心の中のBYJと共に!

ようこそ!老年期まっしぐらのハルの韓国旅行時々国内旅行の記録です。最近は旅には出ても、報告アップが滞りがちですが…

小春日和の一日ー骨董市の楽しみ

2016-12-05 | 日記
長閑な小春日和だった昨日、有楽町の国際フォーラムで開催された大江戸骨董市に出かけ
てきました。京都の弘法市には、わざわざ新幹線に乗って何度か出向きましたが、大江戸
骨董市は初めてでした。




見学していると、やはり目に付くのは焼き物の類です。名もない朝鮮物に一つと古い
志野に少し惹かれる物がありましたが、お茶は好きで家族と楽しんでいますが習っている
わけでも、まして教室を開いているわけでもない私が、高価なお茶碗を幾つも持っても
それこそ宝の持ち腐れ、そのお宝に申し訳ないので、見て楽しむだけです^^

私好みではありませんが、豪華に彩色された繊細で美しい焼き物を見つけました。


九谷の様だけど~とウリナムピョンと話していると、お店の人が確かに九谷焼きで
‘千の華シリーズ’として輸出向けに作ったもので、日本には全然無かったが、里帰り
してきているのだと教えてくださいました。

そう聞いて思い起こせば、輸出用に作られた日本の工芸品の数々、日本人好みとは
違って金銀色での彩色を多用したり色遣いそのものがカラフルだったりします。
今年見た展覧会などからも漆には芝山漆器、陶器には宮川香山の高浮彫が、輸出向けに
生まれた物と記憶してしています。

写真は知らなかった事を一つ覚えた記念に、買えないけど写真に撮りたいとお願い
したらOKをいただきました。

手に入れることを目的としなくても、知らなかった日本の工芸品の美しいものを
博物館などではなく、埋もれていた物を愛でて歩くのも中々良いものです^^

ところで関東の本格的な骨董市に初めて行ってみて、一軒一軒の出店のしつらえが
丁寧に洒落てティスプレイされていると思いました。西と東の差でしょうか?
良い悪いでは無く、品物を扱う人の性格の違いが関西と関東で違いがあるとしたら
面白いものだなあと~~。