誤診であったとチャングムたちが主張したものの、
牢に入れられている女官長らは、事態が掴めずイライラしています。
「どういうコトだ。」「わかりません。」「お后様の命令だと。」
「処分したと見せかけてチャングムに調べさせたのでは?」
「では今我々の命はチャングムの手に?」
運命の皮肉を感じますね。。。
一方、オ・ギョモは思わぬ事態の展開にチェ一族追求の証拠の提出を
ひとまず公にしないコトに。。。
またチェ一族と手を組むコトもあると考えたのでしょう。
「釈放されたら私の力だとゆーコトに。」とか言ってます。
前の女官長からもらった袖の下はどうするんでしょう^^;
患者たちの治療を続けた結果、
病名は解らないものの王様の病気の真相を確信したチャングム。
時を同じくして、医学書を読みあさった医局長も真相に気付きます。
宮中に戻り、皇后に報告するチャングム。
そこへユンスが姿をあらわし、病名をチャングムに先んじて告げます。
「狐惑病です。・・・甘草しゃ心湯を用います。」
しかしチャングムは反論。「いいえ。竜胆しゃ肝湯です。」
たった数行の記述を信じる医局長と
実際患者に携わった経験のあるチャングムと処方が全く合わず、討論が続きます。
<肝臓の失調>を語るチャングムに<傷寒症の後遺症>と語る医局長。
結局医局長・ウンベク・イクピルが王様を再び脈診するコトに。
医務官たちの脈診を総合判断した皇后はチャングムを支持。
しかしココに入ってくる皇后が独断でことを進めているコトに不満のオ・ギョモたち。
しきたりを無視したやり方だと皇后を非難し、
医局長とオ・ギョモに主導権を戻すよう要請します。
「それはなりません。王様の命が危険です。
すぐに治療しないと腸に穴が開き、激しい腹痛、呼吸困難・・・・。」とチャングム。
皇后も従わざるを得なくなりました。
しかしながらユンスの処方で王様の病状は悪化してしまいます。
「どうするつもりだ。チャングムの予見どおりだ。
それでも、まだしきたりを持ち出すのか!!!!!」
皇后はあらためてチャングムに王様の治療をゆだねるコトに。
内医院。オ・ギョモの前に内医院一同揃っています。
薬を指示、鍼も指示するチャングムでしたが・・・。
ウンベクが聞き返します。
「どうした?」のオ・ギョモに「むやみに打つトコロではない。」とイクピル。
「王様にそんな危険を伴う治療はできん。」とゆーものの
「(方法は)ありません。」と話すチャングム。
王様の病状を進んでしまったための苦渋の決断だったのでした。
チョンホとチャチャンソンがチャングムの行動について、打ち合わせをしています。
「万が一の場合は医女だけでなく、我々もお后様も無事では済むまい。
・・・あまりに無謀すぎる!」
ん~~~。。。チャングムはイイコトしてるのでしょうが、
団体生活には馴染めないタイプでしょうね~~^^;
王様の部屋。皇后さまに話しかける長官。
王様は、ずいぶん落ち着いたようです。
「何か召し上がってもいいだろう。チャングムどんな料理が良い?」と長官。
「でも、水刺間の最高尚官様が・・・。」と口を濁します。
そこに牢屋から釈放された女官長とクミョンが入ってきます。
長官は続けます。。。
「チャングムは料理は無関係だと言うが、
ワライタケとの関連が否定された訳ではない。
嫌疑が晴れるまで、2人は謹慎処分とする。外出は一切禁止。
最高尚宮は、御膳を作ってはならぬ!」
いったんは回復の兆しを見せた王様でしたが、容態は再び急変。
捕らえられ皇后に詰問されたチャングムは、
治療を間違えたのではなく病が進行した結果だと告げます。
「私に王様の脈診をお許し下さい。」
「医女が王様の体に触れるなど・・・。」
皇后は決定をすぐには下さず、
チャングムとチョンホは捕らえられたままの状態に。
「私のせいでこんな目に・・・。」
「チャングムさんと一緒なら構いません。1年でも10年でも共にいると誓いました。」
こんなみんながいる前で、、、まずいでしょうこれは@@;?
夜更け、皇后はチャングムの前に立ち・・・。
「・・・万が一失敗すれば、私は全てを失うであろう。それでも信じろと?」
黙ってしまうチャングム。
チョンホが答えます。
「はい。第一にお后様すでに両足を失われたからです。
脈診をさせぬとしても元には戻りません。
しかし、脈診を許可なさり王様の病気が治れば、
両足が戻るどころか翼も得るコトでしょう。・・・医女チャングムは必ず治します!」
そして、翌朝。。。
オ・ギョモがやってきてチャングムの縄を解いて王様の診察をさせると言います。
しかし、チョンホはこのまま牢に閉じ込められるコトに。
チョンホの命はチャングムにかかっているわけですが、
チョンホは信じているという表情でチャングムを見ます。
王様を脈診するチャングム。
脈診を終えた後、そのまま書庫に入り込み医学書を読み始めました。
夜通しで医学書を読んだチャングムは、
皇后に頼み王様が飲む水や牛乳など、時間をかけて見て回ります。
牛の目まで見ていました。
決め手になるものを探しているようにも見えました。
女官長はヨリを呼び、医局長が書いた処方箋に砒素を加えるように命令します。
ヨリは驚いた顔で自分が薬を作ったのだから自分に疑いがかかる、
と遠まわしに断るものの
「望みと引き換えに私たちに忠誠を誓ったな?」
ヨリは、しぶしぶ解りましたと部屋を出て行きます。
チェ女官長はヨリも医局長とぐるだと疑っているようで、
尾行させるように命じます。
ヨリは前の女官長に家に急ぎますが、ユン・マッケが尾行。
「薬剤店の権利をもらい受けたヨリの父親も調べて。」
背後関係を調べる女官長とクミョン。
オ・ギョモが絡んでいると疑いを持ち始めたようです。
チャングムですがチャンドクに自分が調べた結論を相談。
チャンドクもチャングムに同意していました。
チャングムは王様の治療法をいい、治療を開始します。
しかし、王様の様態は快復せず目も失明寸前までなってしまい、
皇后はヒステリックに取り乱します。お粥も払いのけます。
「落ち着け皇后!」病人の王様に制止されるのもねぇ^^;
再び投獄されるチャングムでした。
誤診ではなかったかもということで再び女官長とクミョンが捕まります。
そして、なんとチャングムの隣の牢に入れられたのです。
「大口叩いて。。。」
「怖いですか?私は怖いです。
このままハン尚宮様の汚名をそぐコトもできず死ぬのかと思うと、・・・
悔しくてたまりません。」
翌日、チャングムとチョンホが拷問を受けるその直前、
「待たれよ。」と長官が迎えに来ました。
「医務官が診たトコロ回復されている。
・・・お前の処方のおかげだと言うのだ。・・・もう一度診ておくれ。」
皆が見守るなか、再び鍼をするチャングム。
夜通し行った背中のマッサージの後、
王様に上体を起こし目を開けるように言います。
ゆっくりと目を開けた王様は・・・。