風見鶏の館に続き、若草色の萌黄の館に行きました。
この萌黄の館、素敵なのは1階と2階に造られているベランダです。トップと下の写真です。
2階のベランダの中は、こんな感じです。
窓の枠が美しいです。ガラスは、古いガラスは皆、そうですが、厚さが一定でないので、外の風景が少し歪みます。
部屋はこんな風になっています。
萌黄の館は、アメリカ総領事ハンター・シャープ氏の邸宅として、1903年(明治36年)に建築されたそうです。1944年(昭和19年)に元神戸電鉄社長であった小林秀雄氏の住宅になったそうです。1980年(昭和55年)に重要文化財に指定されました。当時は、白い建物であり、「白い異人館」と呼ばれていたそうです。しかし、1987年(昭和62年)の修理で、建築当時の若草色(グリーン)に復元されたそうです。
裏手に回りました。
煙突が庭に刺さっています。
1995年(平成7年)の阪神淡路大震災では、3本の煉瓦積の煙突が全て落ちたそうです。写真の煙突は西側の煙突で、このような状態で庭に刺さっていたそうです。地震の激しさを伝えるために、そのままの状態で保存しているそうです。
萌黄の館を出ると、北野町広場では、パフォーマンスが行われいますした。エクソシストの音楽で、3本足の人が歩き回っていました。