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くじびき はずれ の 見た世界

シニア初級者というのに世間知らず。
少年のようなつぶらな瞳?
そろそろ大人の記事を書きたい毎日です。

京都最初の禅寺

2014年09月15日 22時57分41秒 | ソウダKyotoへ

三連休が終わりました。
もっとも自営業の自分には関わりのないことですが、観光を含めて行楽に出かけられた方々には
良いお天気で思い出深い日々になったのではないでしょうか。

2014年は、日本に禅宗(臨済宗)を広め、京都最古の禅寺「建仁寺」を開創した栄西禅師
(1141~1215)の800年遠忌にあたります。

そのまえに・・・
この3連休にはとても京都市内、特に東山エリアや嵯峨野エリアには踏み込むなんてできません。
近畿地方の住民は休日を利用して他府県から来られる方々に配慮して遠慮するものなんです。
ですからこの日記は、この3連休の前に訪れた話です。

建仁寺を訪れる観光客のほとんどは四条通から花見小路を下って裏門から入って行きます。
お寺の大半は南、もしくは東を正門としていましてコチラのお寺も南側の八坂通り側が
正面になっていて境内見取図の南側から三門を通って行くのが正式です。

本坊や方丈はまた紹介するとして今回は明和2年(1765年)上棟で仏殿兼用の
「拈華堂(ねんげどう)」。
五間四間・一重・裳階付の堂々とした禅宗様仏殿建築である法堂(ハットウ)を
ご紹介。

というのも撮影OKの珍しいお寺なのです。

拝観者は方丈からの渡り廊下を通ってスリッパに履き替えて進みます。
東側からお堂に入った皆さんはすぐにウワァー!と感嘆の声を上げるのですが、それは実際に
行って観て経験していただきたいと思います。

お堂の正面須弥壇には本尊釈迦如来座像と脇侍迦葉尊者・阿難尊者が祀られて居ます。

    

ちょっとずつ頭を上げて行きます。

    

平成14年(2002年)創建800年を記念して描かれた「小泉淳作画伯」筆の双龍が圧巻。
ライトアップされて浮かび上がっているのです。

 

実際に観られると   大きく息を吸ってしまいます。

 


二人の夏にさようなら

2014年08月02日 22時15分44秒 | ソウダKyotoへ

詩仙堂 丈山寺 綺麗で心洗われるお庭でした。

でもやはり真夏で紫陽花の名残はあっても、咲いている花はほとんどありませんでした。
広い庭の中でただ2輪だけが存在を誇示するように、そりでもひっそりと咲いていました。

 

閉門の15分前に滑り込んできた学生らしい男子二人と入れ替わるように僕等は詩仙堂を後に
しました。

そのまま僕はどこかの駅まで送ってもらってから、仲間の彼はそのまま車で帰るつもりでしたが
『卵サンドの美味しい店があるんですけど・・・』 の彼の言葉についつい「ほんだら行こか!」と。

北白川の奥からワザワザ烏丸御池まで車を走らせて案内された店 La Madrague (ラ・マドラグ)

 

60年代を思わせる雰囲気は1962年の BB(ベベ;ブリジッド・バルドー)のシャンソンのタイトルと
同じだった。
翻訳すると 二人の夏にさようなら だという。

マドラグサンドゥイッチ(ハムとオムレツのサンド)     トーストしてある

コロナのサンドゥイッチ

かつて京都の四条河原町ちかくにコロナという洋食店があり、そこの玉子サンドが名物だった。
正確に言うと、玉子サンドを作るおじいちゃんと、それを操るアルバイトさんが名物だった。
おじいちゃんの引退によりコロナは閉店してしまったのだが、その後程なくして、このお店が
「コロナのおじいちゃん直伝」という玉子サンドを引き継いで提供しているという。

フワフワのオムレツが、しっとりパンにサンドされて1/4カットにされて皿に乗って・・・


洗心

2014年08月01日 23時34分25秒 | ソウダKyotoへ

昨日、京阪で行って仲間に拾ってもらって訪問した先は京都大学・百万遍から知らか白川通り今出川を
北に上がり住所が一乗寺から修学院に変わるあたり。
お客様のお宅に2時の約束で伺って1時間40分ほど採寸や打ち合わせなどさせていただいた。

近くには曼殊院、狸谷不動尊、野仏庵、八大神社、称名寺など有名なところがあって、20代の頃から
好きな場所でありながら随分と訪れていない詩仙堂がある。

出来ればちょっと寄って帰りたいと仲間に云うとすぐに寄り道に賛同してくれた。

徳川家康に仕え隷書漢詩の大家であり、わが国における煎茶(文人茶)の開祖であった石川丈山
住居とされていた詩仙堂 丈山寺

        

詩仙堂の門には「史跡詩仙堂」の石碑と小有洞(しょうゆうどう)と書かれた扁額。
山茶花と竹林の薄暗く木漏れ日が頼りの石段を上がると老梅関 があり、「梅関」の扁額が見える。

堂の中は丈山の遺品が飾られ、鴨居には僧都予が掲げられているために撮影禁止となっている。
中国の詩人三十六人の画像および詩の額が四周に掲げられている。
それでも部屋から外の風景は「ご自由に」と言うことである。

    

広い庭には猟芸巣(至楽巣)という読書室にサンダルが置いてあって自由に散策できるように
なっている。
一角には茶室が設けられている。季節によって様々な花が咲く。

    

庭の中央部には川が流れている。
屋根の上には嘯月楼があって月を望んで朗吟する場所となっている。

    

四季折々の景色が花が楽しめるところであるけれど僕は秋の紅葉と冬の雪が好き。
右京区の嵐山・嵯峨野から大覚寺・金閣寺と言った西の京都は天龍寺・大覚寺・龍安寺や
金閣寺に仁和寺・妙心寺と池を湛えた大きな庭の華やかさがあるように思う。

    

一方、東山区から左京区と東側に在るお寺は大原・三千院から南へ此処も含めて銀閣寺、そして
哲学の道を辿って南禅寺とモノクロ写真でも十分に魅力を感じる侘び寂びの庭が多いように思う。
離宮にしても西の桂離宮と東の修学院離宮ではなんとなくそんな違いがあるようにおもう。

特にここは砂利ではなく細かい砂の庭で微かに箒目が感じられる。

この日もいつから居たのか知れないけれども女性二人が静かに座って時々薄く目を閉じたり、じっと
庭を眺めたりしていた。

4時前から閉門の5時少し前まで、僕等も心を洗わせてもらってきました。

アブラゼミのジージー啼く声と獅子脅しの カッコーーーン!と言う音以外、静かに流れる風ですら
音を遠慮しているような静けさ。

明日から8月が始まるなんて忘れさせてくれるようでした。
お盆を過ぎるとヒグラシに鳴き声も変わるのだろう。


Kyotoへ

2014年07月31日 23時13分58秒 | ソウダKyotoへ

今日午後は京都での現地調査でした。
左京区一乗寺堂ノ前町というところで僕は電車で京阪電鉄・出町柳駅まで行って車で拾ってもらう段取り。
大和高田から近鉄大阪線で大和八木駅、橿原線・京都線を経由して丹波橋駅で京阪乗換というパターン、
近鉄大阪線で大阪・鶴橋、JR環状線乗換京橋、京阪本線で行くパターン、JR和歌山線(桜井線)から
王寺駅経由でJR大和路線快速で大阪駅、東海道・京都線で京都駅から地下鉄かバスなどのルート。

一番安いのは鶴橋、京橋、京阪本線ルート。 乗車時間が短いのは近鉄特急で大和八木・丹波橋ルート。

久しぶりに淀屋橋から京阪特急のルートを選びました。
大阪市民だった1993年までは京都へ電車で行く場合
全て京阪電鉄でした。

大阪市民でも北部の人は阪急・京都線で西院・烏丸・
河原町の四条通へ出る方がほとんど。
難波以南の住民は京阪本線・淀屋橋から七条・四条・
三条の川端通り(鴨川沿い)へ。
JR沿線沿いの人は大阪駅から京都駅とおおよそ
分かれていました。

漫才師の中川家・礼二がよく真似をする京阪電鉄の
駅のアナウンスが関西でも独特の鼻にかかった
甘い声で好きでした。

昭和の運行当初は ♪天満橋から三条へ と 「京阪特急の歌」で 楠トシエさんの歌でした。

http://youtu.be/sw70VkQy0X4

1963年(昭和38年)春に淀屋橋まで延伸されて、その歌声も聴けなくなりました。
現在は京都・七条から地下に潜っていますが昭和62年までは三条駅も地上にありました。
当時大阪・京橋を出た特急電車は七条までノンストップ早くでテレビカーも楽しかったです。

今は特急でも京橋を出て枚方(ひらかた)市駅、樟葉(くずは)、中書島(ちゅうしょじま=宇治線乗換)
丹波橋(近鉄線連絡)と停まり、七条・清水五條・祇園四条・三条・神宮丸太町・出町柳終点まで。

               

途中の景色もずいぶんと変わり4本の淀~中書島間にある清掃工場の煙突が線路のカーブによって
2本・3本・4本と見えるのが『おばけ煙突』と呼ばれてひとつの名所でした。

 

現在はこんな感じになっていました。

近畿の鉄道の変遷はけっこう激しくて元々の京阪は淀川の西側、今の阪急・京都線の方を走っていて
高速道路など道路の整備に合わせて今のコースに新京阪として敷設されました。

今は別々の会社になっている阪急と京阪。
ルーツをたどれば、というか正式に名前をつなげると 京阪神急行電気鉄道。
近鉄の京都線も元を辿れば京阪からの譲渡のようなもので、みぃーんなつながりがありました。

こんなことを知っているのはやっぱり年を重ねたということなのでしょうね。


あとのまつり!?

2014年07月13日 22時26分11秒 | ソウダKyotoへ

午前中は陶芸サークルでした。
9:30からだったので9時過ぎに出かけようとしたら突然の夕立(朝だから朝立?)
先日の最悪奇襲部隊戦闘員激豪雨的爆弾雨ほどではなかったけれども、かなり激しい雨でした。

雨に出鼻をくじかれて休みとする人が多いかな?と予想しながら行ったところ、みなさん真面目に
出席されて来られました。

お昼前の頃には雨も止んで今度は激しい陽射。
降った雨も多かった分、反動の陽射しも猛烈で町全体がスチームサウナ状態になっていて暑いのなん
のってありゃしません。
小龍包や焼売の気持ちが分かったような気がしました。  って食べ物に気持ちがあるのかな?

さてさて北隣の京都では祇園祭の行事が日々進んでいるようで
画像紹介・交流サイトやニュース系のあちこちで話題になっています。

祇園祭は八坂神社の神事で、7月1日からまる1ヵ月のお祭りです。
今年からは特に約半世紀ぶりに後祭が復活。
17日と24日の2度に分けて山鉾巡行が実施されることになります。

メインイベントとなるのは
前祭宵山(さきまつりよいやま) 7月14~16日 山鉾巡行・前祭 7月17日
後祭宵山(あとまつりよいやま) 7月21~23日 山鉾巡行・後祭 7月24日
で、10日から前祭の山鉾建てが始まり、12日から前祭 曳初め・舁初め。
綱を引くと1年の厄除けになるといわれていて各山・鉾のおおむねの開催時間
が決まっているので、曳初めのハシゴもできると走り回っている方もいらっし
ゃるようです。

7月17日~24日の間は3基の神輿が御旅所に奉安される7日間。
毎晩お参りすると願いが叶うという古くからの習わしです。
道中誰に会ってもしゃべってはいけないため無言詣りと呼ばれています。

もっともこの期間、気温も暑いですし祭りも熱い、観光客も押し合いへし合いになるのでよほどのことが
無い限りは近寄らないことにしています。
ですからマジ・レポートはやりません。

 

で、どうしているかと言うと  ・・・   ついに買いました。

バラ氷専用なので冷凍庫の小さな氷を透明部分の下から2/3ぐらいまで入れて上のモーター駆動部の
ボタンを押すと下からかき氷が落ちてきます。

後はお得意のトッピングで茹で小豆練乳抹茶シロップで宇治金時が出来ました。


ちょっとしたお店で食べると700~800円はボラれますから3杯も食べたつもりになると元が取れる
2000円前後で売られています。
贅沢にアイスクリームや白玉、コーンフレークなんかも良いですね。
もっとも普段は氷だけか精々ミゾレのシロップなんですが、見栄を張りました。
もっと高い機械だと専用の製氷器で氷を作って、きめ細かい綿のような氷になるのですがフラッペ感覚
ならこれで十分。
他にもクラッシュド・アイスや素麺とか刺身の下敷きなど用途は豊富にありそうなので、この夏はフルに
使ってやろうと計画中です。

エアコンの効いた部屋でテレビで祇園祭見物に、昨夜の様にベランダから花火見物 

NASAのこんな画像でお月見も~~~


二寧坂・産寧坂(四)

2014年03月19日 22時26分52秒 | ソウダKyotoへ

引っ張りました、このタイトルで。 (^_^;)

昨日落ち着いていた義母ですが今日、再度消毒とガーゼ交換に病院に行って、結局5針
縫ったそうです。 本人はいたってシッカリしているのでもう心配は無さそうです。

 

今日は土産物特集にして京都・東山の坂から離れたいと思います。

まずは【限定】という文句に弱い 春限定生八つ橋入り三笠

ゴールデンボウル(手洗い器)の並ぶ石鹸屋さん (決してボールではありません

両面ガーゼ手拭い

みたらし団子屋さん

         

天保の時代より紀州みなべの里で、代々続く梅農家に生まれ、梅作りを学んだ創業者が、 京の地で数々の味作りをしながら、優美さを追い求めた「おうすの里」(梅干し ・漬物)

小さなビンに入った金平糖、野菜の粉末入りエイセイボウロ、季節感いっぱいの半生菓子
まるんサン

 

 

オマケ;どんぐりの森 (スタジオジブリグッズのお店)で記念撮影。
観光客の若いお嬢さん達と写真の撮りあいをして写してもらいました。(左は”奥”)


二寧坂・産寧坂(三)

2014年03月18日 23時53分41秒 | ソウダKyotoへ

毎日言っておりますが、雨の降った今日も花粉&微粒子浮遊物がとても多かったです。
雨が降って吸着されても酷いのですから、晴れたらもっと? と恐ろしくなりました。

16時頃に義父からに連絡が入り義母が「2階からの階段で落下して頭を切って血まみれに
なって自分で病院に行った。」と。
自分が足が悪くて動けないのがもどかしくてパニクッたようでした。
耳も遠く補聴器は嫌がって付けないのに電話の応対がマトモだったところを考えると、どうも
補聴器を入れて電話をかけてきたようで、相当に冷静さを失っているようでした。

とりあえず大慌てで自宅に戻り妻と一緒に実家へ向かいまして、無事を確認して義弟に
一晩泊まってもらって様子を見てもらうように頼んで帰ってきました。

落ちたのは頭からでなく足からで、頭はステップの部分で擦りむいたようでした。
血液をサラサラにする薬を常用しているので止血がしにくく、思った以上に出血を見て
動揺したようでした。
医者にも診てもらい、異常はなさそうでしたが24時間は爺さん以外に誰かが見守った方が
良いということで、自宅で安静にと言うことです。

 

 

そんな騒ぎがありましたのでチョイと疲れもあって八坂の塔を中心にした町並みの羅列で
今日のところは納めておきます。

 
お茶漬けバイキング屋さん               美術館・甘味・喫茶店

 
小料理屋さん                      簪(かんざし)屋さん

 
洋品雑貨屋さん                     スタジオ・ジブリのグッズ店

 
八坂の塔の少し上(カミ)                豆腐(湯豆腐)屋さん

おまけの 八坂の塔                  と   ユニーク地蔵

    


二寧坂・産寧坂(二)

2014年03月17日 23時37分45秒 | ソウダKyotoへ

良いお天気で6時5分頃に早まった日の出でした。
陽射しは明るかったのですが太陽に照らされた景色はカルピス色。
特に西アルプス(金剛・葛城山地)には青空が見えませんでした。

ベランダ・プランター栽培のブロッコリーもなんだかジャリジャリ音を立てそうです。
もっとも2株あるうちの一つは花が咲きだしています。

  

15日(土)の東山、高台寺から清水寺界隈のお話 パート2です。

僕等が子供の頃の京都は一般家庭のオバチャン達も着物姿が多く
見かけられたですが、今ではもうほとんど見なくなりました。
八坂神社から四条河原町までの間、祇園や木屋町辺りでは
夕方になると舞妓はんや芸妓はんの姿もよく見かけたものです。

社用族がバブル崩壊後はグンと減り、その後のリーマンショック以後
世間も冷え切って、よほどでないとホンモノを見かけません。

そのかわりにニセモノが増えました。
舞妓・芸妓はんの衣装や鬘がレンタルされ、ところに因っては襟足辺りを
胸元まであける花魁(おいらん)姿と言うのもあって、名所での艶っぽい
ショット付きというのもあったりして、特に八坂神社や知恩院辺りは
純情なオジサンにとってはドギマギ嬉しい時もあります。


まあそんなことに偶然遭遇は少ないのですが、最近は着物姿の女性が増えました。
レンタル制度が数千円とリーズナブルなうえに着物姿で訪れると金額で安くしたり
何か付加してくれるようなサービス店が増えたおかげでしょう。

ということでこの日も30分ぐらいのお散歩で沢山の和装女性を見かけました。


驚くのがこのうちの半分以上が日本語を母国語としないForeigner(Asian)なんですねぇ
後ろ向きであったりぼかしたりしているのはそこのところの曖昧さを出してます。

豆腐饅頭を食べていたこのお二人は飛びぬけて
お美しかったので、オッチャンもとても癒されました。

阿弥陀様・ご先祖様 申し訳ありません。

あ、”奥”はもう諦めてくれてますので
謝らなくても大丈夫なんです。  はい。

 

 

そんなアホなことを書いて今日もおしまいです。

夜になっても浮遊物が減ることもなく昇った満月がオレンジ色でした。

      おやすみやす。


二寧坂・産寧坂(一)

2014年03月16日 23時07分40秒 | ソウダKyotoへ

今、京都・東山の清水茶碗坂を南端に円山公園を越えて東山三条通りまでの路地は

 

が開催されていて

     こんな風に灯篭が

延々と置かれていて関係社寺もライトアップされています。
昨日15日はそんな遅くまで居たわけではないのですがお知らせまで。

お彼岸の入り(18日)から3週間は東山や嵐山など、春休みとも重なって観光客で溢れるので
僕等の様に比較的いつでも行ける人間は近寄らない(オキテ)になっています。

1週間前ならちったぁマシかとご先祖参りに行きましたがナンノナンノ・・・

流石の土曜日で かなりの人出でした。
一番混み合う午前中~午後3時を避けて行ったにも関わらずです。

先日、奈良市のご当地キャラの主役は「せんとくん」より「しかまろくん」という話題を載せました
けれども、京都市でも東山地域の主流は古都乃屋ことねちゃんのようでした。

オッチャンはおたべちゃんでも八つ蔵くんでもまどかちゃんでも良かったのですが、目立つ
ところに立っていた夕子ちゃんとのツーショットにしました。

          


お彼岸のお先参り

2014年03月15日 23時14分57秒 | ソウダKyotoへ

お天気は見事に回復して晴れ間の多い日になりました。

しかし目には見えない微粒子が物凄く攻撃してきた一日でした。
”奥”はもう27年になる花粉症のキャリアで寒さの始まる前年の11月後半ぐらいから鼻炎の
症状が出始めて今自分は杉、もう少しすると檜の花粉で、ほぼ5月のゴールデンウィークの
終わる頃まで悲惨な状態になるのが常でした。

今年もずっと薬を飲んでいるお蔭か? 今のところはそんなにひどくなく、たぶん檜の時期に
薬も効かない状況になるかと思われます。

そのかわりという訳でもないのだけれど今年は僕の方がヤラレている感じで、先のPM2.5が
大きく報道された頃から、鼻水でなく鼻の奥が痛い感じのする、その他にも目がまともに開けて
居られないくらいの痛痒さや露出している皮膚の表面がチクチクする感じでたまりません。
それで保湿用マスクを使って、とりあえず鼻の奥の痛みだけは緩和するようにしています。

来週に入ると春の彼岸の時期に入ります。
21日の春分の日を中心に前後3日ずつですから18日~24日までと言うことになります。

ウチの先祖代々の供養は京都市下京区に本山のある寺で本廟は東山区にあり、納骨以降の
命日や彼岸などの法要は東山で執り行います。

春の彼岸は学校なども年度替わりの春休み期間中になるのもあって、春の観光シーズンとも
重なって京都市内は昼間の人口密度がとても大きく膨らむので、まともにご先祖様をお迎え
出来る状況でないのでいつも少しずらして参るようにしています。

今日は午後2時頃に体が空いたので急遽、お先参りに行ってきました。

東山の本廟では白梅・紅梅とも満開のピーク時期を越えたばかりの感じで良い香りが漂い
心を落ち着かせてくれました。

       

 

しっかりお参りを済ませて参道を降りると、豊臣秀吉の正妻の『ねね様』の菩提寺;高台寺
【ネネノ路】から清水寺の参道;五條坂・清水坂を結ぶ二寧坂・三年坂が待ち構えていて
くれますので、お参りに来てくれたご褒美と言うことで茶店など、休憩も大切な凝視の一部に
なります。

今回は二寧坂で何故かドイツ菓子の店” ケーニヒィス・クローネ ”の清水二寧坂店へ。

  
  

ケーキセットで癒されてきました。

 


 


けっこうな お点前で。

2013年10月17日 23時12分46秒 | ソウダKyotoへ

岡崎の京都市美術館での京都市立銅駝美術工芸高等学校の第34回 美工作品展を見せてもらって
感動や感心をいっぱいにして後は帰るばかりなんだけど、出てきて意外と歩き回ったりしたので
喉の渇きや疲労感がけっこうあることに気が付いた。

今夜(12日夜)には江戸行きが決まっていてソコソコの時間に帰って体を休めないととも思ったのだが
ちょうど烏丸御池(からすまおいけ)に差し掛かってフト、寄ってみたい茶房があったことを思い出した。

本木雅弘さん、宮沢りえさん、宮あおいさんのCMでお馴染みの伊右衛門
(サントリー・福寿園)の「伊右衛門サロン京都」が三条通烏丸西入御倉町の
千總ビル1階(三井ガーデンホテル下)に在るのを先日知っていた。

これはもう行くしかない!

店内の様子は奥へずずずーぃと広かった。

       

僕は深蒸し茶をいただいた。

               

ポットから一番左の器に湯を九分目入れて軽く冷まし右端の急須に注ぎ約30秒蒸らす。
そして真中に在る湯呑にゆっくり注いで 徐(おもむろ)に味わって飲む。

うーむ、旨い。 豊かな味わいだ。 甘すぎない甘納豆が一粒だけ添えられている。

松花堂おやつ を一つ注文。

 

 右下のわらび餅は本蕨が多くて徐々にビローンと垂れる嬉しさ。
 上生菓子ももちろん美味しかったのだがブランマンジェも
 驚きの味。

 ちょっと良いお値段で1,800円
 この一皿で4人まで お茶が300円~350円(玉露700円)
 でつけてもらえる。
 お茶の単品だと500円~700円(玉露900円)

 さあ、高いと思うかそうでもないか?

 

 

さあさあそしてお隣で召し上がっていたのが
抹茶オーレ。

昼間は暑かったのでとても旨そうに
見えて仕方がないので 注文!!

 

 

 

     

軽く泡立てたミルクを先に作っておいて、通常のお茶の作法と同じように茶を点ててくれる。
そして上からそぉーっと流し込んでくれるのだ。
そりゃぁ美味しいはずだワサ。

「講習会とかあるんですか?」 と お姉さんに尋ねると
『福寿園から専門の月に2回は講師が来てくれます。』なんですと。

「難しい?」って、もう一度訪ねると 『はいー』 と帰って来た。
「たとえばどんなこと?」 しつこいとは思いつつも尋ねたら
『運動神経が無いととてもできません。』 なのだそうです。

「アチャ!!  僕は無理だな。」   さあて、どうするんだろ?

 

お向かい側の2店舗もとても気になったので、また行ってみたいと思います。

 


12日の午後

2013年10月16日 23時35分17秒 | ソウダKyotoへ

仏光寺でお腹を満たした後は岡崎の京都市美術館へ。


いつもコメントをくださっている『すー』さんのこいさん(下の娘さん、上はいとはん
が通っておられる京都市立銅駝美術工芸高等学校の第34回 美工作品展を
拝見しに伺いました。

他の学校で言う文化祭みたいな作品発表会みたいな感じで、今までなかなか
日程が合わずに伺えなかったのですが、今年は卒業年度の3年生と言うことで
偶然、一昨日の日記の何から 何処から龍谷ミュージアムチケットも当選して
まとめて伺うことが出来ました。

この3連休は京都でもあちこちでいろんなイベントがあり、途中の河原町通りではNHK大河の
八重の桜で有名な同志社大学と、いつも肩を並べる立命館大学の立同戦(スポーツ対戦)の
チアリーディングチームのパレードがありました。

  

華やかでいいですね。  おかげで渋滞してましたけど許しましょう。

さてさて平安神宮の大鳥居に向かって右(東)側の京都市美術館。
北館の1・2階を使っての美工作展。


 入ってすぐに目についたのが宇宙兄弟(アニメ)の飛行士のコスチューム。
 芯になる部分を発泡スチロールで作りその外側を紙粘土でリアル感を出したものでした。
 これはこの漫画の作家小山 宙哉(こやま ちゅうや)さんがこの学校の卒業生だという
 後輩たちの敬意だということでした。

 一般教養の先生が一生懸命に説明をしてくださいました。

どの作品も素晴らしかったのですが、特に気を魅かれたものをチョイスさせてもらうと・・・

             

左 ; 沢山のドレスの展示がありました。  なかなか工夫を凝らしてありました。
中 ; なんだろう? と思って札を見ると  なんと! 鵺(ヌエ)なのだそうです。
右 ; 教育長賞を受賞した  Progress .

             

左 ; タイトルは ふくふく。
中 : タイトルは 苔。 単純に庭石のようですが 間近で見ると
右 ; 漆塗りの作品で苔の様に見える細かい模様が。 感激しました。

             

左 ; タイトルは「きょうもまた飛べなくて」 なんだけど 今にも飛びそうな漆塗りです。
中 ; 誰が見ても鳳凰ですよね? タイトルは 「超える」でこれも漆です。
右 ; ボックスイラストレーションの作品。

本当は全てアップしたい処なんですが、とても収まりきれません。

で すーサンのこいさんの作品。
        

      Henna (学校賞受賞作品)                    埴輪(はにわ)

 

オマケ

            


腹ごしらえはお寺で

2013年10月15日 22時24分19秒 | ソウダKyotoへ

精進料理のお奨めではありません。

行ったお寺は仏光寺 (京都市下京区新開町397)さん

京都・大阪・奈良・東京から「予約が取れない!」「一度は食べたい名物料理店」など50軒の人気
レストランが四条烏丸・仏光寺に大集合!
実力派シェフが集まり、オリジナルの屋台料理を披露 とくれば行かん訳にゃイカンでしょ!?

さてさてどんなお店?

 東大阪・瓢箪山の本格イタリアン アプリコート
 
イタリア、ナポリから輸入した薪窯がご自慢
 4種のチーズピザ、ヒザ・マルゲリータ 各1000円
 ピッツアサンド・マルゲリータ 1000円


 リンク  / フライドチキンとハイボール
 京都市中京区恵比須町
 まきまきチキン 500円 チキンコロッケ 2個300円
 漬けこみカボスハイボール 500円


 フレンチ バル GARGANTUA 
 
 
祇 園 -
 
一歩足を踏み入れるとそこは別世界。
 
ゆったりとしたおもてなしの心と、有機野菜を豊富にとり入れたフランス料理
 子羊のナヴァラン とか 若鶏のグランケット が 600円で。

 株式会社ヤマオカ
 兵庫県尼崎市西長洲町

 仔羊の炭火焼き700円  ムール貝も美味しそうでした。

 

 カフェ・ブラッスリー パリ21区
 京都市中京区寺町通四条上ル
 スター食堂グループさんの7種のお料理別展開のフランス料理部門。

 グルメプレート600円 炭焼きステーキ800円 自家製焼き菓子500円
 炭焼きソーセージ+ポテトフライ、自家製サングリア 各400円

 ぎょうざ処 高辻 亮昌(すけまさ)
  京都市下京区高辻通新町西入 堀之内町

 ただただ餃子なんだけど   美味しかった 

 リンデンバーム-LINDENBAUM-
 京都市左京区丸太町通り川端東入る東丸太町
 「アルザス地方のシャルキュトリー」をテーマにした自家製ソーセージ、ハム、
 テリーヌ、お惣菜が楽しめるお店

 ちょっとお姉さんが気になって 

 キムチのミズノ 
 京都市中京区黒門通御池上る織物屋町

 「おかん」が作る完全手作りのキムチ、韓国総菜

 キムチ3種盛500円 サムギョプサル700円 炭火テジ焼肉 700円

 IL DENTE DI Leone/イル デンテ ディ レオーネ
 
 京都府京都市上京区出水町

 イタリア料理のお店なんですが、やたらパンが目立ちました。

 

 メリメロ(Meli-Melo)
 東京都千代田区飯田橋
 有機野菜等で作った素朴な料理と無添加自然派ワイン

 沖縄豚軟骨スペアリブときのこ煮込み600円 
 山梨赤鹿のハンバーグ バルサミコソース 700円

 オステリア バスティーユ
 イタリアン、フレンチという枠を超えた、イタリアン×フレンチの発想から生まれる
 お料理と精一杯のおもてなしの気持ちで。

 自家製サングリア400円 

 


あー もう面倒くせ~~~

   

レストラン系ばっかりじゃありません。

 

  

 

100円券10枚綴り/1シートを買って買い物をします。 (現金はダメ)
餃子以外は珍しそうなものばかりを漁りました。

 

お腹いっぱいになったのでお参りもそこそこに 岡崎公園に向かってテイクオフしました。

 

また明日。

 

追伸、今度の木・金・土・日は大阪で やるそうですよー


何から 何処から

2013年10月14日 23時06分27秒 | ソウダKyotoへ

もう書き出しも起承転結も何をどう書いたら良いかさっぱり整理のつかない三日間を過ごしました。
どっちにしてもいつもと変わらないとは思うので順番に思い出しながら綴ることにします。

12日(土)は日記に書いたように堀川七条で阿弥陀様に合掌し、堀川正面の横断歩道を東へ
正面通りの浄土真宗本願寺派伝道院の建物をに収め、少し戻って堀川通りを南へすぐ
龍谷ミュージアムへ。
   阿弥陀堂     浄土真宗本願寺派伝道院     龍谷ミュージアム

展示は

我が奈良県では久米寺(橿原市)と當麻寺(葛城市)で行われていて有名な練供養
岡山県弘法時では踟供養と書いて”ねりくよう”と言うようだ。
當麻寺の儀式は正式には聖衆来迎(しょうしゅうらいごう)二十五菩薩練供養会式と言う。

亡くなった人を阿弥陀さんのお使いで阿弥陀三尊の観世音菩薩さまと勢至菩薩さまが迎えにいらして
天童二人と二五人の菩薩さまで阿弥陀様のもとへ案内し、やがては阿弥陀さまによって極楽浄土へ
導いていただくということを民衆にも分かりやすいように表した儀式なんです。

宗教云々ではなくて実存しない世界のことを宇宙規模で説きただしたり、その考え方の根底まで
探ってみるのはクリスチャンや回教などでも興味深い。

練供養に使われる菩薩様の面の数々や約12分にまとめられた各寺の練供養についての映画が
何本かあったりして、知らなかった世界をまた一つ広げられたような気がします。

だからと言ってまだまだ悟るほどのものでもないのですけと゜ね。

出口を出たら龍谷大学の学生さんがバーチャル練供養の世界をパソコンやCCDカメラなどで
研究されていてモデル兼アンケートを頼まれて参加させてもらいました。
そのお礼としてポストカードを1枚、無料で作ってくれました。

僕がお面をかぶって蓮台に中将姫を乗せて練供養をしたら ・・・  こんな感じ(実際は動画)

さて、たっぷり2時間ほど見学するとおなかも空いて、四条烏丸の仏光寺へ向かいました。

また明日・・・


極楽 ごくらく

2013年10月12日 22時42分27秒 | ソウダKyotoへ

今朝は起きてからすぐに京都へ。
先ずは堀川七条の菩提寺へ
 う

墓所は東山の御廟にあるのでこちらに参拝する人はそう多くないので、割と空いています。

ここから堀川通りを渡った所に龍谷美術館があり、現在の展示は

日本各地の寺で繰り広げられている練供養の起源や由緒など、詳しく解説した展示が紹介されてありました。

今 私は急挙、新婚生活の新居が決まった息子の家具調度を用意するために、江戸へ向う夜行バスの車内で書き込んでいます。

 

どうも上手く書き込めないので、この続きは明日に延期します。

この後は仏光寺での京都まるごとマルシェ、京都市美術館での美工展見学へと足を進めます。