまにインドネシア人が日本語を喋る。無論片言でな。「タイチョー!」とかそんな具合だ。


だが、なんだかこのインドネシア人の日本語台詞は何故かよく馴染むのだ。確かに片言なのだが、面白みっつーのが全くない。主人公の日本人は途中で戦死し、その一番弟子だった奴は生き残るのだが、エンディングでそいつが遺族と会うシーンがある。

この時、「隊長には軍人の魂というものを頂きました」という意味の事をそいつが言うのだが、この時「隊長」以外にも「軍人の魂」の部分も片言の日本語で「グンジンノタマシイ」って言うんだ。しかし、面白みは欠片も無い。むしろ片言とは言え日本語で言う事でむしろズシリと来るものすらあった。




ううむ。

アメリカ人のイメージのせいなのか、これは。


なんだかアメリカ人っていうとアバウトで大味で、何かヤバい事になっても「Oh, it's so great, hah?」という感じで笑い飛ばすイメージがあるからなぁ。ハリウッド映画のせいかなぁ……

三国無双5

2007年07月27日 23時58分16秒 | アニメ、ゲーム、映画等
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私は相変わらず更新しておらぬところから判る通り、まともな生活は送れておらぬ。今日も午前に医者の診察、更に京都へ戻らねばならぬというのに午後になるまで頭痛でフラフラし続け、どうにかこうにか二時ぐらいに起き上がって取り敢えず京都に戻るだけ戻ってきた。

ま、新幹線が一時間近く遅れたんだがな。17時32分発の新幹線の切符を持って改札を通って、電光掲示板を見たら16時32分発の新幹線が次発列車だった。あわてて時計を確認したら17時20分過ぎである。しかし、電光掲示板は16時32分で停止したままだった。

大分時間が経ってから、東海道新幹線は静岡~浜松間の停電により下り列車のみ死亡だという事に気付いた。よく考えたらこんな平日に新幹線の席がグリーンまで埋まってる事自体おかしい話である。んでまぁ一時間近く駅で待たされた挙句新幹線で帰ってきた訳だが、疲れた。精神的に。


さて、無双の話を褒めてもらったから無双の話でもする。いやまぁ無双の記事を褒めてもらったというのもあるのだが、公式ページを覗いてみたら凄い嫌な予感しか漂ってこなかったから思わず記事にしたくなったのである。

まずだな、諸君、スクリーンショットを見てくれ。下の方に趙雲って奴と陸遜って奴がいるだろう。

取り敢えずだな。

その、だな。





この二人、どこがどう違うんだ。顔。






注意深く観察してみたら、最初は頭にものを巻いてるかどうかしか違いが判らなかったものの、僅かに趙雲の方が痩せており、陸遜の方が細目である。が、こんなもんゲーム画面に入ってしまえば誤差の範囲内だぞ。静止画を何度も見返してようやく違いが判る程度なんだから。

いやまぁ、いわゆるハンコピクチャー絵師の絵(例えば西又葵とかであるな。下の方に西又葵のキャラを見分けようクイズがあるが、それを見ただけでも髪型と髪の色でしか見分けがつかぬのが判るだろう)とかが世の中にはあるから一概にそれだけで否定できぬのは事実ではあるが、三国2の時点で39人もキャラがいた訳である。それから3になって3人追加、4で4人追加されたのだ。つまり現状46人だな。

46人もいるのにこの没個性はヤバいって。

今までは、例えば趙雲、陸遜、周瑜とかは腐女子向けのアレなキャラとしてデザインされておったと言えども、

趙雲→戦場の貴公子、主人公タイプ
陸遜→ショタ
周瑜→全力で耽美

といった風に住み分けがなされており、それぞれちゃんとキャラが立ってたのだが、あのスクリーンショットからはマジで没個性の気配しか漂って来ない。凄く嫌な予感である。

なんだか全キャラデザインから攻撃モーションから全部総とっかえという事だが、今の所キャラゲーとしても嫌な予感が漂ってくる訳だ。そこにきて先日発売されたガンダム無双である。一応セールス的には成功したみたいだから続編を作るのだろうが、あれは正直アクションゲームとしてはかなり終わっている。


何でって、アレはガンダムでザクとかジムとかを殴ったり斬ったりして吹き飛ばすゲームなのだが、敵を殴っても全然楽しくないのだ。敵を斬ってもただ無感動にバシュッとかドカッとか鳴るだけだし、敵を吹き飛ばす訳でもない。ただただ黙々と求道的に敵が死ぬまで殴り続けるゲームなのだ、あれ。

なんというか、こう、敵を殴ったら腕とか足とかが吹っ飛んで、敵パイロットの悲鳴が聞こえて、といった具合のリアクションが凄くあっさりなのだな。例えば三国2でも、確かに敵を殴ってものけぞってちょっと悲鳴が聞こえる程度なのだが、最終段まで技を出し切ると10人近くの敵がドッカーンと吹き飛び、ついでに後ろにいた敵も巻き込んで吹っ飛んでいくから、それだけでもう楽しいのだ。

その点、ガンダム無双はとても淡白である。最終段まで出し切っても無感動に敵が壊れるだけだからな。





取り敢えず、三国5が三国3なみの黒歴史ゲーにならない事を願うばかりである。いち無双ファンとして。なんか呂布らしきキャラとかが凄い弱そうな顔をしてるとかからして、キャラゲーとしても乙という3以上の黒歴史だけはやめて欲しい。3も一応キャラゲーとしては合格点だからな。一応。

ピザ一筋ダンテ様

2007年07月22日 23時06分23秒 | アニメ、ゲーム、映画等
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私は六連勝で統一戦成功直前(5戦3勝)までいったにもかかわらず引き分け狙い乙と相性負け乙で死んで萎えておる。



さて、引き続きデビルメイクライの話である。つうか、ダンテの話である。『神曲』の著者の名前を拝借して命名されたこの男、一般的なイメージは中肉中背、白髪、整った顔立ちと赤い服に赤いコート、二挺拳銃と大剣というところだ。


が、しかし、忘れてはならぬ事がある。


ダンテはピザが大好きなのだ。


ピザというと、ピザ好き=デブと言うか、むしろピザという単語自体がデブを指す言葉になっている近年だが、ダンテはそんな世の中の動きにも関わらずピザを食べ続けている。本編どころか小説版でまでもピザを食べているのだからそのピザ好き精神には感嘆すべきものがある。

特に3のダンテとピザの関わりは印象的だ。確かにオープニングムービーにしか出てこないが、彼が如何にピザを愛しているかがよくわかる内容となっておる。思えば、ダンテほどピザの普及に貢献したキャラはいないのではなかろうか。

悪魔の襲撃を受けた際、ピザと拳銃が一緒に転がっているのを見て迷う事なくピザを取り、悪魔との戦いを開始する時も忘れる事なくピザを食べている。

そして悪魔との戦闘が終わり、荒れ果てた店内を見渡したダンテはピザが無事に落ちているのを発見する。このピザ、プレイヤーがどれほど店内で暴れまわっても、必ず無事に紙の箱の上にのったまま落ちている。これは恐らく、ダンテがピザを愛するあまり無意識にピザに手を出さない様にしたという事であろう。

その無意識の壮挙に気付いたダンテは嬉しそうな顔でピザを拾いに行くが、突如虚空から現れた悪魔がそのピザを踏みにじってしまう。このピザを愚弄する唾棄すべき下等生物に裁きの銃弾を叩き込んだダンテの顔は、義憤とピザを守りきれなかったやりきれない怒りに彩られている。

これほどダンテはピザを愛しているのである。ピザハットやらピザーラの偉い人は、ピザを愛するこのデビルハンターに敬意を表し、何かしらの感謝の気持ちを贈らねばならないだろう。ゆくゆくはデビルハンターダンテ御用達の栄誉を得ると良かろう。



ちなみに、同じ様に社会消費に貢献した英雄が仮面ライダーに存在する。それは仮面ライダーアギトに登場するG3チームである。

つうのも、このアギトの脚本をやっておる井上という奴はとにかく食べるシーンが多い。アギトの次に放送された龍騎でもたまに脚本を手がけておったが、台詞回しとか展開とか何より食事シーンの多さで井上とわかるほどよく食べておる。

んで、アギトに登場する三人(アナザーアギトも入れると四人)の仮面ライダーの内G3及びG3Xの氷川さんが所属する警視庁G3チームは焼肉が大好きという設定である。

リーダーの小沢澄子が焼肉が好きだからというのが一応の理由だが、何せよく焼肉を食べに行っておる。行っておるのだが、アギトが放映されていた年というのは狂牛病騒ぎのあの時なのだ。

にも関わらず、G3チームはほぼ隔週で焼肉を食べており、映画版に至ってはアギトの中の人まで焼肉屋に呼び寄せてしまうという大変素晴らしい焼肉精神である。この焼肉精神を某肉食ってた大臣も見習うべきであろう。

んで、実はこのG3チーム、なんと感謝状まで貰っている。ソース。素晴らしい。素晴らしい焼肉愛精神である。



この焼肉精神を見習い、ピザの偉い人達もピザ一筋ダンテ様に何かすべきであろう。



ピザ万歳。

ガンスリンガー

2007年07月21日 23時34分09秒 | アニメ、ゲーム、映画等
久しぶりだがごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私は本日ようやく試験を含む今月の用事が片付き、いい感じに疲れ果てておる。

ま、そうは言っても毎日三国志大戦はやっておるし家でゲームしてないかと言えばそんな事はないのだがな。んで何をやってるんだと言われると、デビルメイクライ3スペシャルエディションをやっておる。

ちなみに無印3と3スペシャルエディションはどう違うかと言うと、3のラスボスのバージルが使えるか使えないかが違う。尚、無印とSEはセーブデータに互換性が無い。簡単に言うと、無印で全隠し要素を出してもSEではニューゲームになるという事である。もし今から買おうという人がいたらSEをお勧めする。


んで、何で今更デビル3をやっておるのかと聞かれるとちょっと話は長くなる。最近気付いた事なのだが、私と清十郎は性格以外に嗜好などが一部異なるらしい。例えば清十郎は普段優しいものの割とすぐキレるが、私は普段無愛想な分なかなか頭に血が上らない。ゲーム等で敵を倒す時、私は無駄な動きを一切せずに効率のみを考えて戦うが、清十郎はジワジワいたぶるのが好きだったりする。

多分、あ奴は拷問官向きだと思う。トリビアをここで一つあげると、エジプトとかあの辺では拷問は芸術であると考えられておる為、世界的に見ればそういう奴の需要が無い訳ではない。

ま、日本じゃただの犯罪者予備軍だがな。

さて、この通り私と清十郎は結構細かく性格が違う。ところで、私達はゲームをする時、普通はそのゲームにおける基本戦術をとる。例えばストリートファイターはリュウで鉄板だし、ロマサガ2の序盤は必ずと言っていいほどベアがパリィしてる。

とは言え、ゲームはやはり楽しむ為にやっておるのだから趣味に走りたい一面もある。それでその趣味なのだが、清十郎は斬るのが好きだ。斬殺が好きだ。もっと言うと斬殺で惨殺であり、資金に余裕があったら既にゲイツ箱とデッドライジングを購入してゾンビ滅多切りしておる。

ま、世の中斬るゲームはいくらでもある訳で、三国無双で斬り倒しても良し、ACで斬り刻んでも良し、天誅で暗殺しても良し、斬りたい願望発散法はいくらでもある。しかし最近気付いたのだが、私はどうやら撃つのが好きであるらしい。撃ちたいのである。引き金引きっぱなしでそこら中穴だらけにしたいのだ。


つまり、爽やかに射殺したい訳である。


しかし、世の中斬撃主体のゲームは多いが射撃メインのゲームは少ない。シューティングは確かに射撃メインだが、私が好きなのはバイオ系3Dアクションだ。するとメタルギアソリッドとかが候補に上がる訳だが、生憎あのゲームは敵を蜂の巣にしようとすると包囲されて蜂の巣にされる為に爽快感が無い。

まぁそもそもあれは隠れるゲームだからな。

バイオハザードも射撃ゲームだが、爽快感は無い。つうかホラーに爽快感があってどうする。そもそもバイオはバイオ系アクションの祖だがアクションゲーじゃくてサバイバルホラーだからな。一応、4ならマシンピストル撃ってる間は爽快感があるものの、弾数の関係上頭を撃ったり、蹴ったり、切り裂きレオン化したりせねばならん。

逆にガングレイヴなどは確かに撃ちまくりなのだが、むしろ何も考えず撃ってれば終了というゲームである為あんまり爽快感が無いという問題がある。気付いたら敵が死んでるって具合だからな。

そんな訳で、撃ちたいなぁと思いつつ撃てるゲームが無くて困っておったところでふと気付いた。デビルメイクライ3にそう言えばガンスリンガーなんてものがあったな、と思い出したのである。


ここからデビル3のアクション要素について解説せねばならんのだが、デビルメイクライは元はと言えば『アクションゲーム版バイオハザード』を目指してバイオチームが作ったゲームだ。主人公ダンテの装備は基本的に剣と二挺拳銃。原則として遠距離攻撃(拳銃)は便利で当て易く反撃される心配も少ないが攻撃力が低く決定打に欠ける。近距離攻撃(剣)はその逆で、距離を詰めねばならんし接近戦になる以上反撃を貰い易いが攻撃力は劇的な高さを誇る。

ま、つまるところ、遠距離で会敵しても銃弾をガンガン叩き込んでもなかなか死なないという事である。よって遠距離戦はあくまで副次的要素で、接近戦での剣技が重要なゲームだという事だな。

そんな感じで、謳い文句の「スタイリッシュアクション」に相応しいなかなか楽しいゲームだったのだが、バイオチームが鬼武者やらで忙しかった時期に別のチームが作った2がストーリーからアクションから音楽に至るまで悉くクソだった上に、ゲーム性に全く変化が無かった。


いくらカプコンが堅実にいいゲームを作る会社でありバイオチームがその典型であるにせよ、流石に3もゲーム性を変えない訳にはいかん。そこでスタイルというシステムが導入された。

何せ、デビルメイクライはストーリーやキャラ面においてはGoddamnかつmadでcrazyでありながらstylishという感じで、主人公ダンテのB級アクション映画的はっちゃけっぷりがワロスなゲームだ。1は借りてやっただけだからゲーム中ダンテが何を言ってたかよく覚えておらんが、クレイジーな方面に強化された3のダンテはプレイ中常時ハイテンションであり、ムービーシーンでも色々とアレである。

最初のミッションのムービーシーンでは、倒れた椅子を蹴って起こし、そのまま座って机に脚を載せ、その衝撃で受話器を飛ばして手に取り、すぐに切るとピザを食べる。その後悪魔の襲撃となる訳だが、戦闘が始まっても、と言うかむしろ終わった後でもピザを食べようとするあのピザ好き精神は心に残るものがある。

まぁそんな訳で、いきなりキャラを増やす訳にもいかなかった為、代わりにダンテの性能を色々変えられる様にしようというのがスタイルシステムだ。具体的に言うと接近戦特化の「ソードマスター」、射撃戦特化の「ガンスリンガー」、防御特化の「ロイヤルガード」、機動性特化の「トリックスター」、他には「ザ・ワールド!時よ止まれ!」ができる「クイックシルバー」に自分の分身を作り出す「ドッペルゲンガー」がある。

ちなみに基本はトリックスターだったりする。ソードマスターとかは上級者向けで、初プレイ時に選ぶとクリア不可能になる可能性が非常に高い。何せ1とかとは比較にならんほど接近戦の比重が大きくなる為、慣れない内は滅多切りにしようと突っ込んだら逆に切り刻まれて死亡という事になる。まぁ窮めてしまえばどのスタイルも無敵なのだがな。


んで、私は一度デビル3をクリアした時はトリックスターだった(基本スタイルだからな)のだが、そう言えばガンスリンガーって全然使わなかったなと思い出した訳だ。

で、やってみた。

結果。大変ハッピーだった。

二挺拳銃はマシンガンなみの連射速度になるし、ショットガンはガンスティンガー(平たく言うと銃で牙突して零距離射撃)とか大変素敵だ。威力と弾速こそいいが大して面白みの無かった対戦車銃は跳弾しまくりでワロスだし、アルテミスとかいうビームライフルは弾幕ゲー状態である。

銃は強化できるのだが(剣は技を増やせる)、最強まで上げた状態でガンスリンガーをやると二挺拳銃弾幕で敵が蒸発したりするからもう楽しくて仕方がない。ガン・カタもできるしな。


そんな具合で最近はデビル3を楽しんでおる次第。ちゃんと最低限の試験にも出たし去年よりはマシな具合だ。つうかそう信じたい。某友人に「よく試験期間になってから立ち直ったな」と言われた辺りに哀愁が漂っておる昨今である。

三隻同盟のユダ

2007年07月09日 07時48分44秒 | アニメ、ゲーム、映画等
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私はようやく情緒が安定してきた。しかし、まぁ予想通りと言うか、先日の記事にコメントつかなかったな。正直あの記事はこのブログが始まって以来最もコメントしにくい記事だったからしょうがない。

ちなみに昨日更新しなかったのは試験の準備に追われておったからである。今日もあんまり時間が無い為、大分前に作った種×ヘルシングのコラを貼って終わる。

三隻同盟のユダ

バイオ4の銃

2007年07月02日 22時57分17秒 | アニメ、ゲーム、映画等
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私は相変わらず勉強に追われておるのだが、あんまりちゃんとやれなくて困ったものだ。英語の読解はまぁいいとしても、厨国語の暗記が地味に辛い。


そう言えば先日、久々にバイオハザードをやった。それで思い出したのだが、あのゲーム、出現する銃が悉く濃い。確かに初代バイオは普通の銃ばっかりだ。拳銃はベレッタM92FS(米軍制式拳銃の民間向けタイプ)だし、マグナムもコルトパイソンである。諸君もコルトパイソンぐらい聞いた事はあろう。

が、あのゲームはシリーズが進むごとに銃が濃くなっていくのである。2になるとクレアの標準装備拳銃としてブローニング・ハイパワーが出てくる。

ブローニングというのは人の名で、前にも言ったが現代拳銃の基礎を築いた偉人である。何せ、現在の拳銃という武器の祖であり、しかも現在に至るも彼の域を出ていないのだ。代表作としてはコルトM1193、いわゆるコルト・ガバメントがある。

なのだが、ブローニングさんの時代はアメリカではあんまり拳銃が売れなかった為、ブローニングは「もう知らんわい」っつってベルギーに行ってしまうのである。ベルギーに行った後作った、ブローニング最後の作品がハイパワーなのだ。

これがもう一人の主人公レオンの初期武装となると、 >VP70である。はっきり言って、銃好きでも知ってる奴は少数派の銃だ。これ。この銃についてはソフトバンク攻略本でディレクターが「僕は格好悪いと思ってたんですけどある人が是非!と薦めたもので…」と語っている。


で、最新作4だ。最初に持ってる銃こそオリジナルデザイン(多分カスタムメイドなんだろうな)だが、次に出てくる拳銃はなんとモーゼル様である。渋い。実に渋い。つうか、これ買う時武器商人が「そいつを選ぶとは渋いねぇ」って言ってくる。

んで私は最初、モーゼル様以外は「この銃は○○って奴だな」と見定めないでやっておった。だがどうにも見覚えがあるのだ。ライフルとショットガン、なんだかどーも見覚えがある。モーゼル様と同時代の銃な気がする。

と思ってよく見たら、スプリングフィールドM1903とウィンチェスターM1897だった。素晴らしい。拳銃、散弾銃、狙撃銃の基本装備全部が第一次世界大戦で使われた銃である。

また、M1897は戦後M1ガーランドに交代してしまったが、狙撃銃として第二次世界大戦でも現役で活躍。M1897とモーゼルも普通に使用されておる。プライベート・ライアンを見た人ならわかると思うが、塔の上から狙撃やってた人の持ってた奴がM1903だ。


もうそれに気付いてから私の脳内はアドレナリン全開であり、武器屋に次々と新型銃が売り出されても悉く無視してせっせと骨董銃を改造して戦っておったのである。

んでまたマグナムが渋い。セミオートの方は何故かガバメントなのだが、それはいいとして、マグナムリボルバーが大変渋い。私に銃の元ネタは判らないが、S&W社の製品の様だ。

で、どう渋いかって装填方法である。リボルバーっていうと諸君は給弾時にあの蓮根みたいな丸い奴が横にガチャッと出るのを想像するだろう。まぁ事実、現在のリボルバーは全部そうである。

が、バイオ4のマグナムリボルバーはなんと中折れ式である。中折れ式ってどういうのかと言うと、文字通り銃が途中で折れるのだ。絵でいうとこんな感じである。

サクラ大戦のマリアが使ってたエンフィールドmk1も中折れ式だな。今では中折れ式は絶滅危惧種であり、この方式が採用されている銃は第一次世界大戦時ぐらいに多いのだが、バイオ4ではしっかり出てくる。

つまり、バイオ4はWW1ゲー化可能なゲームなのである。ロケットランチャーもRPG7とは言え、第二次世界大戦から形ほとんど変わってないから気分に浸るには充分だ。




……ううむ、余裕が無い時はあんまり面白い記事が書けぬな。

ネットの情報力

2007年06月30日 21時38分38秒 | アニメ、ゲーム、映画等
さて、最近めっきり更新しておらなんだ訳だが、諸君いかがお過ごしかな。私は副作用なのか何なのか知らんがほぼ常時ピヨっており、大学も駅についてから二時間ぐらいが活動限界である。お陰で必修語学以外は全く出ておらん。いかんなぁとか思ってたら期末試験が目の前であり、大分ヤバめである。

やばいな。同じ学年で二回留年したらTA☆I☆GA☆KUだ。何としてでも切り抜けねば私の人生設計が根本から破壊されてしまう。



まぁそんな訳であんまりと言わず全く余裕は無いのだが、毎日毎日ここを見てくれている人達に悪いし更新しようと思う。が、今日は特にネタも無いから、ちょっと2chの話でもする。つうか2chのゲームのスレの話である。

2chに行けば、ほぼあらゆるゲームの専用スレを見付ける事が出来る。三国志大戦みたいに有名なゲームならいくつもスレが立っている事もままある。んでそのスレでは「~~が強い」だとか「~~は厨」だとか「~~弱すぎ。修正汁」とかそんな感じで日夜議論が戦わせられている訳である。

更に、人気のあるゲームだと、スレでの議論をまとめたwikiが存在していたりする。初心者にとってみればスレを読んでも意味不明でも、wikiを熟読すればそれなりに情報が得られてなかなか嬉しいところだ。


が。


スレにしろwikiにしろ、誰でも書き込めるものである。そう、誰でも書き込める。つまり、頭ん中が牛海綿状脳症になってそうな奴でも書き込めてしまう。

これが厄介だ。しかもそのゲームのトップレベルプレイヤー(以降ランカーとでも言っておく)というのはこういうスレやwikiには一切関わらないのが普通である。理由は判らないが、まぁトップを走る人間として、牛海綿状脳症のnoobにとやかく言われるのはすげぇ嫌だろうという程度の想像ならつくしな。

実際、私がやっておる三国志大戦もスレやwikiにランカーが居る気配は無い。なのだが結構ブログとかをやってるランカーも多く、初心者に色々教えてあげようという親切なランカーもいる。例えば弓を使わせれば右に出る者はいないアシミニ氏などは、アシミニ日記にて様々な戦術論を展開しており大変参考になる。

のだが、いくら日本人は世界的に見てもいい人が多いお国柄とは言え残念ながらDQNなんぞそこら中に転がっておる訳である。アシミニ日記は戦術解説以外にもその名の通り日記も兼ねておるのだが、以前アシミニ日記を見ておったら、彼と知り合いのランカー三人と自分、つまり全部で四人の内私大に通ってるのは誰でしょ~? というクイズを出しておった。

んでその次の日のアシミニ日記で、「私のみ私大です。個人的には公立>私立なんで、他の人の方が上って意識がありますね」みたいな感じの事を書いておった。そしたらその時の日記のコメントに、「大学がどうとか言ってますが、それは高卒が負け組みたいに言っているように感じられて非常に不愉快です」みたいな事を書き込んでる奴がおった。



敢えて言おう。(お前が)カスであると!



うむ、やはりギレン閣下の台詞が一番しっくり来るな。まぁそんな訳で、ランカーも自分のブログですらDQNに付きまとわれたりしてしまう。増してやスレやwikiは匿名が基本なのだから、余計に面倒だ。そんな訳で、そうそうwikiやスレには来ないのだな。

という事は、スレやwikiに書いてある内容の質、つまりクオリティがどうなってしまうかと言うと、割合結構大分かなり物凄く残念になってしまうという事である。


例えば、袁単スレ(袁紹軍単体デッキ専用スレ)で「袁単には袁兄弟が必須だよね!」とか書かれておったりするのである。何故袁兄弟が使えないカードなのかを説明すると長くなるからしないが、さしあたり一つ言える事は生まれてこの方全国対戦で袁兄弟を一度として見た事が無いというところだな。

他にも、「審配はどんなにピンチでも何とかしてくれるよね」とか言っておる奴がいる始末である。あれを使って戦果を上げられるのはド素人か、もしくは全武将が○○氏みたいな頭のネジが百本ぐらい飛んでる変態天才だけである。

wikiの方も、計略の効果時間とかの単純なデータは頼りになるのだが、解説となるとてんで役に立たん。むしろ初心者が読んだ場合、悪影響の方が多い。

何せ、流星デッキと傾国デッキを使わせたら日本全国探しても五本の指に入るiris氏がwikiのデッキサンプルを見て「え、これでどうやって勝つの?」と言ってしまうぐらいだからな。


とは言ってもまぁ三国志大戦は数あるゲームスレ&wikiの中でも最悪の部類に入るし、全てのスレやwikiが糞という訳ではない。例えば連合vsザフトのwikiは、まぁ問題が無いとは言えないものの、かなり高水準だ。

ただ、スレやwikiに来る人はいいところで上の下か中の上ぐらいである場合が多く、なかなかスレやwikiの情報はアテにならぬのが現実だ。だから、諸君が「よし、このゲームを真面目にやりこもう」と思った際、知人にランカーがいたらかなりの幸運である。教えを請う事をオススメする。実際、私もiris氏と友人でなかったら往時の腕は無かったのは確実だからな。



まぁ、そんな訳で、ネットはゲームを含め情報を調べるのに有用だがどうしてもある程度のレベルで止まってしまうという事を頭に入れておくと良いと思う次第である。

レイレナード本社施設エグザウィル

2007年06月24日 21時14分18秒 | アニメ、ゲーム、映画等
さて、今日も特にネタが無いからまたしてもAC4の話である。いい加減諸君も飽きてきただろうが、構想が頭の中で出来上がった時点で書いておかないと日誌のクオリティが著しく落ちる為その辺は勘弁してくれ。

ちなみに昨日言った通り、国家解体戦争に参加したリンクスが『オリジナル』であり、その戦績順にナンバーが割り当てられておる。


んで今日はAC4に登場する企業の一つ、レイレナード社の話である。レイレナードは一言で言ってしまうと変態企業その1である。だがしかし、変態でありながらコジマ技術をアクアビット、オーメルと共に独占している技術力に優れた企業でもある(コジマ技術の基幹部分はこの三社しか持っていない)。アクアビットとは提携関係にあり、逆にオーメルとは敵対関係にある。世界の企業はこのレイレナード/アクアビット陣営とオーメル陣営に大別される。

そして変態にも関わらず、ナンバー1と3という非常に優秀なリンクスを擁する為戦力も良好である。他にもナンバー11と12という上位リンクスが所属しており、事実上の最強企業と言える。

なのだが、ここのネクストの胴体がタイヤをつければ走り出しそうな形をしておったり、頭と言うか目が電光掲示板だったり、パーツが電力を馬鹿食いするのに電源が産廃2、3回QBするとENが無くなったりする。

まぁ電源に関しては改良型が優秀だからいいが、他は使いどころが限定される極めて特殊な部品の群れだ。例えばバックブースタは同パーツ群の中では抜群の出力を誇り優秀なのだが、極めてドカ食いであり、何も考えずに使うと省エネ機体でも3、4回で電源が落ちる。

基本的にどれだけ燃料を食おうがパワーさえ出ればOKという、いかにもアメリカに本社がありそうな大味でアメリカンな感じの思想を持っておるのがレイレナードなのだな。他にGAアメリカという北米が本社の企業もあるが、あっちも全てのパーツがダンボール製としか思えない形をしており、設計者のフヒヒwデザイン苦手でサーセンwwwwという声が聞こえてきそうである。


さて、これだけではただの大味なアホ企業である。問題は本社だ。本社。つうか本社の形だ。一番最後の方でレイレナード本社エグザヴィルの破壊作戦をやる事になるのだが、まぁまずはブリーフィングを聞いてくれ。というか見てくれ。







レイレナード本社施設、エグザウィルを破壊します。北米の北端だな。






エグザウィルには極めて特殊な…








…支柱を破壊していけば……








…………





















さて、支柱を壊す訳である。



どう崩れるやら。


























あ、折れた。












この会社ができた時から。



実に変態である。流石は変態レイレナード、侮れぬ。

ネクストについて

2007年06月23日 22時03分33秒 | アニメ、ゲーム、映画等
本日になって大分回復したが、買物に出かけたところ帰ってきてから眩暈とか頭痛に悩まされた。掃除の後気分が悪くなったし、どうやらまだ完治した訳ではないようだ。それでもかなりマシにはなったんだけどな。

ま、そんな訳で病弱な感じにすごしておる訳だが、諸君いかがお過ごしかな。息災であれば幸いである。



さて、本日は特にネタも無い故、またぞろAC4の話でもする。と言うのも、疑問点が出てきたからである。さしあたり、破壊天使ことノブレス・オブリージュが暴れまわってたAC4の初期PVを見てくれ。

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さて、ACシリーズのお約束通りAC4は国家が崩壊し企業が世界を支配する様になった世界でのお話である。ただ、他のACシリーズは国家が崩壊してから100年も200年もたった後の世界が舞台だったが、今回は国家崩壊からそう長くは経っておらん。また、地図を見ても判る様に我々の世界から見てもそう遠くない時代である様だ。

今回の国家崩壊に至った原因は、国家解体戦争という奴である。世界中の国家が、人口爆発とかによる食糧やエネルギー資源の不足等により求心力を失い、そこへ新しい世界秩序建設を掲げる巨大企業が戦争を仕掛けたのだな。

さて、国家解体戦争以前、戦場の主力はAC(アーマード・コア)だった。まぁ要は巨大ロボットである。このACは『ノーマル』と呼ばれ、乗り込む人間は『レイヴン』と呼ばれる(正確には傭兵だけがレイヴンと呼ばれる)。一方、国家解体戦争で企業側が投入した新型ACが『ネクスト』であり、乗り込む人間は『リンクス』と呼ばれる。

んで、このノーマルとネクストは月とスッポンどころか蟻と戦車ぐらいの差があるという設定である。国家解体戦争に投入されたネクストは僅か26機。たった26機のネクストにより世界中の国家の軍隊、ひいてはノーマルは完膚なきまでに叩き潰されてしまうのだ。ちなみにこの国家解体戦争に参加したリンクスを『オリジナル』と呼び、オリジナルは戦績によってナンバーがあてがわれておる。


んで、じゃあネクストとノーマルの何が違うねん、と言われるとだな。まぁ簡単に言うとノーマルが普通のAC、ネクストが超強いACなのだが、これだと簡単過ぎるからネクストの特色を書いておこう。

まず、ネクストの特色としてコジマバリアならぬプライマルアーマーの装備が挙げられる。コジマ粒子という奴を使用する事で、自機を保護する防護膜を展開できるのだ。このバリア以外にも、様々な機構(OBとか)に最先端のコジマ技術を用いているのがネクストの特徴である。さっきのPVの最後の方でミサイルを弾いておったのがコジマバリアだ。

ただ、コジマ粒子は核みたいなもんであり、周囲を著しく汚染する。つまりネクストは歩く核弾頭という事である。作中でもミッションによってはコジマバリア使用不可とか言われる。また歩く核弾頭の中の人、つまりはリンクスだが、当然と言えば当然の事ながらコジマ粒子で汚染されまくる。コジマ粒子は夜間に発光するのが特徴だが、リンクスは暗闇の中で光って見えるらしい。アナザーストーリーによれば。

他にもう一つ大きな特色がある。それがQB(クイックブースト)だ。前後左右に、中の人が潰れるぐらいの加速度で移動できる機能である。さっきのPVでもビュンビュン動き回っておったな。このQBにより、ノーマルとは次元の違う動きが出来るという具合だ。

後は、ネクストがハイエンドAC、ノーマルが普通ACといった感じで、ネクストのが大出力ジェネレータを装備してるとか、そんな感じだ。特に大きな違いは無いな。強いて言えば、ネクストのがデカいのとノーマルがいかにもヤラレメカな形をしているぐらいである。



それで、さっき見てもらった奴がネクストvsノーマルの戦闘を描いたAC4の初期PVである。なんだかビュンビュン飛び回ったり背中に羽根がついてたりするのがネクスト、吹き飛ばされているのがノーマルである。

恐らく、国家解体戦争のネクストvsノーマル戦はこれほど圧倒的な戦いだったのだろう。そうでなければたったの26機で世界を制圧できる訳がないからな。そう思ってこのPVを見ておったのだが、ちょっと疑問が浮かんだ。

このPV、まぁムービーはムービーだから全部額面通り受け取るのはどうかとは思うものの、ネクストがライフルを撃つたびにノーマルが吹っ飛ばされておる。ところで、ネクストはハイエンドACでQBやらコジマバリアを持つとは言ったが、逆に言うとネクストがノーマルに勝ってるのは機動力や装甲といった部分である。

そう、ネクストは火力に優れている訳ではないのだ。

まぁ確かにコジマバリアのお陰でライフルやミサイルが数発ラッキーヒットしたぐらいではネクストにしてみれば痛くも痒くもない。が、ノーマルが束になってネクストに弾雨を浴びせてやれば、いかにネクストとて単機ではどうしようもない筈である。ノーマルの火力とネクストの火力に差は無い筈だ。確かにネクストのがデカいから高火力武器をもてるかもしれんが、ノーマルの数の暴力の前では大した差ではないと考えられる。

実際、アナザーストーリーのシーモック編ではネクストがノーマル相手に大破させられておる。それにAC4の主人公もかつて『伝説』と呼ばれたレイヴンであり、ノーマルでネクストと互角に渡り合ったのだろうと想像される。

ゲーム中でも、デスクラクト・オールっつーミッションのハードモードだと、ノーマルが待ち伏せしてる部屋に何も考えずに突っ込むと五秒ともたず死ぬ。ネクストの装甲を厚くしても五秒が十秒に伸びる程度の差にしかならんから、やはり火力に大きな差は無いのだろう。


じゃあネクストはどうすればいいかと言えば、QBを生かしてノーマルの攻撃をかわし続けるしかない。幸い、コジマバリアのお陰で事故ショットもそんなに怖くない。しかしこうなると、26機で世界を制圧できるのかと言われるとちょっと無理そうである。

何せネクストだって機械だから攻撃されたら壊れるのだし、26機しかいないからノーマルに集中攻撃されるのは当然である。常識的に考えて、国家解体戦争が一ヶ月と経たずに企業側の圧倒的勝利に終わるとは思えん。最終的にどっちが勝つにせよ、普通ならそれなりにいい勝負になってもいい筈だし、一機ぐらい撃破されたネクストがいたっていい筈だ。

が、国家解体戦争では一機もネクストは撃破されておらんのである。大破した機体ならあるようだが、完全に破壊されたネクストは存在しないし、当然オリジナルリンクスの戦死者もいない。


さて、ではどうして国家解体戦争は企業の圧倒的勝利に終わったのだろうか。まぁ色々な想像が出来る訳だが、私は敢えて国家側軍隊ヘタレ説を提唱したい。簡単に言えば、国家の軍隊が米軍を前にした北朝鮮軍ぐらい駄目な感じであり、真面目に戦争する前にやられてしまったという説である。

大体にしてだな。国家解体戦争は全国家が解体されたのではなくアメリカとかドイツみたいな列強だけ死んだだけで小国は結構残ったらしいのだが、シーモック編を読んでおるとノーマルを3、4機持ってるだけの弱小国家の軍隊が、国家解体戦争が終わってから半年ぐらい経ってからようやくネクストのコジマバリアの弱点がレーザー兵器だと見抜くのである。

ノーマル3、4機って、本当に弱小だぞ。北朝鮮とは言わんが、サウジアラビアとかあの辺よりは弱いと考えていい筈だ。しかも設定によれば化石資源頼りの国家である。そんな弱小国家に見抜けた事が、アメリカとかに見抜けぬ理由が無い。

じゃあ何故見抜けなかったか、そして対策が取れなかったかと言えば、国家の軍隊にやる気が無かったからだと提唱したい。


ほら、あれだ。




世の中には空を飛ぶ機体を持ってない空軍とか、60年前の戦車が現役とかそんな軍隊が山ほどあるのだから、多分国家解体戦争時の国家の軍隊もそんな空気だったんじゃないかと想像する次第である。

AC4のデザイン

2007年06月19日 20時09分16秒 | アニメ、ゲーム、映画等
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私は本日かなり重度の鬱コモリに悩まされており、明日の必修に出られるかどうかが大変心配である。と言うか、正直マジで二年連続留年しそうだ。ヤバい。


さて、私が留年する話なんぞしててもつまらんから又AC4の話でもする。ちなみに私はAC4のオンラインは非公式戦オンリーである。公式戦はE防ガチの引きライフルみたいな中の人に「誇りは無いのか!」と言いたくなる仁義無き殺戮の荒野だからな。ゲームの仕様の関係上、腕でカバーできんしな。その点三国志大戦は動きで結構何とかなるから好きだ。


で。

ACと言えば、頭、胴体、腕、脚、それからジェネレータにブースタ、更に武器に至るまで自分の好きなパーツを選んで愛機を組み上げるゲームである事は周知の事と思う。判り易く言えばアクション版フロントミッションだ。

誰しも高性能を追求するものだが、やはり自分の分身であるからにはやはり見た目もある程度考慮に入れたいと思うのが人情であろう。

が、しかし。

シリーズ第一作からデザインを務めてきた河森に逃げられたのかそれとも首にしたのかは判らぬが、AC4は全パーツを一新したにも関わらず河森がデザインを担当しておらん。メカデザインが誰かは知らぬが、ともかく、ひとつだけ確かな事がある。

デザインセンスの欠片すら見当たらぬ。

例えば、パッケージに描かれOPムービーで暴れまわったNo1のリンクス、ベルリオーズの機体(シュープリス)は頭胴体脚腕といった外装をレイレナードのアーリヤシリーズで固め、ライフル等で武装している。

当然、OPに出ててパッケージにも出てるからには渾身の作であって良い筈だ。と言うか、そうじゃないと困る。





が、現実は非情だった。なんだこの何とも言えない失敗作は。だが、こんなもんはほんの序曲でしか無いのである。むしろこんな形でもマトモな方に入るのだからな。

例えば、『断頭台への行進』で出てくるミド・アウリエルの機体、「ナル」。ミドはオーメル社に所属するリンクスで、同社及び系列企業のローゼンタール社のパーツを装備している。





何だこのヤラレメカは。側面がキモいのみならず正面からが大変キモい。色んな意味で修正が必要である。

んで、今度は歯茎に見えると名高いインテリオルのパーツを装備すると





↑こうなる。特に太腿のあたりが実にキモい脚に始まり、歯茎に見える腕、更に胴体自体の形は悪くなくても顔が埋まってしまっておる。

これで前見えるのか。大丈夫なのかインテリオル。



まぁこんな具合であるから、外見もそれなりのレベルを維持しようとすると大変難しい。例えばGAの頭はダンボール箱でありしかも無駄に大きいから外見上のバランスが著しく崩れる。これが有澤頭になると最早東京タワーであり、どんな機体に載せてもキモい。

同じGA社の胴体は、何と言うか、こう、戦車の車体部分みたいな形をしており、余程考え込まないとこの胴体が全てをぶち壊しにしてくれる。胴体で言うと先程画像で紹介したインテリオルも、形そのものは決して悪くないのだが何故か首に当たる部分がへっこんでおり、余程巨大な頭を装備しないと首が埋まる。つうか、小さい頭を装備すると顔が見えなくなる。

他にも、軽量二脚の脚は悉く骨の様な形をしているのみならず、全てかなりのガニ股である為、脚が細いのとあいまって余程頑張らないと見るに耐えないものになる。

軽量級の機体を組む場合、何せ軽量パーツのメーカーは殆どがイクバール、オーメル、アクアビットだ。イクバールにアクアビットと言えば変態度において作中1、2位を争う企業であり、もうかなりの勢いで絶望的なのだな。

かと言ってじゃあ重量級はどうかと言われれば、流石にガニ股ではないものの今ひとつ没個性なパーツばかりで、どう組み替えても普通の機体、つまり普通のキモい機体になってしまう。



かようにAC4のデザインはまことに残念であるによって、次作では是非とも河森の復活を期待するものである。

AC4の企業とバランス

2007年06月18日 18時49分19秒 | アニメ、ゲーム、映画等
さて、更新にかなり大きな穴をあけた訳だが、いつも通りそれだけ中の人に余裕が無かったという事である。先週は色々あってな、疲れ果ててなかなか更新するに更新できなかったのだ。

じゃあ何か大事件があったのかと言えばそういう訳ではないのだがな。強いて言えば、いつぞや私が「お前の事は嫌いだ。よろしく頼む」と言った相手がまたぞろ私にキレたぐらいだが、発生から十日と経っていない預かりもの(結構大量のお金)放置紛失未遂事件を指摘されたぐらいでキレるのはカルシウムが足りないと思う次第である。

まぁ、現代人はストレスの塊だから、精神安定剤を処方して貰うのが早道かもしれんな。ただ薬には必ず副作用がある道理であり、と言うか事実私は今に至るも少しでも早歩きしようものなら心臓が痙攣する上、異常な発汗も起きている訳で、カルシウムで解決するに越した事はないのだがな。



さて、鈍った腕を回復すべく一日一回三国志大戦を目標にしている私だが、今月はちょっと予定外の出費がかさんで著しく金欠になってしまった。お陰で食費を相当削らないとヤバいのだが、体調とかが大分思わしくなく、結局三国志大戦代を削らざるを得ない。

が、残念ながら私は重度のゲーム依存症であり、ゲームが出来ないと早晩発狂する訳だ。三国志ができない為、家でAOCとAC4をちょこちょことやっておる。昨日仲間内でFEZをやろうという話になったからそっちに流れるだろうがな。

散々ネタにしておいてまだAC4やってるのかと言われるかもしれんが、いつぞや言った様にアーマード・アヌビスだと割り切ってしまえばそれなりに楽しめる。それにネット対戦が標準装備なのも嬉しい。XBOX360は有料だが、PS3は無料でネット対戦し放題だ。自分の好きな機体を組み上げてオン対戦に出撃するのは何とも言えぬ快感がある。

しかし、あのゲームを一周した直後はクソゲーだと信じて疑わなかった。そして正直、今でも出た当時のままだったらクソゲーだったと思う。


と言うのもだな、あのゲーム、レギュレーションっつうのがある。これはネットで公式から配布されており、ダウンロードして適用するとパーツの性能が変わる。要はバランス調整だな。強すぎた武器や部品を弱くしたり、弱すぎたパーツの性能を上げたりする訳である。

逆に言うと、発売当時のバランスは大変アレな訳である。

何せ、発売元(フロムソフトウェア)の中の人がパーツバランスを調整するにしても、発売と同時に買ってネットに出撃した勇者達の戦いを見て、全然使われてない産廃パーツを探したり、強すぎる武器を見極めねばならん。

まぁ、本来なら発売前にバランスを練り込まねばならんのだが、何せフロムであり、しかも総監督マシーンこと鍋島が監督な訳で、発売当時のレギュレーション(ver1.00)だと動けないのだ。

動けないとは言っても、別に飛ぶとENゲージがすぐなくなってしまうとかそういう意味ではない。問題はライフルだ、ライフル。ライフルを両手に持った敵が撃ち込んでくると、命中→よろけ(硬直)→よろけ中に次弾命中→よろけ→命ty(ryとなるのである。

先日ver1.00で対戦した際、両手にライフルを装備した機体を使ってみたのだが、いや凄い。本当に凄い。何せ初弾が当たってからというもの、弾切れするか死ぬまで敵が動かないのである。無論、要はよろけさせられ続けて動けないのだ。


これではクソゲーではないと言える要素が無い。


その上、何が起きているのか判らないまま終わるストーリーであるから、オンライン対戦がクソゲーでオフライン一人プレイもクソゲーとなるともう救う要素が無いのである。

一応、国家が崩壊して企業が世界を支配している時代で、大企業間の戦争が起きてしまうというお話ではある。のだが、ストーリーで言及される企業だけでもGAアメリカ、GAヨーロッパ、オーメル、レイレナード、アクアビット、アルドラ、BFF、イクバール。これがストーリー中に登場しない企業も含めると有澤重工、クーガー、テクノクラート、MSACインターナショナル、ローゼンタール、インテリオル・ユニオンのレオーネメカニカ、メリエスといった具合である。

まぁ、その、なんだ。

何がなにやらさっぱりだ。

しかも作中で企業に関する説明が一切無いと言うか、むしろあらゆる用語に説明が無い。例えばさっき挙げたアルドラという企業だが、あれはインテリオル・ユニオンという財閥の一翼を担う企業だ。

なのだが、作中だと「水上施設を制圧しているアルドラのネクスト、クリティークを排除します」という台詞で言及されたが最初にして最後、以降も以前も一切出てこない。

実は、インテリオルというグループ名そのものはその前のミッションから何度も言及されておるのだが、説明が一切無く、ただ黙々とオペレーターが「インテリオルの正規部隊を排除します」「フェルミはインテリオルの最新兵器です」と言うといった具合であるから、大抵のプレーヤーはインテリオルという名前の会社があると思ったままゲームクリアしてしまう。

んで、前半やたらとインテリオルって会社が出てきた割にはインテリオル社製パーツって売ってないなとかクリア後に部品を物色しながら思う訳である。

正直、AC4を結構長くやってる私も、AC4に登場する全企業名を挙げよと言われると2、3社ぐらい名前が出てこない。クーガー製パーツとかテクノクラート製パーツなんぞ見る事自体が稀だからな。しかもクーガーは産廃ばっか作ってるし。

しかもそれぞれの企業が独立して存在している訳ではなく、それぞれ系列企業というものがあってその上で敵対関係や同盟関係がある。例えばGAグループはGAアメリカが本社、系列企業はGAヨーロッパ、クーガー、MSAC、有澤重工、といった具合だ。


んでしかもver1.00の糞バランスである。まかり間違って初期機体にGA製なんか選択してしまうと、熟練者でもクリアすら困難という事態が発生する。

現在はver1.40、流石に四回もバランスを変えただけあって大分安定してきた。どの武器や部品もそれなりに使える時代になっている。まぁ、相変わらず産廃は多いが、ver1.00時代のマシンガンみたいにカテゴリごと産廃という事は無いから、まぁそれなりと言えばそれなりだろう。




ちなみに私は相変わらず変態機である。GA頭、ホリゲコア、ヒルベルト腕、ホリゲ脚、ジェネMAXWELL、両手にアルタイル、背中は分裂ミサ。何も考えずに作ったのがバレバレだな。