JFAコンビニエンスストア統計調査月報 2014年10月度 ーーーーー
〔全般的動向〕
今月は、北日本で平均気温が低かったことに加え、台風第18号、第19号等の影響により客数が減少した。反面、 淹れたてコーヒーを含むカウンター商材、惣菜等が好調に推移し、既存店客単価は前年を上回った。
既存店ベースでは、来店客数12億8,183万人(前年同月比-1.2%)が8ヶ月連続のマイナス、平均客単価 588円(前年同月比+0.1%)が2ヶ月ぶりにプラスになり、売上高7,532億円(前年同月比-1.1%)は7ヶ月 連続のマイナスとなった。
〔商品構成比および売上高前年同月比〕 (既存店ベース)
2014年7月度より全店ベースから既存店ベースに変更している。
既存店...調査月において、当月と前年同月 でともに営業中の店舗、全 店...調査月における営業中の店舗
構成比(%) |
売上高前年同月比(%) |
|
日配食品 |
35.5% |
1.1% |
加工食品 |
27.0% |
-1.7% |
非食 品 |
32.5% |
-4.3% |
サービス |
5.0% |
9.6% |
合 計 |
100.0% |
-1.1% |
※本調査の対象・・・・・JFA正会員コンビニエンスストア本部 10社 (株)ココストア、(株)サークルKサンクス、(株)スリーエフ、(株)セイコーマート、(株)セブン-イレブン・ジャパン、 (株)ファミリーマート、(株)ポプラ、ミニストップ(株)、山崎製パン(株)デイリーヤマザキ事業統括本部、(株)ローソン ※上記、全て速報値
サービス |
POSAカード、コピー、ファクシミリ、宅配便、商品券、ギフト券、各種チ ケット、テレフォンカード、宝くじ、D.P.E、レンタル、乗車券、航空券、宿 泊券、クリーニング等 |
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FC協会発表の10月度の既存店売上高
1.1%のマイナスということだが、サービスの売上高前年比でかなりの
押上効果があるが、動向では触れられていない。
利益のないサービス売上げは、加盟店に取って手間隙がかかり、好ましい物では
ないが、こうしてマスコミ発表にうまく使われる。
実感との差がこうしてつくられる。
ローソン以外大きく売上げの上がる要素はないので、シネマを買収した
チケット売り上げが、コンビニの売上げ前年比を押し上げている事が推測できる。
実感のない、売上げ前年比だ。