カンボジア日記  ゆめきの日々

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土地と建物の不動産借受

2013-12-23 05:10:06 | カンボジアの不動産
不動産について
当地の不動産についてですが、取得については別の機会にしまして、今回は不動産の賃借りについての記述です。
不動産の賃借りについては、大別すると土地と建物に別けられますので、個別について少しだけ記述しませう。

建物について

内覧時に、造作に問題提起される場合には借り手側から申告し、造作の手直しを申し出るが常識です。
※平たく言うと、下見の時に相手から条件提示があるので、話し合いの中で造作に関する話し合いもするという事ですから、現状のままのと言う条件付きの場合には敷金支払いは拒絶するが常識ですし、貸し手側から支払う敷金保管は必ず拒否されます。
ですから、通常は住まいとして可能な程度までの手直しはありますけれど、借り受ける物件によっては多種多様な場合が多いので、月の支払い金額が少額の場合は現状のままでの借受と言う条件が多いようです。
この場合は、敷金が半月分から1ヶ月限度程度までの支払い預託金になります。
家賃改定については契約によって多種多様ですが、1年以上住まいとして継続した場合には必ず敷金返還義務を大家が約束する契約書策定が常識であり、家賃値上げに関しては複数年以上継続居住に亘る場合にしか認めない旨の契約書締結が常識ですので、毎年の値上げは非常識の話し合いとなります。
家賃値上げの申し出があった場合には、退去する事を視野というか目安にする必要があるのでよくよく話し合いが必要ですし、内容によっては退去するのが常識です。
※近年は給与所得者の賃金が上昇傾向が強いので、複数年の継続契約の場合には隔年以上で10%-20%程度の家賃値上げ提示もあるので、常に退去する能力と交渉能力が必要不可欠。
★毎年の値上げ契約は非常識ですから、外国人相手の中国人交渉術の材料の一つ程度の認識が正しい。
★農村部の不動産借受は、1年契約で敷金零が常識です。

1年で、年額100us$という雰囲気・・・土地と建物付
★相手の言いなりにならない能力を保持している言動が求められています。
電気と水の料金について
建物の大きさで水と電気の再販売価格に顕著な差がありまして、大きな建物は電気と水道水の支払いメーターが独立している場合が多いので、政府売り渡し価格での直接支払いが多いようですから、料金支払い場所を自己で可能なようにするしか方法はありません。
意味は、ある程度のクマエ語言語能力と知識が必要な分野ですので無ければ大家の言い値になりますが、借受時に価格交渉は必要な領域と思います。
★★
言語能力と知識が無ければ、手数料の介在した支払いを毎月しなければなりませんので、上乗せ分が負担となります。


土地について

土地を借り受けるときには、通常は何らかの建物が必要です。
倉庫にしろ、住まいにしろ、人が利用するには建物がかかせませんので、この点についての話し合いが必要です。
この意味は、更地をそのまま借り受けるという事は通常の状態では無く、異常な状況下での契約ですから、ある種特殊な事例となり皆無ではありませんが、一般的な借受とは言えないほどの特殊な事例となります。
これを平たく説明すると、土地を借り受ける際には建物の建築を大家が行うのが通常でして、この場合には契約締結に対する敷金の保管に対する契約が相当綿密に記述された契約になりますので、10年程度のカンホジア居住経験素人程度の知識では不可能な領域となります。
理由
契約満了時には、建物を相続するのは大家しかいませんので、価値ある建物の建築費用は大家が支払うのですが、全ての場合も有り一部分についての
場合もありますので、内容は多種多様な領域です。
ですから、この認識が可能な知識を持って話し合いに臨む必要があるので、10年程度の居住経験では無理であり、クマエ語の読み書きも必要であり、
英語の文章作成能力も必要不可欠です。

建物に対する補償の意味合いでの敷金の金額は、10万米ドルを銀行に預託し定期預金とする等の委細な契約書ですから、建物の建築状況での支払いが敷金の支払い金額と同時並行するので、一度に支払う契約ではありません。
従って、本契約の前段階での建物支払い仮契約書策定の話し合いがなされますので、ある程度の専門知識を兼ね備えた専従する人物が常識の分野となります。
※この部分に関する記述が、カンボジアの居住経験が10年程度では不可能と解釈されるべきと思慮します。
決定
前段階で、土地の借受に関しては相当の専門知識が必要で、此処にはクマエ語の翻訳能力と英文作成能力が必要であり、其の後に委細についての話し合いで内容を決定するのですから、専従する人にはクマエ語の読み書きと聞く話すの語学能力と同様の英語能力が必要であり、通常は専門知識のある人物に依頼しなければならない。
この意味は、とても素人が関与できるものでは無いし、自称、土地の持ち主と言う物件の所持者の住まいや該当土地に対しては現地調査しなければならないし、勿論正当な土地の存在確認も必要ですからお金と暇が必要です。
其処で、何処かに依頼する必要性を記述しました。
私自身の記述の中で、かなり省略された記述とお話われる方は「相当知識がある方」ですが、当地は土地の詐欺というか「地面師」の詐欺の類が多く発生しているので、専門知識のある所に依頼するのが何よりと思慮します。
地代について
此方の方も、複数年に一度の値上げが常識ですが、建物の建築費用と敷金の保管に関する取り決めによって異なるはずですので、委細はケースバイケースとなります。
なお、更地に借り手が建築するという事については伝聞でしか経験が無いのである種不明な部分が多いのですが、この場合には敷金の支払いは一般的には支払いはありません。
意味は、更地に価値ある物件を建築するのですから契約満了時には建物を大家に贈与する形になりますので敷金の支払いはあろうはずもありませんが、退去時に大家が建物を取り壊す契約を求めてきたら、非常識な大家なので話し合いする意味のない人物と思慮します。
★こんな話を持ち出す日本人が大勢いますが、カンボジアでは非常識であり、狂犬(中国語表現 キチガイ=気がふれた人物)と認定されます。
(この話を真面目に話する中国人が居ますが、単なる無知相手にしている戯言と認識して欲しい)
★★★二度と話し合いする相手では無い。
私自身は、外国人相手だと常に手一杯の材料を持ち出す人達とは最初から話し合いをしようとしたことはありませんので、最初の記述に話し合いする困難な場合が多いのも当地の特徴と記述しています。
通常、話し合いに至るまでの割合は1-2割程度の目安でしかありませんし、相手が外国人で日本人と判りますと中国人は意識が高揚するようですから、大家の人種をクマエに限定した物件の探し方も一つの模索方法かもしれません。
※当地は、中国人との混血が相当進んでいるので判別しにくい部分もありますが、家族の門閥を認識可能になると解り易いと思います。
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