鈴木海花の「虫目で歩けば」

自然のディテールの美しさ、面白さを見つける「虫目」で見た、
身近な虫や植物の観察や飼育の記録。

急に駆け足な春

2017-04-18 07:39:13 | 日記

 今年は虫の出が遅い、1週間以上遅れている・・・・・・・こんな声があちこちから聞こえた今年の春ですが、いよいよと思ったら、いきなり駆け出した感が。

ま、まってぇ~

 

 近所の自家菜園の際に生えているクコに、今年もトホシクビボソハムシが姿を現したかと思うと、もう卵が。

 

 先週末の森林公園では、サクラの葉に食痕があらわれ始め、

 

葉裏をのぞけば、こんな幼虫。

疑似柵にも。

この時期の幼虫は、小さすぎて種を調べるのが困難です。

 

でも、これはわかるわね、ヒメヤママユの3齢くらいの幼虫。

 

ハンターたちも始動!

マミジロハエトリのオス。

 

ネコハエトリも。

 

おっきな獲物にじりじりと近づくサシガメの子どもは、ちょっと腰が引けてる。

小さな体で活発に歩き回るナナフシモドキのこども。

 

花にはアブがきている。

 

イチモンジカメノコハムシの姿もありました。

冷蔵庫の野菜室に、人間用ではない葉物がどんどん増えていく季節となりました。

1日、1日フィールドの様子は足早に変化していきそうで

目が離せないなあ。