くじびき はずれ の 見た世界

シニア初級者というのに世間知らず。
少年のようなつぶらな瞳?
そろそろ大人の記事を書きたい毎日です。

大河は低迷!?

2012年08月27日 22時02分24秒 | エエのんかなぁ?

今年のNHK大河『平清盛』、徐々に視聴率を下げ傾向で推移していて一桁台に達しているそうだ。
どうも平安武士の風体が当時を忠実に再現しようとしたのが汚く見えたあたりから不評だったようだ。

現実問題として現代のようにアパレル界が発達していたわけではないのだから、むしろ今までの
時代劇の方が嘘っぽいと思っていたので、逆に「変なの!」としか思わない。

清盛を中心とした平家と公家・源氏の関係や皇室の権力の推移を見ていると千年も前の流れが
今更おもしろく見えて、俳優の上手い下手とか衣装がどうだとか言うのはどでもいいと楽しんでます。

 

そういうことを言いたかったのではなく、平家の前に政治のほぼ実権を握っていたのは藤原家
だったなぁと単純に思っただけのこと。

実は今日の空模様に 藤原の効果 というのが問題になっていてそれがキッカケ。

ついこの間、真夏の南(東)風が北(西)風に変わった日が二日ほどありました。
ちょっとだけホッとしたのも束の間で、南西方面で台風が発生したために時計と逆回りの渦のために
また太平洋の湿った東風に戻って蒸し暑い毎日です。

今日の大和盆地から西アルプス方面を日没前に見上げると

 

こんな空でした。 ちょうど大阪府は堺市の方向です。      右は気象衛星からの画像。

その藤原効果と言うのは、ほぼ1000Km以内に複数の熱帯低気圧があるとお互いに干渉し合い
相寄ったり片方の周りを反時計回りに周ったり、追っかけたり時間差攻撃して来たり
一緒に併走したり反発しあったりと、6つのパターンが起きることを言うんです。

一つの台風の進路予想は比較的正確に予想できる世の中になって来たのだが、この藤原効果は
予測がつかない。 まだそこまで解明されていないからなのだが。

先日(8月10日) 気象庁から
 エルニーニョ現象が発生したとみられる。  冬までエルニーニョ現象が持続する可能性が高い。
と発表がありました。

日本に近い西太平洋熱帯域は冬に向かって海水温が基準値より低い値へ推移する見込みで
インド洋熱帯域の海面水温は基準値より高い値で推移すると予測される。
これは秋は関東から九州で気温が高く、沖縄で低い傾向に。
暖冬傾向が現れるのは沖縄から関東で、北陸や東北、北海道の雪が少ないのも特徴です。

具体的には秋にシトシト長雨が続いたり、スキー場が雪不足で開けなくなったりという現象に。
一般的には冷夏になると言われているけれどその時期はもう過ぎて、この先のことが問題で
農作物の不作とか、雪が少ないと関西では来年の春から夏に向けて水瓶の琵琶湖などの
雪解け貯め水が枯渇したりする、長期にわたっての異常現象も出て来るのだ。

それよりも食糧の輸入依存型の我が国、東南アジア(藤原効果)や
欧米各国に南米諸国(エルニーニョ現象)が大変なことに。

 

はぁーっ 毎日暑いなんて言っている場合じゃないですねぇ。
大河の視聴率より人類の生存率の方が低くなっちゃうんじゃないかなぁ。