あけましておめでとう、諸君。いかがお過ごしかな。私は受け取った年賀状がたったの三枚で涙目である。その上HDDクラッシュとは言わぬが住所録を入れていたディスクがお亡くなりになられた為、友人には一枚も年賀状を送れなかった。喪中でここのところ年賀状を出していなかったから、最早私のところには二度と送られてこないだろうな…
さて、そんな新年早々のどうしようもない話はどうでもいい。先日AVP2を見た時からずっと考えておったのだが、どのシリーズも爆発ENDばかりな気がする。初代AVPはプレデター爆弾で遺跡を爆破。AVP2はエイリアンの増殖を抑えきれなくなった米軍が、町の広場で住民とともに抗戦しながら救援を待つ警察に「救助ヘリが向かっている。あと10マイルだ」とF-22って書いてあるレーダー見ながら大佐が言いつつ街ごと汚物を消毒。
エイリアンシリーズも、3こそ爆破ではないが所詮は黒歴史であるからカウントしない。ま、3が乙なのはギーガーだけのせいじゃないんだが、ともかく。初代エイリアンでは、宇宙船ノストロモ号内に潜むエイリアンを狩りだそうと頑張るも逆に狩られるという駄目な感じになり、仕方なくリプリーはノストロモ号爆破を決意。救難艇に乗って脱出する。
2では、中盤でエイリアンの巣に突入した際核融合炉が破損。炉心が暴走をはじめ、最後には核爆発でエイリアン消滅。4となると、オモシロ剛毛将軍とかが悉く死んだ後、リプリーとアンドロイドが協力して宇宙船を地球に衝突させ爆破。
今思えば、宇宙船の自動運航機構を弄れるなら、加速させて地球に落とさなくてもそこらの小惑星にぶつけた方が良かったんではなかろうか。爆発を見る限り、とばっちりで軽く万単位の人間が死んでる様な気がするのだが。
ともあれ、一方のプレデターを見てみよう。初代でシュワルツェネッガー知事と激戦の末敗れたプレデターは、恥じたのか何なのか知らぬが何の脈絡もなくプレデター爆弾を起動させて自爆。
2ではハリガン警部との戦闘中、プレデターは何故かプレデター爆弾を起動するのだが、プレデター爆弾のついた左腕をハリガン警部にプレデターUFOで斬り落とされ自爆失敗。爆破ENDではないが、爆破しようとしているのは同じである。
つまり、エイリアンもプレデターもAVPも爆発ばっかりなのだ。爆発。エクスプロージョン。そうなると思い出してしまうのが↓こいつらである。

我らがMYTHBUSTERS、怪しい伝説のアダムとジェイミーである。ついでにトリーとキャリーとグラント。
以前も紹介したが、この番組は米国のいいところだけを集めた様な物体である。特撮業界大手の社長ジェイミー・ハイネマン、そしてフリーランスにも関わらずジェイミーとサシでやりあえるアダム・サヴェッジ。天才である。事実、番組内でも二人は凄い事をしておる。
例えば南北戦争のロケットを検証した時。南北戦争末期、南軍がバージニアからワシントンDCに向けて弾道弾を打ち上げたという都市伝説を検証したのだが、どうやって検証するかと言えば、勿論自前でロケットを作るのだ。
無論二人だけで何もかもやった訳ではないが、当時既に存在していた技術のみを用い、ついにロケットを完成させる。ガワに水道管を使い、燃料の亜鉛化窒素を合成し、綿火薬も自作。当然、火薬と亜鉛化窒素の混合配分を間違えると燃焼ではなく爆発になるからそれを調節する弁も製作。結果、たったの二日でロケットを完成させたのである。
まぁ流石にバージニアからワシントンまでは飛ばなかったがな。
こんな天才達が、全力で阿呆なことに取り組むのがこの番組だ。この南北戦争ロケットも、番組の一番最後で長距離ロケットなんて当時の技術じゃ物理的に無理とか言い始める始末だ。頭で無理と考えるのは簡単だしどうでもいいが、それに天才達が果敢に挑んでいくところが面白いのである。
で、最近のこの番組の傾向としては、何をしてでも結果だけは再現するというものがある。先日放送された『車上荒らし伝説』は、車上荒らしが車のドアをガチャガチャして無理矢理開けようとしていたらサイドエアバッグが作動し、車上荒らしは自らの工具で脳を突き破られた、という都市伝説だった。
ところが、検証中、サイドエアバッグは実は扉の中には無いという事が判明。これではどんなに頑張って実験しても実現不可能である。そこで、誰かが「扉に力が掛かればサイドエアバッグは作動するんだから、苛々した車上荒らしが扉を蹴ってエアバッグ作動というのはどうだろう」とか言い始める訳だ。
日本の番組じゃ芸人が突っ込んで終わりだが、連中は扉蹴りマシンを製作して実験に挑んだ。だが人間の力と同じだけのパワーで蹴っても効果はなく、「車上荒らしは超人なんだ」とか言って人間の力の十倍ぐらいのパワーで蹴ったところ、エアバッグは作動しないわ扉蹴りマシーンについてた靴が砕け散ったりする。
それでも、どうしても工具に串刺しにされる車上荒らしの姿が見たい彼らは、空気圧で大砲の様に工具を射出する装置を製作、ついにダミーを串刺しにするのである。
そんな彼らが最も好むのは爆発な訳だが、もしAVPシリーズの世界に彼らが存在した場合、どうなるのだろうか。

エイリアンはイサカで倒せる伝説byエイリアン2

エイリアンクィーンはパワーローダーで倒せる伝説byエイリアン2

エネルギーガンの無いプレデターは弱い伝説byAVP
で、色々とこまごまとした実験を実施。そして脱線へ…











その後、現場で
さて、そんな新年早々のどうしようもない話はどうでもいい。先日AVP2を見た時からずっと考えておったのだが、どのシリーズも爆発ENDばかりな気がする。初代AVPはプレデター爆弾で遺跡を爆破。AVP2はエイリアンの増殖を抑えきれなくなった米軍が、町の広場で住民とともに抗戦しながら救援を待つ警察に「救助ヘリが向かっている。あと10マイルだ」とF-22って書いてあるレーダー見ながら大佐が言いつつ街ごと汚物を消毒。
エイリアンシリーズも、3こそ爆破ではないが所詮は黒歴史であるからカウントしない。ま、3が乙なのはギーガーだけのせいじゃないんだが、ともかく。初代エイリアンでは、宇宙船ノストロモ号内に潜むエイリアンを狩りだそうと頑張るも逆に狩られるという駄目な感じになり、仕方なくリプリーはノストロモ号爆破を決意。救難艇に乗って脱出する。
2では、中盤でエイリアンの巣に突入した際核融合炉が破損。炉心が暴走をはじめ、最後には核爆発でエイリアン消滅。4となると、オモシロ剛毛将軍とかが悉く死んだ後、リプリーとアンドロイドが協力して宇宙船を地球に衝突させ爆破。
今思えば、宇宙船の自動運航機構を弄れるなら、加速させて地球に落とさなくてもそこらの小惑星にぶつけた方が良かったんではなかろうか。爆発を見る限り、とばっちりで軽く万単位の人間が死んでる様な気がするのだが。
ともあれ、一方のプレデターを見てみよう。初代でシュワルツェネッガー知事と激戦の末敗れたプレデターは、恥じたのか何なのか知らぬが何の脈絡もなくプレデター爆弾を起動させて自爆。
2ではハリガン警部との戦闘中、プレデターは何故かプレデター爆弾を起動するのだが、プレデター爆弾のついた左腕をハリガン警部にプレデターUFOで斬り落とされ自爆失敗。爆破ENDではないが、爆破しようとしているのは同じである。
つまり、エイリアンもプレデターもAVPも爆発ばっかりなのだ。爆発。エクスプロージョン。そうなると思い出してしまうのが↓こいつらである。

我らがMYTHBUSTERS、怪しい伝説のアダムとジェイミーである。ついでにトリーとキャリーとグラント。
以前も紹介したが、この番組は米国のいいところだけを集めた様な物体である。特撮業界大手の社長ジェイミー・ハイネマン、そしてフリーランスにも関わらずジェイミーとサシでやりあえるアダム・サヴェッジ。天才である。事実、番組内でも二人は凄い事をしておる。
例えば南北戦争のロケットを検証した時。南北戦争末期、南軍がバージニアからワシントンDCに向けて弾道弾を打ち上げたという都市伝説を検証したのだが、どうやって検証するかと言えば、勿論自前でロケットを作るのだ。
無論二人だけで何もかもやった訳ではないが、当時既に存在していた技術のみを用い、ついにロケットを完成させる。ガワに水道管を使い、燃料の亜鉛化窒素を合成し、綿火薬も自作。当然、火薬と亜鉛化窒素の混合配分を間違えると燃焼ではなく爆発になるからそれを調節する弁も製作。結果、たったの二日でロケットを完成させたのである。
まぁ流石にバージニアからワシントンまでは飛ばなかったがな。
こんな天才達が、全力で阿呆なことに取り組むのがこの番組だ。この南北戦争ロケットも、番組の一番最後で長距離ロケットなんて当時の技術じゃ物理的に無理とか言い始める始末だ。頭で無理と考えるのは簡単だしどうでもいいが、それに天才達が果敢に挑んでいくところが面白いのである。
で、最近のこの番組の傾向としては、何をしてでも結果だけは再現するというものがある。先日放送された『車上荒らし伝説』は、車上荒らしが車のドアをガチャガチャして無理矢理開けようとしていたらサイドエアバッグが作動し、車上荒らしは自らの工具で脳を突き破られた、という都市伝説だった。
ところが、検証中、サイドエアバッグは実は扉の中には無いという事が判明。これではどんなに頑張って実験しても実現不可能である。そこで、誰かが「扉に力が掛かればサイドエアバッグは作動するんだから、苛々した車上荒らしが扉を蹴ってエアバッグ作動というのはどうだろう」とか言い始める訳だ。
日本の番組じゃ芸人が突っ込んで終わりだが、連中は扉蹴りマシンを製作して実験に挑んだ。だが人間の力と同じだけのパワーで蹴っても効果はなく、「車上荒らしは超人なんだ」とか言って人間の力の十倍ぐらいのパワーで蹴ったところ、エアバッグは作動しないわ扉蹴りマシーンについてた靴が砕け散ったりする。
それでも、どうしても工具に串刺しにされる車上荒らしの姿が見たい彼らは、空気圧で大砲の様に工具を射出する装置を製作、ついにダミーを串刺しにするのである。
そんな彼らが最も好むのは爆発な訳だが、もしAVPシリーズの世界に彼らが存在した場合、どうなるのだろうか。

エイリアンはイサカで倒せる伝説byエイリアン2

エイリアンクィーンはパワーローダーで倒せる伝説byエイリアン2

エネルギーガンの無いプレデターは弱い伝説byAVP
で、色々とこまごまとした実験を実施。そして脱線へ…











その後、現場で