心の中のBYJと共に!

ようこそ!老年期まっしぐらのハルの韓国旅行時々国内旅行の記録です。最近は旅には出ても、報告アップが滞りがちですが…

夫と過ごす韓国の日々-3日目レストランの梯子と長漢坪のパンダジ

2016-05-05 | ソウル散歩
4月29日、ウリナムピョン来韓3日目です。昨日のほとんど登山ともいえる
城郭歩きの疲れが残っていたので、この日は観光は無しにして、私がもう
一度行きたかった‘トト里’とナムピョンが関心を示した根っこ料理店で
の食事中心のスケジュールにしました。そして根っこ料理屋さんの前に長
漢坪の骨董街で、過日下見しておいた幾つかの家具の内、取り置きをお願い
したものをキャンセルしたり、気に入ったものの最終チェックをしようと
思います。

朝食は下宿でいただくのでゆっくりすると言っても、締め切りの九時迄に
には終えなければなりません。8時半頃には起き身支度して食堂へ行きます。
いつもは食堂でいただきますが、ナムピョンが居る間は、プレートに盛り
部屋に持って来ていただきます。テーブルは旅行鞄を横にして代用です。
食後はナムピョンがお土産に持って来てくれたバターケーキとイルサン
調達のコーヒーでまったり過ごしました。このケーキは、パン焼き機で焼く
レシピを見つけたとナムピョンが焼いてきてくれたものです。
美味しかったです^^

出発は11時、一度連れて行っていただいただけのところへ無事行けるか
少し不安ですが、前回行った後すぐインターネットで検索し交通は
新盆唐線(シンブンダンソン)の清渓山入口下車と調査済みです。新村から
乙支路3街で3号線に乗り換え、良才で新盆唐線へ再び乗り換えです。良才
で新盆唐線に乗り換えて初めて気づきました。新盆唐線は地下鉄ではなく
国鉄だったようで、別料金が発生しました。韓国は交通料金が安上がりに
なっているので、ちょっとした手違いで高くなる手段を選んでしまうと、
とても損をしたような気になる弊害を起こします。元々安いんですから
錯覚なんですけどね・・・

※下書きの処理をしたつもりが、アップしたことになっていました。
熱も無いのに、ボーッとしていたのでしょうか?途中でしたのでまだ続きます。

さて、良才で新盆唐線に乗り換えた後は2駅目の清渓山入口駅で下車です。
駅を出れば、一度行っているし、見覚えのある風景を探して辿りつける積り
だったんですが、駅を出て通りを少し歩いても見覚えのある所に出ません。
已む無くタクシーを拾い、スマホでお店の地図を示して、連れて行ってもらい
ました。

この日も混んでいました。入口の空席待ち椅子は満杯!レジ前に居る男性に
来店を告げると待機№のカードを渡されました。№12です。ガーデンテラス
の椅子に座って待っていると、程なく№9・10が呼ばれたのであまり時間を
掛けず入れるかもしれないと予想したのですが、予想に反して2・30分は
待ったような気がします。
やっと入れた時は、もうお腹がペコペコでした^^;

団栗で作られた料理のカップルセット、今日は本物のカップルで、美味しく
いただきました。料理の詳細は3月29日の記事をご参照くださいね。
帰りはお店の前を通るバスが良才駅を通るのでバスに乗りました。
お店のある通りは花を栽培する温室がずら~り並び、花の問屋街の様相を
呈していました。

さあ次は、ついでにと言いつつ実はメインの骨董街に向かいます。気に入る
ものを見つける前に、とりあえずまあまあ良かった物を取り置きしてもらって
いたので、まずそちらのキャンセルからです。
所が下見に行った時あまりにたくさんのお店を見て歩いたので、どのビルだっ
たのか、わけが分からなくなっていました。そうそう名刺をもらっていたはず
と取り出して見ると4棟とありました。ビルが何棟もあるのは踏十里(タプシンニ)
の方だったので4棟を探してウロウロ、駅から近い所が数字が大きく離れる
につれて小さくなっていきます。ところが5棟の次が無いんです。2棟に
入って4棟が何処にあるか聞くと、4棟は無いとの返事にガーン。

聞いた人がまた親切な人で、ご自分のお店に戻り、ご主人に電話を掛けてもらっ
てくださると言うのです。そこまでしていただかなくてもと言うのですが、全く
意に介さない風に、さっさかしてくださって~
電話はつながりませんでしたが、お店は買いたい物があるお店と同じ宇成ビルに
あることが分かりました。親切なご主人夫婦のお店は、かつて樹木希林が「温故
希林」で韓国を取材した折に訪問したお店で、写真が飾ってありました。

踏十里2棟から長漢坪宇成ビルまでは10分程度、お二人は結構あるからタクシー
で行きなさいと言ってくださったんですが、普段全然歩かない私、こんな時位
歩くのは全然平気です。いつもは大通りを歩いていたんですが、この日は一本
裏の通りを行きました。そこを歩くのも面白かったです。日用雑貨のお店で
プラスッティックの枝で作った代用竹箒を見つけ、早速ナムピョンに持論「韓国
には竹箒が無い」を披露したりしながらお店(新羅堂)に到着。

このお店で気に入ったものは、欅造りのパンタジです。前面の上半分が開閉できる
ようになった長方形の箱型家具です。

下見に訪れた時は、去年の旅行時に仁寺洞で見つけたムンガプのような棚タイプ
の物を探していました。同じタイプは見つからず、机のちょっと変わったものを
一点候補にして更に探しているうちに、普通は結構大きいパンダジが小振りで
木目の模様も気になる物がありました。欅だそうです。お値段を聞くと、仁寺洞
の物程ではありませんが、まだちょっとお高いです。もう少し他も見てと一旦
お暇しましたが、この家具を見てからは不思議に、ムンガプにこだわりが無く
なっていました。

それから数件を見て歩いて、お値段的にまあまあの物はありましたが、ピンと
来るものはありませんでした。色々総合して良く考えて帰国するまでに何か一点
購入できればいいとその日は下見にとどめましたが、良く良く考えて気がついた
ことがありました。

去年から妙に古家具に惹かれていましたが、今日はまた木製の家具中、欅が好き
なことに気がつきました。結婚する時にあつらえてもらった家具も、思えば欅で
した。

古家具が欲しいのは、私が育った古い家が壊される時、思い出に太い梁の1本でも
取っておいて、テーブルでも作ろうと思っていたのに、保存の段取りを取らず
放置して、実現できなかった代わりの物が欲しいのだと分析しています。
そしてその田舎の家には、大きな欅の木もありました。唯あったというだけで
その木に何の思い入れも、思い出があるわけではありません。木は家を増築する
過程で邪魔になると、幼いころに既に無くなっていました。でもこうして欅に
惹かれることを思うと、何だか因縁を感じます。

お店は生憎鍵がかかっていましたが、電気の付き具合からちょっと出かけている
だけのようでしたから、電話を掛けたら郵便局へ出たのだとか、すぐ戻ってきて
パンタジに再会。数か所に擦れた痕と上に煙草の焼け焦げが1か所あります。
擦りキズは油(?)で拭いて綺麗にします煙草痕は手を入れると、オリジナルで
無くなるから入れられないと言います。

残念だけど、それもこの家具が経てきた歴史の内、諦めるよりそばに置きたい
気持ちが勝りました。後はお値段ですが、値段は有って無いと同じ、自分が
欲しいなら高くても致し方ありません。でもできれば出来る限りやすい方が・・・
考えた末送料分の値引きをお願いしたらしぶしぶながら了承してもらえました^^v

お店のご主人は私よりう~んと若い女性です。何と呼ぼうかと未婚か既婚かと
質問を始めたら、反対に「お客さんに呼び掛ける時は何と言ったら喜ばれるか」
と聞かれてしばらく呼称談義。結果お店でご主人には社長の「サジャンニム」
女性の年配のお客さんには奥さんの「サモニム」が良いが、独身の人には要注意
など、いずれにしても呼称には苦労する様です。

お買い物の後はタクシーで根っこ料理屋さんへ。こちらはトトリと違って
はっきり分かります。撮影所交差点まで行ってもらい交差点で降りれば
この前の記憶を元にすぐたどりつきました。

お買い物を無事終えてまずはビールで乾杯!ウリナムピョンはめずらしい
トドッ料理にひたすら箸をすすめ、二人で舌鼓を打ちました^^
完食して帰宅した後は明日の聞慶陶器祭りに備えて、部屋飲みは止めにして
早めにそれぞれの部屋で就寝。

長文、お読みいただきありがとうございました。







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2 コメント

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楽しそうですね (たか)
2016-05-05 20:51:29
風邪は治った様ですね。
安心いたしました。

面白いですね
相手を呼ぶとき、確かに30代で「おばちゃん」と
呼ばれると「エッ?」ってなりますものね。
韓国でも同じなんですね。
随分前ですがツアーは殆どした事の無い私だったのですが
ツアーで東北へ行った時
添乗員さんに「お母さん、お母さん」と呼ばれ
そう言う呼ばれ方をしたのが初めてだったものですから
「お母さんかぁ」とチョッピリ寂しいおもいをしてしまいました。
何時までも若い気でいても・・・なんですね。
その内「おばあちゃん」って呼ばれてしまうのかしら。
おばあちゃんは嫌ですね^^; (はる)
2016-05-06 00:10:18
たかさんこんばんは^^
>その内「おばあちゃん」って呼ばれてしまうのかしら。

たかさん、まだ呼ばれたこと無いんですか?うらやましいです。
私面と向かってでは無いのですが、7・8歳年上の友人
の大学生と
高校生の孫娘さんたちから、メールで○○おばあちゃんと
(○○には私の名前が入ります)書かれてしまいました。
自分のおばあちゃんに「おばあちゃん」と呼んでいる同じ感覚で
使ったのだろうと思いますが・・・ちょっとショックでしたね。

血縁関係の無い人を、おばあちゃんと呼ばないという意識付けを、
どこかでしてくれないものでしょうかね。

「おばあちゃん」に関しては韓国も同様ですが、「おばさん」に関しては
血縁間で使う言葉とは別に‘アジュンマ’という言葉があって、
区別できて良さそうです。でもこのアジュンマって言葉、ドラマを
見ているとお手伝いさんと同義語のように使われていたり
あんまり良い印象がありません。
使っている人の意識の持ちようが問題なんでしょうね。
因みにアジュンマを丁寧に言うとアジュモニムになります。
長々書いて済みません。ご心配いただきましたが、完全復活
致しました。ありがとうございました。

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