Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
the soliloquy of the father
毎日更新!

RoboCupJunior Rescue Line – Rules 2020

2019-12-28 | Rescue Rules 2020

前の記事はこちら ROBOCUPJUNIOR 2020 RESCUE LINE FINAL RULES

 

さて、2020年のルール(Final)を読んでみます。

読んでみます・・・と偉そう書きましたが、英語は苦手なので、Google先生の助けを借りて(いや、99%先生のおかげ・・・)頑張っています。

 

まず最初に、とにかく「RoboCupJunior General Rules」を読みなさい・・・と誘導してくれます。

これが、大切ですが・・・日本のチームは、ちゃんと「RoboCupJunior General Rules」を読んで(理解して)くれていますかねぇ。

 

また、前の記事で書きましたが、表記上で大きく変わったのが「NEW」の表示です。

これは、分かりやすくて良いです。

さらに、昨年のルールから何が変わったのかのサマリが記載されました。

 

Summary of notable changes to the rules
● The line has a start and goal tile, with the evacuation zone in the middle of this path.
● A rescue kit has to be carried to the evacuation point
● A seesaw was added as a scoring element
● The number of victims are fixed to two live and one dead victim.
● Multipliers for scoring were introduced and were made to the existing points allocated to scoring elements
● Robots must be equipped with a handle and a binary switch or button
● The Code of Conduct was moved to section 1

ルールの変更の概要
●ラインには開始とゴールのタイルがあり、この経路の途中に救助区域があります
●レスキューキットを避難場所まで運ぶ必要があります
●シーソーが得点要素として追加されました
●被災者の数は、生きている被災者2人と死者1人に固定されました
●得点要素に割り当てられた既存の得点に(被災者救出などに)掛け算が追加されました
●ロボットには、ハンドルとバイナリスイッチまたはボタンを装備する必要があります
●行動規範をセクション1に移動しました

こんな感じでしょうか・・・何がどう変わったのかの概要が分かるので、これも良い取り組みですね。

特に・・・行動規範を1章(文書の先頭)に持って行きたのは、勇気のある素晴らしい活動だと思います。

 

ここの部分(行動規範)は、変更はありませんが、改めて、ロボカッパー全員に読んで欲しいところです。

(ロボカッパーだけでなく、メンターやチームメンバーの親など、関係者全員に読んで欲しいですね)

 

さて、では、変更のあったところ(NEWマークのあるところ)を中心に、説明していきたいと思います。

 

ちなみに・・・用語として勝手に

evacuation zone:救助区域

evacuation point:避難場所

と表記しています。

同じ evacuation だから、翻訳の表記を統一しなさい・・・という意見もあると思いますが・・・

「救助区域にいる被災者を救助して避難場所に連れて行く」という表現が一番しっくりくると思ったので・・・

 

さて、それでは見ていきます。

 

NEW Scenario

Scenarioのところに「NEW」マークが付いています。

内容的には、これまでの継続のような感じですが・・・今回のルールで追加された、救助区域で被災者を救助した後に出口に向かうことや、レスキューキットの配布について追記されているところが「NEW」なのだと思います。

※英文の中に「evacuation room」と言う表記がいくつかありますが、正しくは「evacuation zone」だと思います。

 

その次に掲載されている、絵(図)が、相変わらず素晴らしいですね。

この絵をにらんでて思ったことが、以下の2点です。

・救助区域を出てチェックポイントの後の上り傾斜路は2タイル分の長い板でできている感じですが・・・これは、タイル数は1と数えるのでしょうか? それとも2と数えるのでしょうか? (傾斜路としては、長くても1つの傾斜路なので10点だと思います)

・ゴールタイルの2つ手前の下り傾斜路にスピードバンプが4つ黒線の外側に設置されています。これは得点になるのでしょうか? それともならないのでしょうか? 2019年ルールでは、「黒線の上にあるスピードバンプだけが得点になる」と明記されていたのですが、その記載が無くなりました。だから、黒線の上にないスピードバンプが得点なのか、得点で無いのかが不明です。(ギャップの中に設置されたスピードバンプも得点なのか不明です)

 

NEW Summary

Summary にも、「NEW」マークが付いています。

読んでみると・・・

・交差点の得点が(15点から)10点になりました。

・シーソーの15点が追加されました。

・あれっ、大きな障害物の回避が15点になっています。(これまで10点でしたよね。)障害物の回避は交差点よりも難しいということでしょうか?

・同じように傾斜路の得点が(5点)から10点になりました。

あとは、文章がずらずらと長く並んでいますが・・・新しいシナリオ(避難区域のあとにゴールに向かうとか、レスキューキットを配布するとか、被災者を救助すると得点が掛け算になるとか)について書かれています。

詳細は、個別の項目で書こうと思います。

 

とりあえず、今回はここまで・・・

 

続きの記事はこちら RoboCupJunior Rescue Line – Rules 2020 その2

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ROBOCUPJUNIOR 2020 RESCUE L... | トップ | RoboCupJunior Rescue Line –... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Rescue Rules 2020」カテゴリの最新記事