今日のホッ!

日々感じたことや、発見したこと、感動したこと
そんなささいなことを気ままに書いてみたいと思います

私があきらめた事

2008-11-05 21:21:49 | 気づき
バラに魅せられて
7年前からバラガーデンを作る
という夢がありました







バラは株が大きくなるまで3年はかかるので
1年1年続けながらバラを買い足し多いい時は
80本は持っていました



それでもバラガーデンと言うにはまだだまだ少なく
最低100本はもっている方達を知っていたので
これからだわ・・・・と思い続けていたのですが


我家の庭は東に長く南には家(Moga)があり
昼からはほとのど日陰になるという
立地条件はあまりよくない庭でした


バラは風通しと日光を大変好み
そして何より日々の手入れが大変必要です
消毒に剪定・肥料と1年を通して世話が入ります


育てて3年ぐらいはそれほど消毒や移植もせずに
花は咲きます・・・それが5年以上経つと
病気や害虫の卵が株に残っているので
花のつきが悪くなったり病気が発生しやすくなります


消毒しても消毒しても黒点病やバラゾウムシは退治できず
年々被害は拡大していきます


見るのも無残な状態で1本2本と枯れていきました


日当たりが悪いところはやはり根の張りが悪く
大きくなりません
そのために病気にもなりやすいのです



7年間バラを育ててみて
さすがの私も限界を感じました



諦める・・・と言うことは
私の気持ちの中には・・・ない言葉でした



痛んで殆ど花が咲かず病気が入ってしまったバラを
ただバラガーデンに執着して無残な状態で残すことに
とても苦しくなってきました



諦めずにこのまま持ち続けいつかは
バラの手入れをしながらバラガーデンを完成させよう・・・
と執着することに・・・果たして価値があるだろうか



初めて自分が決めたことを自ら手放しました
自ら諦めるということをほとんどしたことがない私は
最初は自分に負けるような気がしていました


それがそうじゃなく
夢を任せようと思えるようになってきてから
その状況に逆らわないことを学びました


ですから・・・
諦めなければ夢は叶う・・・というフレーズは
私は・・・好きではありません

それより思いを任す・・・預けるという心境です




そしてそれが出来た時
Moga の館が出来

バラよりも
もっと大切な皆の想いを乗せた幸せの館が出来たのです
そしてそのMoga に合わせた植栽
それがこの玄関になりました




 






今の私に出来る精一杯で
バラを育ててみて
想いとはべつの現実をはっきり知り
バラガーデンが夢ではなく
今の状況に合わせることが1番ベストなのだ
ということを知りました



玄関先に植えられたモミジは
Moga の館を訪れる人に安らぎを与えます

移植したばかりなので
今年の紅葉は期待できないかもしれませんが

年々成長するモミジの木を楽しみに
新緑の頃・夏の木陰になる頃・そして秋の紅葉・冬の落葉

1年を通して目を楽しませてくれるもみじを
Moga の館に選びました
コメント (4)
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