コンビニ経営相談室「あかり」

気がついたら全てを喪失、それがコンビニオーナー。加盟を阻止し、脱退を支援します。コンビニの経営の現実をお知らせします。

チケット売上げで、実感のない既存店売上げ前年比。

2014年11月29日 06時08分51秒 | 日記

JFAコンビニエンスストア統計調査月報 2014年10月度 ーーーーー

〔全般的動向〕

今月は、北日本で平均気温が低かったことに加え、台風第18号、第19号等の影響により客数が減少した。反面、 淹れたてコーヒーを含むカウンター商材、惣菜等が好調に推移し、既存店客単価は前年を上回った。

既存店ベースでは、来店客数12億8,183万人(前年同月比-1.2%)が8ヶ月連続のマイナス、平均客単価 588円(前年同月比+0.1%)が2ヶ月ぶりにプラスになり、売上高7,532億円(前年同月比-1.1%)は7ヶ月 連続のマイナスとなった。 


〔商品構成比および売上高前年同月比〕 (既存店ベース)

2014年7月度より全店ベースから既存店ベースに変更している。

既存店...調査月において、当月と前年同月 でともに営業中の店舗、全 店...調査月における営業中の店舗

<colgroup><col /><col /><col /> </colgroup>
 

構成比(%)

売上高前年同月比(%)

日配食品

35.5%

1.1%

加工食品

27.0%

-1.7%

非食 品

32.5%

-4.3%

サービス

5.0%

9.6%

合 計

100.0%

-1.1%

※本調査の対象・・・・・JFA正会員コンビニエンスストア本部 10社 (株)ココストア、(株)サークルKサンクス、(株)スリーエフ、(株)セイコーマート、(株)セブン-イレブン・ジャパン、 (株)ファミリーマート、(株)ポプラ、ミニストップ(株)、山崎製パン(株)デイリーヤマザキ事業統括本部、(株)ローソン ※上記、全て速報値 

<colgroup><col /><col /></colgroup>

サービス

POSAカード、コピー、ファクシミリ、宅配便、商品券、ギフト券、各種チ ケット、テレフォンカード、宝くじ、D.P.E、レンタル、乗車券、航空券、宿 泊券、クリーニング等

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FC協会発表の10月度の既存店売上高

1.1%のマイナスということだが、サービスの売上高前年比でかなりの

押上効果があるが、動向では触れられていない。

利益のないサービス売上げは、加盟店に取って手間隙がかかり、好ましい物では

ないが、こうしてマスコミ発表にうまく使われる。

実感との差がこうしてつくられる。

ローソン以外大きく売上げの上がる要素はないので、シネマを買収した

チケット売り上げが、コンビニの売上げ前年比を押し上げている事が推測できる。

実感のない、売上げ前年比だ。

 

 



ローソン玉塚「みんなでがんばろう」経営の危うさ

2014年11月27日 06時15分04秒 | 日記
山田修「展望!ビジネス戦略」(11月22日)

ユニクロ柳井・非情経営の強さ ローソン玉塚「みんなでがんばろう」経営の危うさ

「週刊東洋経済」(東洋経済新報社/11月22日号)が『玉塚元一ローソン社長の逆襲』という特集記事を掲載している。「負け続けたプリンス」という副題が付いており、見出しには「大学ラグビー、ユニクロ…。最後の最後で勝利を逃す男、玉塚元一。大手コンビニで人生最大の逆襲に打って出る」と、遠慮のない表現をしている。実は筆者も自身のブログ記事で「この、『目立った実績が何もない』スター経営者はどこへ行くのか」と評したことがあり、「東洋経済」記事と同様な見解だ。

 玉塚氏は、筆者が卒業した米サンダーバード国際経営大学院の後輩だ。2000年頃、アリゾナ州フェニックス本校から学長が来日した際、筆者が日本 の同窓会会長を務めており、レセプションに玉塚氏も出席していただき挨拶を交わした。たしか当時はファーストリテイリングの副社長だった。

「ラ グビーで鍛えた堂々たる体躯。身長は181センチ。甘いマスク」(「東洋経済」記事)の玉塚氏はグッド・ルッキングで、誰の印象にも残った。育ちの良さや 洗練された物腰、そして何よりその後ファストリ社長に就任したこともあり、まさに我が校OBの星となってくれた。スキーの腕前もプロ並みと伝えられてお り、「若大将」社長、スター経営者として脚光を浴びていたのが2000年代前半のことだった。

 しかし、あれから15年ほど、玉塚氏の経営遍歴つまりキャリア・チェンジはしばしば華々しく喧伝されてきたが、その話題に伴うような実績を残せてはおらず、結果として「東洋経済」で「負け続けたプリンス」と評されてしまった。 

●「みんなでがんばろう」経営が孕む危険

 玉塚氏の経営スタイルについて、同誌記事は次のように紹介している。

「誰とでも一瞬にして打ち解けることができる。それこそが玉塚の最高のスキルである」
「今はチーム玉塚として、みんなで肩を組んで歩いている」(ローソンのフランチャイズ店舗の有力オーナーの談)
「全社員が考えて、全社員が実行する経営にしていきたい」(玉塚氏の談)

 こうした玉塚氏の経営スタイルは「みんなでがんばろう」という基本方針に基づくものだと推察されるが、実は企業経営上の危うさを孕んでいる。そして実際に玉塚氏は勝ち切れなかった。

 一方、ファストリで玉塚氏を社長から解任した柳井正氏(現社長)は、「君には降りて貰う」と言い渡せる経営スタイルだ。

 前者のスタイルを営業本部長のリーダー・スタイル、後者をCEOとしての経営スタイルと分類できるが、ローソン社長に就任した玉塚氏の本格的かつ最後となるであろう「逆襲」の成功を切に希望する。
(文=山田修/経営コンサルタント、MBA経営代表取締役)

記事中にある筆者のブログよりーーーーーー

 

013年1月11日金曜日 ローソン玉塚元一副社長の正念場 (3)

 実は2年前の、ローソン入社時に既に玉塚氏の経営手腕に懸念が寄せられていた。

(以下、日経ビジネス 2011年1月24日号)一部の関係者からは「なぜ玉塚氏にこの事業を任せるのか」と、国内コンビニ事業トップへの就任を不安視する見方もある。
 玉塚氏はファストリ社長時代は経営目標を達成できず、3年で社長職を降りた過去がある。またリヴァンプではバーガーキングの日本再上陸や、業績不振に苦しむロッテリアの再建など、外食分野が主戦場だった。コンビニ事業での実績はない。
 「これまでのところは際立った業績が見いだせない」。この点が経営手腕への疑問視につながっているようだ。新浪社長の期待に応え、不安を払拭できるのか。コンビニ逆風下で玉塚氏は舵取りの重責を担う。(以上引用)

実際にはロッテリアが大きく業績を回復したとか、バーガーキングの店舗が目立つようになった、などということも無い。この、「目立った実績が何もない」スター経営者はどこへ行くのか。
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もろさを秘めたプロ経営者が、何故この時期に経営を任され、
まかしたプロ経営者が、社外にさるのか?
疑問が、どんどん湧いてくる。 ちなみに、一般加盟店のかたは、この「みんな」にはいってないと思います。
 



急にセブンイレブン11月30日、オープン!

2014年11月25日 20時37分22秒 | 日記

 ビックリした、マンションの1階にセブンイレブンがオープンする。

住宅地の駐車場なしの店舗。落ち着けば、極端に悪くはない店舗だが、

オープンする日が、微妙だ。

もとの私の店舗も11月30日オープンだった。

素人だったから、引き受けたが、ある程度経験のあるオーナーは引き受けないだろう。

理由は、

①クリスマス、正月商材の発注は終わっており、本部が送り込む

  数量は年末ということで最大級。

②1、2月は1年の中でも一番うれない時期、とくに利益の取れる飲料が売れない。

③あと1週間もないのに告知ができていない。コンビニは、どこでもあるので

 店がオープンしたからといってお客は来ない。顧客がつくのに4〜5年の年数がかかる。

④30日の営業は、7時から13時ぐらいまで、ほとんど売上げがないまま1ヶ月分の

 精算書ができあがる。オープン前の店舗に赤字をつけて、次月からの数字を美化する。

こうして、売上げの低い時期に、大量商品の投入で大量の廃棄がでてしまう。

全て本部発注でありながら、多少の本部からの支援はもらえるが、焼け石に水。

全てが、加盟店の責任となり、以後なにをいっても見殺しにし、次の経営者に引き継ぐ。

本部にすれば、新規オープンの加盟店が損して潰れようが、他人事。

新しいオーナーに引き継げば、本部利益は最大化される。

オープンで売上げが極端にいい店舗はかぎられる。

緻密な、オープン計画があれば、どうにかなるかもしれないが

数合わせで作った店舗に貼付けられたオーナーは、自己破産か、自殺。

これが、コンビニオーナーの現実だ。

 

 


経営にあきてでてゆく、プロ経営者。

2014年11月24日 23時28分17秒 | 日記


写真は、ハートインからセブンイレブンに変わる店舗の告知文

確実に計画が進んでいる。

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以下、ビジネスジャーナルの記事より

サントリー新浪社長、就任まで4年越しの深慮遠謀 ローソン玉塚体制へ周到に禅譲

Business Journal2014/11/24 06:00 山田修/経営コンサルタント、MBA経営代表取締役

 10月、サントリーホールディングスの社長に新浪剛史氏が就任した。前回記事『ユニクロ柳井・非情経営の強さ ローソン玉塚「みんなでがんばろう」経営の危うさ』で、前ローソン社長の新浪氏が自身の後任に抜擢した玉塚元一氏を取り上げたが、玉塚氏登用の経緯を振り返ると、新浪氏の深慮遠謀がうかがい知れる。

 新浪氏のサントリーへの転出が発表されたのは今年6月のことだったが、実は筆者は4月にブログでそれを予言していた。

「この若さでこんな有能な経営者が次のステージを目指さないわけがない。それが外部転出なのか、三菱商事ワールドの中での別ポジションなのか。今年か、遅くとも来年には新浪氏には新しいタイトルが付くことを予言しておく」(4月23日付記事『ローソン新浪剛史CEO会長就任を深読みすると』)

 この記事は新浪氏がローソン会長、玉塚氏が社長に就任するという新人事が発表された直後に書いたものだが、「新浪氏はローソンの外に出て行く」と筆者は直感した。

  新浪氏はローソンから転出するために、今春になって泥縄的に玉塚氏を社長に据えたわけではない。話はサントリーとキリンホールディングスの統合交渉が破談した2010年2月に遡る。

 サントリーの佐治信忠社長(当時、現会長)が新浪氏に初めて社長就任を打診したのが、同年だったと報道されている。新浪氏がこの時点でどのようにコミットしたかは明らかではないが、同年10月、ローソンは玉塚氏を招聘した。当初玉塚氏は国内事業を担当したが、13年には海外担当となった。 

「新浪剛史CEOは、昨年玉塚氏を国内担当から海外担当に移した時からすでに、翌年となる今年の経営権の玉塚氏への禅譲を決めていた、と今回私は思った。そのために、玉塚氏に国内に続いて海外部門を担当させ、両方での『経営土地勘』を持ってもらったと見る」(前出ブログ記事より)

●ポスト新浪体制を自ら確立

 では、なぜ新浪氏がサントリー社長就任の話を受けたのか。恐らく、新浪氏はもうローソンを卒業したくなっていたのではないか。三菱商事社員だった新浪氏が子会社のローソン担当となったのが00年、送り込まれて社長に就任したのが02年のことだった。すでに10年以上経過しており、働き盛りの経営者としては、もうとっくに飽きてしまっていたのだろう。

 新浪氏のハラは10年にはすでに決まっていたのではないか。その準備のために玉塚氏を招聘し周到に経験を積ませ、4年かかってサントリー転出にこぎ着けた。このような時間軸でみると、新浪氏と佐治氏の間には強固な信頼関係があることがうかがえる。見方を変えれば、このような周到な準備なくして、サントリーのような巨大な同族企業が外部から経営トップを迎えるようなことは実現しなかったともいえる。

 4年越しで実現した人事がサントリーでどのように機能し、そして同社がどのような成長をみせるのか、目が離せない。

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 確実に、計画を着実に進めるセブンイレブン。「オムニチャンネル」も具体化して

いっている。

 方やローソン。あきて会社を無責任に去り、他社の飯を食う。

一般的に考えて、それなりの規模をもつ大企業の経営者が、あきたと言って

他社に移籍してもいいものだろうか?

それほど、経営というものは軽いのだろうか?

今もどんどん、経営が、成り立たないとのオーナーさんの声が届くが

彼がローソンに残した物は何だろうか?

その場しのぎの利益アップ策。

2便化、MO制、MS、ポンタカード、街角厨房、生鮮品販売、ドラッグローソン、

ローソンマート、ナチュラルローソン3千店、中国1万店

どの計画が、着実に進捗しているのだろう?

ひとつとして成功しているものはない。

成功したのは、加盟店を騙し討ちして利益をあげる方法のみ。

海外では、全く通用しないだろう。


閑話。神戸マラソン、6時間59分で完走しました。

2014年11月23日 22時19分58秒 | 日記

第5関門までは、楽にクリアしたのですが、足がつりそうになり救護所へ

手当をしてもらったのですが、痛さはかわらず。

時間のロスと、痛さで第5関門からゴールまで地獄の苦しみ。

どうにか、1分前にたどりつきました。

ご褒美は、有森裕子さんのハイタッチ、沿道の観衆の方の応援でどうにかたどりつけました。

けどこの苦しみは、コンビニ問題と違って、快いものでした。

家に帰って、長野北部大地震のニュースに触れました。

何らかの形で支援したいと思います。

 

 


加盟店から利益をあげ、震災ぶとり。

2014年11月21日 18時39分12秒 | 日記

今回の神戸マラソンのテーマは、「感謝と友情」。

復興に手を差し伸べていただいた方への感謝の気持ちを伝える大会だ。

当時、ダイエーもローソンも身を削って復興に尽くした。

20年たって、イオンに吸収されまたローソンも創業時とは似ても似つかない

代物になってしまった。

 

上の図は、ある本部が東北大震災の時に利益をあげた手法だ。

当時東北に製造拠点を持っていた日本たばこは、出荷ができなかった。外国たばこも需要に追いつかず

欠品した。その非常事態を逆手に取って利益を出していった。

なかなか説明が難しいですが、わからなければ質問していただけたらと思います。

①たばこの、発注は発注した時点で、ストアコンピューター上仕入が計上される。

②通常は、たばこ納入業者が欠品を起こした場合、納品書と欠品伝票を同時に納入し

 差異がでないようにする。

③東北大震災のときは、欠品が大量に発生したためその欠品伝票の持ち込みをしなかった。

④後日、欠品伝票の回付を大幅に遅れた4月末か5月初めに欠品日付で本部処理をした。

⑤だから、その間に棚卸しがあった店舗は棚卸し当日には商品がなく、棚減り(商品ロス)が発生した。

⑥棚減り(商品ロス)の金額は、コンビニ会計の仕組みから商品売価×標準原価率ぐらいになる。ほとんどが加盟店負担。

⑦欠品伝票が、伝票起票日で回付されれば、次回の棚卸しで回復される。棚卸し前の日付で処理されると

 確定した棚卸しのロスの金額が、オーナーの精算書がひかれ大幅な利益減になる。それはそのまま本部の利益になる。

このことを指摘したときの本部の反応

SV

 年次精算で返ってきますよと気休め。返ってこなかった。

本部のえらいかた(欠品の状況を認めながら)

 仕入れ伝票が回付されていて、商品がないとき、棚卸しで商品ロスは発生しませんかとの問いに、発生しないと言い張る。

 伝票の日付を確認させて欲しいとの要望に、契約をやめて店をでるときに、帳票を持ち出さなかった方が悪いとのこと。

 7年間の帳票保管の義務があるとの指摘に「仕入れ伝票検索DVD」にて提供しているとのこと。

 その「仕入れ伝票検索DVD」は、WIN7では使えない、かつ手書きデーターは記録されていない代物。(XPでのみ作動)

おそらく、多くの加盟店の方は、この手法である本部に利益をだまし取られています。

今なら、ストアコンピューターで確認できるはずです。(欠品伝票の処理日付と、回付日付のずれで)

かりに、1店舗30万円のロスだとすれば、30億円の利益が本部にはいった事になる。

 

 

 

 

 

 

 

 


MOに舵を切った、玉塚社長。大多数の加盟店への背信行為。

2014年11月18日 19時12分19秒 | 日記

ローソン - ローソン玉塚社長、「挫折から再起」のすべてを語る(下)

(東洋経済新聞)

■チャンスとピンチが混在するコンビニーーーーーーーーー

 ――実際にコンビニ業界に入ってみてどうか。

 一言でいうと、大きなチャンスと大きなピンチが、混在している。チャンスは高齢化や核家族化が進んで、みんな忙しくなっていく中、近所で質の高い買い物ができる利便性だ。ピンチは業界の競争が激しいこと。僕もいろんな業界を経験してきているけど、これだけえげつない競争環境はない。たとえばここにローソンがあって、セブン‐イレブン・ジャパンとファミリーマートがあるとする。すると「あのオーナーは弱いぞ、ぶっ潰せ!」と、殺し合いみたいなことをやっている。でもここで正しい舵取りをしていけば、ローソンというのは非常に大きな可能性を持っている。

 出店数もものすごい多くなり、原材料高騰や人手不足、光熱費の上昇など、加盟店の状況が非常に厳しくなっている中、競争に勝ちながら、しっかりと収益をあげる成長モデルを維持する。それはチャンスでもあるが、少しでも打つ手を間違えたり、少しでも緩いマネジメントをしていたら、転げ落ちる。非常に難しい時。巡り合わせだけれど、そういうタイミング(で僕が社長に就くことが)多いですね。

 セブンへのライバル心はもちろんある。やっぱりここまで店が増えると、お客様はセブン行ったり、ローソン行ったりするわけです。でも今は現実として、セブンに行く回数の方が多いんですよ。これは事実。

 ――馬力のある新浪さんが12年ローソンを率いてきた。それでもあまりセブンとの差は縮まっていない。

 新浪さんはダイエーからバトンを受けて、事業を整理整頓して悪しき文化を正し、いろんな取り組みをした。これはものすごくパワーがいることだ。でも今は環境が違う。僕は全部ガラガラポンで、ゼロベースで組み立てようと思っている。組織の在りかたも商品の考え方も、あるいは集中すべき領域も、いろんなことをやり直す。それをこの1年は徹底的にやる。

 奇策はない。記事的には全くおもしろくないと思うけど、結局は、商品力や売り場力、現場力。お客様が一番期待しているのは、やっぱりおにぎりとか弁当といった商品力。そういうコアな部分ででセブンに劣後してないのか、向き合って正していく。これは新浪さんの否定ではなく、経営が変わる時のチャンスだと捉えている。

 経営とは振り子を振り続けること。新浪さんが振ってきた振り子を、僕はグアーっと戻し、立ち位置を変えながらやっていく。僕がやれるのは全社員が考えて全社員が実行する全社員経営。もしかしたら、新浪時代っていうのは、すごく偉大なボスに依存していたのかもしれない。僕も当然死ぬほどがんばるが、やっぱり現場の社員が考えて実行する、そういうローソンに振り子を戻して、足腰をもう一度強化することが大事だと思う。

■買収はローソンの本業強化だ

 ――社長になってから、映画館や高級スーパー成城石井の買収、さらにアマゾンとの提携も発表された。今後もこういったことが続くのか。

 成城石井や映画館の買収は、ローソン本業の強化だ。成城石井は小型のSPA(製造小売業)だし、ローソンとは違う顧客層にもアプローチできる。僕らが学ぶところもたくさんある。それに彼らのブランドっていうのはダイヤモンドだと思う。だから僕らのインフラを使い倒してもらえたらいい。彼らは店舗開発部隊が2人くらいしかいない。うちは250人もいる。うちのお店では出店が難しい場所で、成城石井に出してもらうとか、原材料調達や物流でも協力できる。

 全国に1万2000もあるお店は、客観的に見たら、非常に価値のあるプラットフォームだと思う。アマゾンのように組めるところとは組んでいって、さらにプラットフォームの価値を高めてこうという考え方。

 ――大株主である三菱商事との関係は。

 そもそも僕がいた旭硝子って三菱系で、当時も三菱商事とは取引をしていたし、同期や先輩もたくさんいて、よく知っている。改めて思うのは懐の深さ。垣内さん(垣内威彦・三菱商事生活産業グループCEO)は、ローソンの社外取締役で、月一くらいでミーティングもしている。これがすごく有益。流通全体の絵とか、原材料の仕組みとか、大きい流れで商売してるじゃない。垣内さんとの話はすごく大きな示唆をもらえる。

 あとは人材の面。こんなポジションの人がほしいって言うと出してくれる。今20人くらいローソンに来てくれていて、なくてはならない存在としてがんばってくれている。三菱商事の人材、情報量、スケールの大きさは、ローソンにとって、大きなアドバンテージだと思う。また取引先である三菱食品からは、競争力がなければ買う必要はない、と言ってくれる。

 商事からの監視やプレッシャー? そんなのはCEOをやっていたら、当たり前のもの。それより僕らの一番シリアスなステークホルダー(利害関係者)は加盟店。彼らはそれで食ってるんだから。僕らがダメな商品を出したら、彼らの手取りが下がる。一方、三菱商事は、戦略的なステークホルダー。もちろん監視もされているし、業績がすべてだから、僕がやっていることで企業価値が下がったら、黙ってないでしょう。でもそれはどこもそう。

■柳井さんの講演には涙が出た

 ――ところで柳井さんがローソンの講演にきてくれたそうですね。

 マネジメントオーナー(MO、複数店を経営するオーナー)と、部長や支店長、600人くらいでお迎えしたかな。柳井さんって絶対、講演受けない。僕がユニクロ社長をやっていた時も、たくさん頼まれていたけれど、絶対受けてくれない。大っ嫌いなの。でもMOって、経営者としての成長意欲がすごくある。だから柳井さんの話を聞かせてあげたいなと思った。

 絶対無理だろうなと思いつつ、ローソンのスイーツとかたくさん持って、柳井さんのところへ行った。「何そんなにいっぱい持ってきてどうしたんだ」って言われて、「お願いがあります。うちは加盟店ビジネスで、加盟店の成長がローソンの成長なんです。一度でいいから柳井さんに、商売の原理原則を話してもらいたいんです。お願いします!」と言ったら、「きみに頼まれたら断るわけにいかないだろう」と言って、受けてくれた。

 それで当日、たくさんいい話をしてくれたんだけど、一番感動したのは、謙虚なこと。柳井さんってすごい人でしょ。でも「日々一生懸命商売をされているローソン加盟店の皆さんの前で、何も偉そうなことは言えないですが、玉塚君から頼まれたので、大変僭越ながらお話させて頂きます」と。久し振りに柳井節を聞いたら、感謝の気持ちで、涙が止まらなくなってしまった。だって僕らローソンの加盟店のために、講演の大嫌いな柳井さんが一生懸命、話をしてくれてるのだから。

 ――先日柳井さんにインタビューをしたとき、「玉塚さんがローソン社長になったので、一緒に何か仕事をする機会もあるかもしれない」と言っていました。

 本当!?いいこと聞いた。さっそく行こう!

(田野 真由佳)

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この記事は、東洋経済新聞社の提灯持ち記事。だから、本来は秘密にすべきことが、自慢話で表にでてきている。

5%のMOで95%の一般加盟店を排除しローソンを支配しようとする計画が、如実に感じ取れる。

この私のブログも加盟店排除のいい宣伝になっているのかもしれない。

一般加盟店が、どうなろうと知っちゃーいないという、玉塚社長の意思表示だ。

秘密にしとけば、成功するかもしれないが、しゃべりたがり、目立ちたがりが表面に出した。

90〜95%の加盟店を敵にまわす行為、一部上場企業の社長としてあるまじき行為だ。

既存店の活性化?この記事の通りやってくれたら、だれも文句をいわないが

口先だけで行動が伴わないことが大きな問題だ。

 

 

 

 

 


半分ローソン、フル装備。「+フレンズ山陽垂水東店」

2014年11月16日 21時56分25秒 | 日記

山陽電車駅構内に駅型コンビニエンスストアが誕生
11月13日(木) 午前7時

【兵庫県】「ローソン+フレンズ山陽垂水東店」オープンーーーー

株式会社山陽フレンズ(本社:兵庫県明石市、代表取締役社長:森本一弘、山陽電気鉄道株式会社の100%子会社、以下「山陽フレンズ」)と株式会社ローソン(本社:東京都品川区、代表取締役社長:玉塚元一、以下「ローソン」)は、山陽電車沿線においてコンビニエンスストアを展開することで合意し、包括業務提携を締結いたしました。

 両社の協業による駅型コンビニ店舗「ローソン+フレンズ山陽垂水東店」が11月13日(木)に、「ローソン+フレンズ山陽板宿駅店」が12月中旬にオープンいたします。これらの店舗を皮切りに、山陽電車沿線での店舗展開を積極的に進めてまいります。今回オープンする「ローソン+フレンズ山陽垂水東店」は、山陽電車垂水駅東口側の売店を、お客様のご要望の多かったコンビニエンスストアにリニューアルした店舗です。両社は、それぞれの持つインフラやノウハウの相互活用を進め、駅売店の接客スピードと、コンビニエンスストアの豊富な品揃えと多様なサービスの融合により、地域のお客様に支持される店舗を目指してまいります。

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不思議な店舗だ、実際にみると何故こんな店舗ができるのか?の2弾目だ。

狭い店舗に、ロッピー、マチカフェ、F/F、アイスケース、雑貨の棚。バックルームなし。

離れたところに倉庫があるらしい。そこから運んで補充だ。冷凍庫もそこにあるだろうか?店舗は、オープン、万引きされ放題。

ローソンの配送は、週5日。毎日、配送で無ければ、低単価、客数商売の店舗では、品切れが

多発する。この店舗も品切れが目立った。

この写真では、突き当たりには「ハートイン」、JRの改札がある。

15mぐらいの距離しかない。不思議な事に両方にたばこ。

距離制限をどうかいくぐったのだろうか。それは、おいといて

セブンイレブンになる店舗の横に殴り込み、どんな勝算を

描いているのだろうか?

 手間隙かけないと、できないオペレーションの店舗を作って、無駄なことをする。

2年もつか疑問だ。

セブン、ファミマに鉄道構内営業のいいとこ取りをされ、焦った結果だろうか。

ちなみに、この店舗の位置は、三陽電車の構内からは、かなり離れた場所にあり

JRのサブの改札口ちかく。

発表と大分違う、嘘をつくことと、意味のない店舗をつくり、店舗数を増やす事の

上手な会社だ。この店舗も禁じ手だ。



なぜ、意味のない店舗?

2014年11月15日 21時15分25秒 | 日記


神戸マラソン、あと1週間。下見を兼ねてランニング。ありました。ヴィッセル神戸ローソン。話題作りだけのローソン。サッカーのないときは、客がいない。くるときは、どっとくる。発注、オペレーションが、非常に難しい。かつ、単店舗だから、建設コスト、バイイングをもコストがかかる。禁じ手の店舗だ。


本部の指導通りにすると店が潰れる。

2014年11月12日 06時06分10秒 | 日記

コンビニ店員土下座恐喝事件で有名になったファミマが閉店の危機へ

客とのトラブルにより店員とオーナーが土下座する事件が起きたファミリーマート茨木横江店が現在、通常営業ができず閉店間際にまで追い込まれつつあることが判明した。 

実際に横江店を訪れた人によると、棚はガラガラで商品が補充されておらず今にも潰れそうな雰囲気だったという。アップされた写真を見ると事態の悲惨さが伝わってくる。 

横江店は親子2人が経営しているということで、もともと人手が足りない状況だったのだろう。事件以降、各方面への対応で時間をとられてしまい、通常営業ができなくなったものと思われる。 

これがあくまで一時的な状況であり、今後通常状態に戻ることができればいいのだが、ネット上では、「店長の心が折れて閉店を決めたのでは?」、「もう残ってる在庫を処分している状況なのかもね」、「潰れたら地上げ成功だな」と閉店を予想する声が多数聞かれる。何も悪いことはしていないのに、ここまで追い込まれるとはなんとも気の毒な話ではないか。暴走族のたまり場になっていた 

地元の人によると、このファミリーマート茨木横江店周辺は特に夜の治安が悪く、以前から暴走族が集まる場所になっていたという。店長と息子は長年、たった2人きりで暴走族達に負けずに戦い続けてきたのだ。 

土下座事件で取り上げられたファミマの現状らしい。

本部の指導のまずさが、招いたこの状況だ。

本部の現場対応のまずさが際立った。

事件をまねいたのは、店長の商売人らしぬお客さまへの接客態度だが、

ここまで、大きくしてしまったのは、一緒に土下座をしている本部社員だ。

クレームが店の従業員にに暴力、金銭的要求をした時点で犯罪にかわる。

プロのクレーマーは、暴力はふるわないし、金銭的要求もしない。

犯罪に変わった時点で、警察を呼び、金銭的要求を拒否すべきだ。

被害届を出す出さないは、状況次第だが、お客さまは、「お客さま」

犯罪者にしない配慮も必要だ。

 現場知らずの本部の指導通りにして、閉店の危機。

本部は、他人事だ。

現場知らずの本部が、対応を誤ると取り返しのつかないほど企業イメージを悪化させる。

加盟店の発言を、本部社員が取り囲んで封鎖、かつ突然の店舗閉鎖。

ネット社会で全てが、白日のもとにさらされてしまう。

どこのチェーンも一緒だと思う。

いかに、加盟店に無茶をしてきたのか、増収増益の言葉の基に加盟店との

信頼関係をないがしろにし、企業のみの利益追求してきたのか。

本部の指導通りにすると、店が潰れる。実感だ。 コンビニ大王を心より応援します。

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見せしめなのか、口封じなのか?

2014年11月11日 06時24分54秒 | 日記

このブログに投稿していただいたコメントの引用です。ーーー

去る11月4日、東京都稲城市のファミリーマートが強制閉店。
元々の原因は、今夏に起きたSVにより不正。
被害にあった店舗の中で、この強制閉店させられたオーナーさんがオーナーミーティングにて本件に関する質問をした際に、会場から強制退場させられたことが遠因となっているようで、裁判費用のためにとレジ金から一部を雑費費用出金しプールした金が日々の送金不履行に該当する契約違反とのこと。
確かに送金は契約上の必須事項ではあるが、元々の原因は社員の不正による被害であり、強制契約解除の前になぜ話し合いで解決しないのか甚だ疑問のある会社である。
煙たいオーナー店は、社員自ら犯罪行為までして、防衛手段に出た店を閉めるという、まさにマッチポンプ状態。
コンビニ本社による加盟店いじめの話は、枚挙にいとまがないが、ここまで醜い話も珍しいのでは。

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写真は、あるブログで見つけた伝票、今回の事件の証拠品だ。

この手書き伝票で、店の棚卸しロス等が簡単に操作できる。

SVはその犯罪的行為を簡単にできる、そのような操作は、普段から本部自体が

やっているので、チェックできない。処分もできないのではないか?

本部が、現場から離れているとこういう現象がいたるところで起きてくる。

管理能力の低下だ。そのつけを加盟店に持っていき生き残りを図ろうとする。

優越的地位の濫用の旨味をしる本部の加盟店蔑視の行為だ。

私もそうとうやられた。そのうち証拠となる帳票のアップをしようと思っている。

加盟店を虫けら同然に扱う本部は、問題がおおきい。


ローソンの安売り体質で格差は、広がる。

2014年11月10日 23時08分42秒 | 日記

セブン&アイすら予測外れ目標割れ…出口見えぬ小売り不振、安売り消耗戦突入か

 2014/11/8 06:00

●低価格戦略から脱却できるのか?


 消費動向の読みに定評のある鈴木氏にも先行きがわかりづらいのか、「週刊朝日」(朝日新聞出版/10月10日号)で行われた作家の林真理子氏との対談では、いつもの自信たっぷりな発言を封印している。

「鈴木:これから5年後のコンビニは大きく変化する。ただ、どんなふうに変わるか、僕にもわからない。
林:会長がわからなかったら、ほかの誰にもわからないんじゃないですか。
鈴木:だから世の中の変化に合わせていく。セブン-イレブンで特徴的な商品というと、最近では、100円コーヒーですね。コーヒーはセブン-イレブン創業 のときからずっとやっていて、30年、40年と研究し尽くして100円コーヒーができたんです。そうやってわれわれが世の中に変化を植えつけていかなく ちゃならない。5年たったらコンビニは相当変わりますよ」(同誌より)        

鈴 木氏は「低価格戦略は打開策にならない」を持論としており、林氏との対談の中でもダイエーが衰退したのは「安さから抜けられなかったから」と分析してい る。だが、100円コーヒーが大ヒットした要因のひとつは、100円という安さである。セブンが100円を前面に押し出したため、他のコンビニも淹れたて コーヒーの値段を100円に値下げして対抗せざるを得なくなった。セブンの100円コーヒーは低価格競争の勝ち組の商品ともいえる。鈴木氏は「値段を下げ ればいいという時代ではない」と常々語っている。しかし、セブンの価格設定は、「類似した商品であれば、ライバル各社と比べて10円から20円安いケース が多い」と外資系証券のアナリストは指摘している。こうしたセブンの取り組みは、増税による低価格志向を先取りしているとも受け取れる。

 一方で、食品メーカーは円安の影響による原材料価格の高騰により製品の値上げラッシュだが、消費増税による売り上げの戻りが鈍い小売り企業としては、消費者を呼び戻すために安売り一色になる可能性もある。

 そんな中、東京、神奈川、千葉、埼玉に270店を展開する食品スーパー、マルエツは消費増税後の4月に前年実績を割り込んだが、安い商品と高めの品揃え を同時に強化する二面作戦が功を奏し、5月からはプラスが続いている。14年3~8月期の営業利益は前年同期の2.3倍の23億円となり、今後、首都圏に 年10店以上、新規出店するという。

 これから本格化する歳末商戦では、小売り各社が安売りに走らず、鈴木氏が述べるように低価格戦略から脱却することはできるのか。今後の売り上げ回復を占う上で、小売り業界は重要な局面を迎えているといえよう。

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ローソンマート、対面コーヒー100円、にっこりローソンの日、おでん70円etc.

ローソンの施策はほとんどが、「安売り」、短期的な業績をあげようとして陥る罠に

はまっている。業績は、どんどん悪化するだろう。ローソンマートが示している。

セブンは、まだ節度をもった「安売り」だ。

格差がひらくだろう事は、みんなわかっているが、社長を諌める人がいないのだろう。

 


加盟店との信頼関係で、モスバーガー健闘。

2014年11月10日 22時03分50秒 | 日記

マクドナルドが不振に陥っている一方で、モスバーガーが健闘している。

モスバーガー、なぜ好調?マックとの明暗を分けた、商品力とFC店舗力の秘密

モスバーガーは数年来低迷していたが、昨年から盛り返してきた。同社は、ハンバーガー全24品のうち17品をリニューアルしたことと、国産肉使用の 「とびきりハンバーグサンド」シリーズの好調により、客数が増え、売上高と営業利益に寄与したことが業績回復の要因としている。要は商品力の向上が業績回 復につながったといえよう。

 低価格商品を出したかと思うと廃止して、今度は高価格商品を投入したりと、相変わらず価格政策のダッチロールを繰り返しているマクドナルドに対し て、モスバーガーは一貫して価格競争に参入しなかった。こうしたモスバーガーの戦略について、外食コンサルタントは次のように評価する。

「飲食業にとって、価格競争への参入は禁断の実を食べるようなものだ。モスバーガーは価格を破壊せずに商品の品質を維持するという飲食業の王道に徹し切っている」

●顧客ニーズ吸い取りのための愚直な取り組み

 また、商品力の強化には、モスフードが3年前から実施しているタウンミーティングが大きく寄与していると同コンサルタントは語る。

「社長を含む経営幹部数十名がほぼ毎月、全国各地で多くの利用客と面会して、いろいろな意見を吸い上げている。外部の調査会社に委託するとか、社員 にヒヤリングさせてレポートを提出させるとかでなく、経営陣が直接、生の情報を収集して歩いているのだ。その積み重ねが商品力の強化につながっている」

 モスバーガーの商品力でアピールされるのは、契約農家から仕入れた有機野菜の使用や和風メニューの開発などだが、その背景には率先して足でニーズを吸い上げる、愚直なまでの経営陣の活動がある。

●FC店舗との強い信頼関係

 モスバーガーの国内店舗数は約1400店。その8割弱がフランチャイズ(FC)店である。このFCが商品力と並んでモスバーガーのもうひとつの強 さなのだ。どのFC本部も「本部とFCは共存共栄」という謳い文句を強調するが、この文句を真に受けるFC加盟候補者は少ない。

その中にあって「モスバーガーは本部とFCの信頼関係が強い」と業務用食材商社の幹部は評価する。スーパーバイザーの精度の高い指導もさることながら「何よりモスのFCオーナーの質が高い」という。それは、加盟時に設けられたハードルの高さを見れば理解できる。

10年以上前、あるFC加盟店募集代行会社が、居酒屋チェーンへの加盟を勧誘する目的でモスバーガーのFC加盟店リストを入手して、FCオーナーに 次々と営業攻勢をかけていたことがあった。外食FC経験者なら積極的に関心を示してくれるだろうから、一定の確率で加盟させられると見込んでいたのだ。

 この募集代行会社は収益性の高さをセールスポイントに勧誘したが、モスバーガーのFCオーナーの大半は歯牙にもかけなかったという。

 当時を知る外食記者はこう振り返る。

「その居酒屋チェーンにも加盟店募集代行会社にもマトモな理念すらなく、ともかく儲け主義一辺倒だった。だから、勧誘に乗ったオーナーもごく一部い たが、大半のオーナーは体質的に受け付けなかった。同じ外食FCでも、ビジネスの動機がまったく違うのだから勧誘になびくはずがなかった」

 モスバーガーの13年度新規出店目標は85店。退店数を除くと、前年度比57店増加する見通しだ。「出店先の物件候補として、モスフードサービスには店舗物件仲介業者からマクドナルドの閉鎖店舗リストが持ち込まれている」(不動産業界関係者)という。

 マクドナルドの閉鎖店舗にモスバーガーが開店すれば、消費者にとっては、マクドナルドがモスバーガーに生まれ変わるようなものだ。両者の明暗を象徴する“入れ替わり”が秘かに始まっている。

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プロ経営者原田 泳幸(はらだ えいこう、1948年12月3日 - )氏は、

アップルコンピュータの日本代表から日本マクドナルドへ転じた、いわば典型的アメリカンスタイルの経営者です。コストダウンや価格戦略を重視する経営スタイルがその本質。

「マックからマック」ということで話題を呼んだ。

その後何故かマックの社長職を解かれた。

その後、株式会社ベネッセホールディングス 代表取締役会長兼社長。ベネッセコーポレーション代表取締役社長となった。

プロ経営者としてサントリーに行った新浪氏と並び称される。

しかし、彼らが去ったあとは、不毛の大地が横たわる。

彼らの、最大の問題点は、加盟店との信頼関係を築かなかった事。

加盟店からの収奪で、本部利益を捏造した事。

業績の明暗は、モスバーガーの好調さが示している。



数字は間違っていませんか?玉塚社長。

2014年11月06日 21時57分49秒 | 日記

玉塚ローソン社長:17年度にネット通販取扱高5000億円ーーー

時事通信 2014/11/4 12:24

 ローソンの玉塚元一社長は4日、都内で記者会見し、アマゾンジャパン(東京)との提携拡大などを通じ、ローソングループで2013年度に1200億円程度だったイ ンターネット通販流通取扱高を17年度に5000億円に拡大することを目指すと語った。取扱件数は13年度の11万件から17年度には4倍以上の45万件 に増やすという。   

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 玉塚社長の発表の数字おかし過ぎる、私がおかしいのか見て欲しい。

取扱高5000億円、かって20年前ダイエーが、小売業で初めて1兆円を売り上げた。

今は、そこから少し落ちているが8300億円、ほぼそれと同じ金額のアマゾンの

非食品主体の物品を取り扱うということだ。ロッピーの端末操作と引き渡しでそれだけの

ものを、動かせるのだろうか?

 500000000000円(5000億円)・・・1

       450000件(45万件)・・・・・2

 平均単価 1/2・・・ 111万1111円 

平均単価111万円の商品をあつかうのか?

借りに平均単価1111円の商品を取り扱うとすれば、

4億5000万個、1万の店舗数で割ると4万5000個

1日当り123個、毎日扱わないとこなせない。

あくまでローソンの発表は取扱高、売上高ではない。

加盟店にはいるのは取り扱い手数料のみ。

どちらにしろ、何の裏付けもない5000億円の数字を発表して

恥ずかしくないのだろうか?だれもチェックしないのだろうか?

というより、堂々と発表すると、私が間違っているのかなと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

    


「ご用聞き」?大丈夫ですか?玉塚社長。

2014年11月05日 22時31分07秒 | 日記

コンビニでアマゾン商品購入 ローソンがサービス正式発表ーーー

SankeiBiz 2014/11/5 08:15

ローソンは4日、インターネット通販大手のア マゾンジャパン(東京)の商品をコンビニ店舗で購入できるサービスを共同で始めると正式発表した。ローソンの店頭情報端末を使ってアマゾンの商品を注文 し、最短2日後に店頭で受け取れるようにする。5日に静岡県内の約200店舗でスタートし、利用状況を踏まえ、2015年春に全国約1万2000店舗へと 拡大する。

 4日の発表会見に臨んだローソンの玉塚元一社長は「地方では(小売業の)お店が少なく、欲しいものが手に入りにくいとの声も多い。そういったニーズを取 り込んでいく」とコメント。アマゾンジャパンのジャスパー・チャン社長は「消費者に便利なショッピング体験を提供したい」と述べた。

 ローソンが店で扱う商品は約3000品目。アマゾンが扱うのは数千万品目に上り、ローソンは店頭の品ぞろえを補完できる。

 消費者は、店頭情報端末「ロッピー」の画面から商品を選び、備え付けの電話でオペレーターに注文して、端末が発行するレシートを使ってレジで代金を支払 う。品物は早くて2日後に店頭で受け取れる。電話注文であるため、ネットの操作が不得手な高齢者やクレジットカードを持てない未成年者も使いやすい。

 同時に、店員がロッピーに対応するタブレット端末を持って消費者の自宅を訪れ、注文を受ける「御用聞き」サービスも行う。        

セブン&アイ ネット通販注文でコンビニ即日渡しーーーーー

SankeiBiz 2014/10/30 08:15

セブン&アイ・ホールディングス(HD)は、 グループの百貨店、専門店などで取り扱う商品のネット通販で、最速で当日中に購入者の指定したコンビニエンスストア「セブン-イレブン」で受け取れるサー ビスを始める。来年秋にも首都圏のセブン-イレブン約7000店でスタートし、順次拡大する。

 ネット通販各社は、商品引き渡しの短期間化を進めているが、同社では、既存の配送インフラを活用するコンビニ受け取りを強化し、ネット通販自体の利便性を上げる考えだ。

 セブン&アイでは、グループのネット事業の物流拠点を近く埼玉県久喜市に稼動させる。ここにイトーヨーカ堂、そごう・西武、ロフト、赤ちゃん本舗などの 商品を集める。各社に入ったネット通販の注文に応じて、指定されたセブン-イレブンの店舗に商品を搬送する。午前7時までに注文された場合、当日の午後7 時には店頭で商品を引き渡せるようにする。

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同時期に、発表された2社の記事。得意げに自ら記者会見に望んだ玉塚社長。

コンビニ業界の物笑いのたねになるだろう。

ネット通販は、商品引き渡しの短期間化を進めているなかでの、期間延長。

ネット通販は物を販売しなければうまみはない、その中で手間がかかり利益の

でない引き渡し業務を背負い込み、加盟店へ丸投げ。

だれが、タブレット端末を持ってお客さま宅を訪問するのか?

女性社員では、一人では行かせられない、男性社員が行っては、店は空になる。

「馬鹿も休み休み言え」のレベル。

右側の野辺一也執行役員は、玉塚社長がローソンにはいる前にやってた事業再生を専門とするリヴァンプ

からの転職。玉塚社長社長が、副社長がらみでひっぱてきたが、三菱商事系の反撃で執行役員どまりになった。

しかし、コンビニは素人。素人がやる経営は、危なっかしい。

我私利私欲での一部上場企業の経営は、犯罪行為だ。

企業を、破滅に導く。

たまたま、日銀の大規模金融緩和、株式の購入でたまたま他のコンビニ同様

ローソンの株価があがって、舞い上がっている感じがする。