カンボジア日記  ゆめきの日々

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カンボジア選挙規則と制度の問題(CNRPの主張)

2013-12-25 09:58:42 | ゆめき発【カンボジア安全情報】
ゆめき発 カンボジア安全情報 (カンボジアの首都・・・プノンペン限定)

12月15日から、連日政治集会がカンボジアの首都にある公園で開催されていて、当日の午後には無許可デモが連日同様に行われています。
(プノンペンにある政治集会開催場所の正式名称と通称名称等の情報は、過去の日記に繰り返し記述してありますので参照願います)

説明
カンボジアでは、今年の7月に5年ごとに1度ある選挙が行われまして、8月には現政権の与党であるCPP(カンボジア人民党)が51%以上の議席獲得を確定させ、現国王より議席確定の印である国会へのチケットが議席分配布されましたので政権継続を致しましたが、野党であるCNRP(カンボジア国家救護党)が議席に対する応分の大臣ポストを要求し話し合いされたが物別れに終わりましたので大臣ポストについては言及を中止し、現在採用されている選挙制度の問題提起を新たに行いまして、再選挙の道筋を探るデモになっています。
※現在採用されている選挙制度の問題点についての法的解釈その他は過去の日記に記述してありますが、カンボジアでは給与所得者が都市部で働くのに必要な住民登録に対する難易度が高く設定されているのも事実ですので、大概の場合は田舎に住所を据え置く形式が通常ですから、現行選挙制度と以前の選挙制度では異なる手法が採用されているのも事実なので、野党の訴える選挙制度問題提起についての主張も応分のカンボジア法的根拠があります。
(住所登録が無ければ参政権が付与されませんので有権者には成れません)
一言で説明しますと、現政権与党が誕生した選挙制度は以前の選挙制度の下での話しであり、過去から現在も継続した政府ですから現行選挙規則及び制度は現政府と行政が、現政府に都合の良い選挙制度を勝手に採用したという考え方が成立しますので、「常に都合の良い自己都合解釈での行政規則変更による選挙制度」と認定可能です。
★従いまして、双方に言い分のあるというか理屈のあるというか、はたして国民に認知された選挙規則と制度なのかという事ですから裁定不可能な現選挙制度となっています。


この件について再度補足説明
(過去の日記に、問題点その他を簡易に記述してあるので参照ください)

カンボジアの選挙制度は以前も現在も同一ですが、参政権と投票権についての規則が以前とは異なります。
2003年の選挙の時は、田舎であれ何処であれ、選挙に必要な住民登録が完了してあれば現実に住んでいなくとも投票権が確保されていたので、自己の住民登録がなされている当該投票所に行けば、投票当日に投票可能な規則制度と言うか手法が採用されていました。
※各投票所には、当該地区有権者であるという投票該当者名簿が掲示されるので、事前に家族とか親戚とか友人が名簿を確認し、名簿漏れがあった場合は事前に役場に電話連絡で有権者資格の復活が可能でしたから、この点が現在とは大きく異なります。
次に、2008年の選挙時について現政権が厳格に新規則適用を始めましたので、「非居住者と居住者」の監理がなされました。
※行政役人の監理が厳しくなったのもこの頃からで、村・街・郡の非居住者と居住者調査もなされまして、非居住者に関しては有権者の投票権が職権で剥奪されました。
※村と言えと厳しく調査と監理がされましたので、新規発行の正式公文書には「新規に家番号の添付」もなされました。
(以前は、住所だけの記載しかありませんでした)
大規模というか大金の調査費用を何処から捻出したのかな?  
ゆめき、恐ろしくて記述不可能ですので、とりあえず資金贈与国の話は割愛します・・・国連じゃないぞ!!(笑)
2013年の選挙も2008年の選挙規則と制度が利用されていますが、有権者に対する選挙規則と制度に対する告知がありませんから、大多数の人々は以前の選挙規則に準じた投票が可能と言う認識がありますし、勝手に自己都合で現政権と行政が規則変更と言うか制度を改定する事にも問題提起がありますし、何より国民に対する制度改革の告知がなされませんから、大多数の国民には認知されていないので適法と言うか無法と言うかは各自の解釈によると思います。
CNRPの野党は無法と主張し、現政権は適法と解釈している所以というか理由でもあります。

★どうだね!! 明智君。
これだけ詳しく書けば、意味が理解容易ではないかね?  独り言(笑) 
今までは、記述回避の部分なので、以前の日記をクマナク最初からもう一度精読せよ。
(日本人で、これだけ明細に記述可能な人物は「ゆめき」しかオランダ)本当だよ!!
この点の確認方法は、正式発効書類の比較で可能だよ・・・このような真実が隠されているので、単なるコピーペーストには無理があるのです。
(以前から記述している通り、文章の中には仕掛けがしてあるし重要な部分の記述が抜け落ちている部分もあるし、敢て間違いを挿入した部分もあるという事です)
★この部分の記述に関しては、プノンペンに市民も気が付かないというか「知らない」のが大多数だし、調査費用を拠出したドッカノ国も内容までは掌握していないはずなので、「いざ、その時・・・動乱」に対する知識があろうはずは無い。
※私は、いざその時には「中国人方式の対応」をすると記述してある通りなので、味方になれば心強いが敵にもなり得るという事を最初から表明している。
★決定的本音を書くと、私がカンボジアに来た時には旅券不所持が当たり前の時代であり、流通基軸通貨はプノンペン市内でもタイバーツと米ドルにカンボジアリエルであり、更に、国道沿いの地域ではベトナムドンの使用も可能が常識の時代で、此処からの経験則では「日本人は虚偽話の集団」と認識している。
よって、日本人で日常クマエ語が可能な人物は推認可能なのです。
全てはカンボジア人からの伝聞情報ですが、あの人は堪能なクマエ語が可能程度の話は話題になります。
※ですから、私はクマエ語が理解できますとか2000年から居住していますとかの話しには「ウンザリ」するが、その様な人物は当方の網に必ず引っかかります。(笑)
網の設置場所?
あのね、外国人というか取り分け日本人と言う外国人が長期に何年も居住していると「タレント並みの噂対象者」なので、1KM四方全ての人々が貴方の事を知り尽くしているのです。
其処で、私の情報網が勝手に網を絞って話を持ってきてくれるのです・・・判る人は判る。

このような人相風体の日本人が、この場所に住んでいるという話ですが、「仕事は何をしているのか教えてくれ」と聞かれますね。
いつもの回答は、「知らない・・・日本人とは往来が無い」と言います。
※私がカンボジアを訪れた時分は、ある地方の地域にしかゲストハウスが無かった時ですから、以前の日記には外国人が訪れる場所にしかゲストハウスが無いと記述していて、私は民家に宿泊しなければならない事も記述してあります。
其処で、民家で飼っている番犬の話も記述にあるのですが、長くなると内容が分かりにくくなるのでとりあえず割愛。
随分脱線

政治集会と反政府街頭デモについて
ここ数日、高揚したCNRPの少数メンバーがバイクで「フンセン総理の悪口雑言」をマイクで流しながら高速走行しているので、緊張度は高まりつつあるが「遊び」程度の認識です。
解り易く記述すると、CNRPも治安当局も無許可デモでありながら現場では互いに譲歩した言動なので、公園を出る際のデモ行進コースの内容については、現場同士で互いに
相手の立場を尊重したコース取りなはずです。
ですから、デモが行われても「川沿いの道筋はチョロイチュワーンに向かっている」し、政治的重要拠点近くは避けるコース取りがされていますので、現状は互いに冷静さが保持されていると解釈すべきです。
この点を複数回確認できたので、暫くデモ参加は取りやめたと記述しました。
平日と週末というか日曜では参集する人々に顕著な差がありまして、日曜は数万人になるので午後3時以降は大渋滞になりますが、平日は徒歩行進の人数が少なくなりつつありまして、代わってトュクトュクとバイクに乗る選挙時のマスデモ方式になりますからデモ隊の通過は30-40分程度以内で終わるはずですので、イライラしない事が精神衛生上必要かと思います。
予てからの記述通り、選挙終了後半年程度は騒々しいはずですし、もしかしたら1年程度は騒々しいかもしれませんが、毎日3食の配当を継続している訳ですからCNRPの負担もバイクで参集する人々の負担も相当なものです。

1食あたり、1500-2000riel 以内と計算しても、水代も? ・・・判んなくなったぞ (笑)
デモ参集者1台に2人乗りで1時間のデモ参加・・・1リットル以上のガソリン代(minimam 1$25-2$ more )
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