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スターフォックスの一ファンのブログ

スターウォーズの本当の姿

2016年01月31日 13時17分54秒 | 映画
 スターウォーズをどれから見るか? エピソードⅠからか、Ⅳからか……いろいろ言われるけど私はⅦから見た。

 ○○が○○と親子で、○○は○○と兄妹らしい、くらいしか知らなかったけど楽しめたよ。

 どれから観るかは、あまり意味がないんじゃないか? どうせ一作観ただけでは、スターウォーズの全貌は掴めない。
 知ろうと思うなら、どの作品から観たとしてもいずれもう一度見返すことになる。そんな気がする。

 劇場でⅦを観て、DVD借りてⅣとⅤを観た。

 エピソードⅤの中の、ルークとヨーダの会話。

「おまえを教えることはできん。おまえには思慮が足らぬ。」
「すぐにカッとなる。父親と同じじゃ。」
「おまえは準備ができておらぬ……」
「準備とは何かわかっているのか?」
「年を取りすぎている。訓練を始めるには遅い。」
「始めたことを、修めることができるじゃろうか。」
「いいや、おまえは畏れる。いずれ畏れるじゃろうて。」

 泣いてしまったのは何故だ。


 スターウォーズの魅力が何なのかこれまでよく分からなかったが、やっと理解した気がする。
 ライトセーバーのアクションや、メカの格好よさも魅力のひとつではあるが、ある意味では小道具にすぎない。
 親と子。愛と恋。己の未熟さや弱さといかに闘うか。
 長い人生で誰もが向き合う問題をテーマにしてるんだ。だから時代を経ても古びない。

 予言のようなセリフのひとつひとつがなにかを暗示していて、自分の胸に響くときがいずれやって来る。

 着ぐるみやアニマトロニクスの異星人たちがどうにも作り物っぽいな、と思って敬遠していた以前の私には、スターウォーズの本当の姿が見えていなかった。

 ……もちろん、アクションシーンやメカの格好よさ、世界の設定の作り込みをメインの魅力と捉える人がいてもいい。
 どれが正しい楽しみ方、ってのは無くて、いろいろな楽しみ方ができる懐の広い作品、ということだと思う。

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