カンボジア日記  ゆめきの日々

カンボジアの情報と、世俗・慣習・文化
等も少し入った文章にしようとしています

ご期待の下さい

26日のデモ

2013-12-26 17:00:26 | 予てからの記述
前回の記述では、選挙規則と制度について立場による考え方で無法か適法かを記述しました。
私自身の思想では、50%50%の引き分けと判断しました。
以前は、CPPの立場だけでの記述説明でしたが、今回初めてCNRPの立場での記述をしましたので、双方の言い分を記述しましたから理解しやすいはずと思います。


CNRP主催の反政府政治集会と「街頭デモの状況」について

カンボジアの首都プノンペンにある公園で、反政府政治集会と反政府政治街頭デモが連日行われています。
反政府政治集会場所
※正式名称 ティ・リエン・プロチィア・パタパイ 通称プロチィア・パタパイ 又はディ・リェン・・・少数
※場所は過去の日記に記述してありますが、クマエ語だけでの演説ですから「通常聞いても意味不明」ですし、わざわざ訪ねて行ってお金と暇を掛ける必要はありません。
※発音が聞き取りにくいので、聞く人によっては若干異なる日本的カタカナ文字になるかもしれません。
※難聴では無いのですが、日本語には無い発音なので聞き取れるはずが無いと言われます・・・パタパイのパタの部分の発音が駄目と言われます。
カンボジアのクメール語は、正式表記はKHMER(クマェー又はクマェ)と発音するので日本的表記のクメールと言う発音ではありませんし、英語表記も異なりますのでご承知下さい。
カンボジア語は、日本語には無い発音の語句がかなりありまして、相当慣れても発音不可能な場合も多数有り、更にカタカナ表記する事が出来ない発音もありまして、
一例を記述しますと、
ルイ・・・お金
ルイ・・・蠅
となりますので、外国人はク・ルイ・・・お勘定
サット・ルイ・・・・・・・・・・・・・蠅が煩い
と言うような、ある程度の文章を覚えて使いまわすだけの方法が一般的の様ですから、単語だけの発音では誤解が生じやすいです。
非常に難しい発音で、息を吸いながら発音すると「お金」になりやすく、息を吐き出しながら発音すると「蠅になりやすい」。
※電話で、知らない同士のカンボジア人だけの聞き取り単語の話し合いをした場合にもかなり錯誤があります。
※携帯電話に外部スピーカーが付属の機種が多いので、話しているときに「音がハーレーション」を時々おこしますから、一層単語だけの聞き取りですと・・・難しいなぁー(笑)
結論
幼子からの言語教育が必要なカンボジア語と思います・・・私の鼓膜は、人間同様に固くなってしまった。
※柔らかい部分と固い部分の相互交換熱望の身体(笑)

12月25日・・・クリスマスの日 朝11時の話
場所   ティ・リエン・プロチィア・パタパイ
公園内の参加者の半数は、風通しのいいとても寒いテントの下で横になったり寝たりして食べ物を食べたりしていまして、半数は壇上近くで演説している人間に拍手したり「大騒ぎ」してますね。
臨時の屋台の数も多く、既に公園外周全てに定位置を構えていまして朝から営業開始です。
中には、デモ参集クマエ相手にボッタクリ商売の輩も居ますが、このような人物は数時間で自己退去するか強制退去の対象者の様で、直ぐに通常価格の屋台だけになりますね。
3,000riel のヌンパンパテーには驚きまして、直ぐに注文して受け取りましたけれど中身は全くの別物ですから、これはサッチルークパティーだと苦情を呈するも「知らん顔」で、1,500rielにしろと抗議しましたが「パティーは入っている」と言いますので、見たら一個だけ入っていますが全て通常の半分程度の量で魚の缶詰と脂身ヌンパンですから、倍料金請求のボッタクリそのままです。
当方3人居ましたので適当に分けて配当しましたら、「いくら?」との質問に3000riel と回答すると「何度もいくら?」と聞かれるので、アソコノねーちゃん屋台と言いましたら、一人が屋台に向かって行き何やら「ぼそぼそ」で、一瞬大声で食べていたパンを屋台の所に投げつけて戻ってきました。
どうした?
「ハウイ!!」・・・本人、多少笑顔。
周辺は、屋台を遠巻きにして人々が集まっていますが、屋台も超意地っ張りなので「何事もなかったかのような素振りでそのまま営業」していますが、通常商売にならなくなるので居てもどうにもなりません。
1時間以内に居なくなると思います。
※このような人物は、俄かの屋台営業者が多いのも特徴ですから、屋台の必須条件である「販売場所と販売価格と時(多くの人に認知されている)」不整備ですので、取り敢えず「倍料金請求」が多いようです。
暫くしたら、CNRPの関係者が数人来まして、通行の妨げになるので「屋台の向きを変えてくれ」とか言っていますが、明確に出て行ってくれと言っているのと同意語の意味を全員が感じているので、屋台の連中「またまた知らんぷり」で顔はソッポ。
屋台には男が居たので数人の関係者が取り囲みボソボソ談合してまして、その隙に女が居る屋台は強制移動数メートルですが、商売を止めろとは言わないのがカンボジア式。
理由
道路上ですから移動指示の権限は警察官にありますし、通常道路での商いには税金の支払いだけの問題提起なので、他人に指図されることも無ければいう事を聞く必要も無し。
だけど、此処がミソで、公園のすぐ傍らの警察所から一人の警察官が出てきて、CNRPの関係者を含む屋台の連中に、通行の邪魔になるので「屋台は移動しろ!!」と大声で言いまして、CNRP関係者には「カタマッテ道路に立ち止まるな」と言いますから、一応両者に平等に注意した感じにしましたね。
屋台の連中も、一度や二度の警察官の注意でも移動しないで知らんぷりですが、何度目かには明確に指を指されて「移動しろ!!」と明確な指示が飛びましたから、もう、移動指示に従うしかありません。
逆らうと、屋台を取られ、身体を一時拘束されます。
※一応、警察官まで出張って来たし、移動の指示が出ましたから「居なくなっても意地は突き通した」感じですね。
★いつも、政治集会に来ていますのでCNRPのやり方とか警察官の対応の仕方その他も熟知済みですから事の進展具合は判りますが、私に言わせれば「少ない利益で長く商売」が一番いいと思うけどなぁー。
脱線だぁー
えーと、何処までだったかな?
公園内の参集人数・・・4,000-5000人程度
平日の午前中でこの人数ですから、デモ開始時間には15,000人程度にはなるはずです。
(平日の参集人数は、概ね10,000-15,000人程度で雨の日は5,000人程度で最大20,000人程度、日曜は20,000-30,000人程度で最大40,000人程度)
※参集者に若者が多数入り混じるデモになると危険性が上がりますが、常にデモの状況を見ている警察担当者とかCNRP関係者或いは常時デモに参加している人でないと判別は無理なので、偶には公園を見てきます。
※カンボジアでも、何かがありそうな時でもあった時と同様に間に合わないのが世の常ですが、治安当局の発砲については事前に発砲の恐れのある告知がされます。
(クマエ語告知から危険度予測を感じ取れる日本人は皆無と信じている・・・ゆめきは、知り合いの信者の予測を信じている)

月に一度の大噴火というか参集する人々が多数押し寄せる平日が必ずありまして、26日がこの指定日でしたから私も午後3時少し前に出ましたが、到着までいつもの時間の倍が必要で、更に現場周辺公園は車両が動かない大渋滞です。
何度か迂回して公園につきましたが、公園の手前から入りきれない人で身動き不可能ですので、直ぐに再度迂回し通りに出たら既にデモ隊先発の旗が動いてますのでデモは既に始まっているのですが、あまりの人数に何がどうなっているのか掴み切れない感じです。
デモ隊は、公園の3方向から出ており、途中の道路で合流する方式が採用されていて、一方のデモ隊を停止させて他方を動かす手法を繰り返す方法でしたね。
その数、見当つかず・・・あまりに人が多すぎ、前が見えない状況。
※若者が多く参加しているので、過激な横断幕の文字も見まして、英語でフンセンもう沢山だという文字も見ました。
※シビレイ・スレィ大参集日でしたね・・・若者男も大参集の26日デモ。
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