カンボジア日記  ゆめきの日々

カンボジアの情報と、世俗・慣習・文化
等も少し入った文章にしようとしています

ご期待の下さい

タイ・・・プアタイ分党のロイヤルビラグラフ政党は、元王族の総理大臣登録を取り消しました

2019-02-09 18:26:50 | カンボジアの政治動向
タイ

今年3月末の総選挙に、プアタイ(タイ愛国党)の分党としてロイヤル・ビラ・グラフ政党が結成されてまして、党首には元王族の方が総理大臣候補として登録されまして、今週の木曜から大騒ぎになりましたが、既に総理大臣出馬取り消しの公表がされましたから政党はガラガラになりまして、記者が一人もいないという珍事です。
※政党は今でも維持されていますが、どうなるのかは不明です。

これは、現国王が王族は政治に直接関与しないという昔ながらの慣習を公表したためであり、統治と君臨は別というタイの王室が伝統とする内容を世襲したものですが、しかもロイヤルビラグラフはプアタイの分党でありタクシンシナワトラとインラックシナワトラという王室に対する規制政策を実行した過去の経歴があるので、王室から自粛勧告が発せられたのだと思います。
この内容も異例で、出馬と辞退も異例の期間3日間で全てが収束しましたけれど、全ての騒動は終了しました。

アピシット元総理大臣
英語のうまい人物で、南部から立候補している隠れイスラム主義者です。
本人の名前からイスラム教徒が判りますが、タイの南部地域はイスラム教徒の人々が多数住んでいる地域であり、民主党アピシット氏の最大地盤でもありますけれど、今回はかなり苦戦しそうでしたから多数の政治家を自己陣営に勧誘したのですが、重たる人物は一人だけが消極的に応じた感じになりましたけれど、どの程度の戦力になり劣勢を盛り返せるのかは不明ですので、かなり苦戦しそうですね。

対する現総理大臣のプラヨット陣営
多分、強いでしょう。
だけど、現在は一党で政権を樹立できるのかは不明ですから、選挙結果で連立の動きが出るやもしれませんけれど、どちらに選択肢が転ぼうとも連立の道はあるので選挙結果次第と思います。

今回の大騒動
大山鼓動して鼠一匹という諺がありますが、王族を巻き込んだ選挙出馬大騒動は3日で全てが終わりました。
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タイの総選挙

2019-02-09 06:04:20 | ゆめき発 カンボジア政治動向安全情報
タイ国3月の国政選挙について

元王女について
突如政党登録の旋風主は、ウボル・ラタナ( Ubolratana)氏。

今回、3月の選挙に出馬をする元王族ですが、アメリカ人と婚姻しているので王籍は自ら放棄されていますから厳密に言えば王族関係者ではなく、しかも婚姻してからの期間が相当長いので、現在も王族関係者としてタイ国民に認知されているのかは未知数です。
まるで分りません。

ただ、タイ国内のメディアは【集中的に取り上げて】ますから、総理大臣出身になれる可能性があるかもしれない党にまで当選代議士数を求められるのかという事ですけど、他の手法として連立の模索も可能性は高く、どちらかというと「プアタイ=タイ愛国党」が連立するとすれば条件なしで総理大臣候補として投票するであろうと思考されてますので、王族の大義に賛同して他の政党も雪崩のように投票するかもしれないので、可能性としては相当高い内容という事になりました。

今回の総選挙は、選挙が久々だし新規の有力政党が新生多数ですので、代議士の当選総数が予知できない内容となっていまして、多くは連立で総理大臣を合議で決定されるのではと予測されてましたから、此処に大義として最適任者が登場しましたので内容的にびっくりです。

突然、政界に登場したタイのロイヤルヴィラ グラフ党は、政党登録日の金曜日に首相候補として 元王族のウボル・ラタナ( Ubolratana) 氏を指名したとき混乱というか政治と選挙が不透明となりまして、登録パーティーでは選挙管理委員会の事務所で彼の国王陛下マハ チュラルコーンラの姉も正式に選挙応援を明確にしたので、王族を放棄しても王族の血縁姉妹が血縁関係を強調してタイの報道を大騒ぎさせてますので、前日の木曜日から一晩中、メディアがあーだこーだと取り上げるのでヤカマシクテ眠れません(笑)

ロイヤルの権利放棄をしたのですが、取り扱いは王族と同様の内容とも取れるので王族取り扱いでもありますが、タイの王族と国王の所属する王室は政治に直接関与しないのが慣習なので、王族女子関係者がピーチク・パーチクし関係を強調しているので報道が言及するのに十分です。

既に民間人のウポル・ラタナ( Ubolratana )氏は、政党結成と総理大臣候補登録が可能ですから、多分総理大臣に一番近いですね。

なお、タイ ロイヤルヴィラ グラフ パーティーは、タイ愛国党出身で国外逃亡中の元首相タクシン・シナワトラと元首相のインラック ・ シナワトラからも応援メッセージが届けられてますので、sensationalな台本による登場です。


※タイの国政選挙では、政党登録を行い総理大臣候補も併せて登録しまして、3月の選挙で国民の審判を投票という形式で仰ぎます。
今回の選挙では、3月下旬に選挙投票が決定されてまして、併せて5月9日(だと思う)が正式投票決定日になっているので、暫定投票結果発表がそのまま全ての人々に受け入れられるのかは未知数となります。
すなわち、3月下旬投票で5月の正式発表までの期間は【意義申し立てを認める期間】でもありますから、この時に王族の政治関与が賛否両論で大いに議論される可能性もあり、概に王族関係者から政党樹立と首相立候補登録に関しては消極的発言がありました。

カンボジアでも同一の政治的採用があるので、国民の投票から暫定結果発表があり、何かがあれば異議申立期間に異議を唱えまして、現フンセン政権では2018年の国政選挙以外では全て異議申立期間に異議提起が行われていますので、衆議院(下院)と参議院(上院)の選挙で2018年の上院選挙では異議申し立てがされています。

従いまして、暫定投票結果がそのまま受け入れられるのは珍しい社会常識であり、提起は通常あるので提起に対する審判が全ての内容で検討される慣習という事であり、この部分が日本にはない選挙制度です。
私が、多くの点でタイの制度と似ている部分があると何度も記述した背景には、このような日本にはない法制度と慣習がありまして、タイもカンボジアも同一慣習が法制度と社会通念としてあります。





カンボジア

カンボジアでは、元野党第一党の元党首サムレンシー氏が帰国に向けて活動をしていまして、今回の世界行脚地域は南朝鮮とアメリカと欧州地域ですから日本はパスされてまして、日本に住む私には残念です。

南朝鮮と欧州には応援支部がありまして、特にアメリカには各州に応援支部が多数ありますので、支部には政治資金が集まりますから盛況な集会が催行されていました。
特に、アメリカには沢山の支部が構築されてまして、相当数の政治資金募集集会が何度も繰り返し催行されていますから、既に目的の金額に届いているはずと予測しますので、帰国には現フンセン独裁一党支配政権が許可を出すか否かだけの問題となりました。

※日本にも活動拠点がありましたから日本立ち寄りの過去が多数ありましたけれど、私は日本の内容には接したことがないので一切不明です。

日本は各国とは別枠の形でフンセン政権とお付き合いしているので、どちらかというと【我が道を行く】状態ですので、カンボジアの野党に傾斜している各国とは異なる立場が構築されていますので、ちと難しい関係です。
タイも独自の立場でカンボジアとミャンマーと外交をしていますから、陸地でつながった国々と遠方の国では異なる思想がありまして、タイはカンボジアが大事な市場ですから通称も盛んで特に国境貿易は盛んですし、ベトナムからは経済価格差でガソリンも輸入されているし生活物資全般が輸入されますから、これらの国は独自の思考でおつきあいがあります。

平たく言うと、アメリカと欧州諸国でも政治的には温度差があり、日本に対しては鯨の話などでは対立するという【江戸の仇は長崎】スタイルが出てきた感じになりましたから、人間の我儘思考は相当いろいろですね(笑)
特に、オーストラリアはカンボジアに対する先鋭化した要求を偶に出しますから、源の部分ではアメリカと欧州に心の共通点があると思慮していまして、過去から同傾向を感じられずにはいられませんでしたから、何かあるたびに結束する心に向かうのだと思います。
以上を考慮し、カンボジアの安全情報


動乱が長く続いた国ですから、皆様は常に情報収拾に努める生活が必要です。
ご承知のように、情報入手の第一は新聞ですけど、毎朝販売される新聞でも配達がされないので購入する場所まで自ら出かけなければならないという手間が必要ですので、近くに販売店があれば良いのですが熱帯地方では500m徒歩移動が限界といわれますので、日本のように散歩がてらに30分徒歩運動するというのは直射日光の強さで苦痛になります。
すると、情報収集の手段が限定的になりまして、クマエ語テレビと井戸端会議だけになりますし、井戸端会議の内容は人種別に内容が異なるので普段から留意していないと間違えますし、難しいクマエ言語で表現されるというか年配の人たちの思考も異なるので、判断不可が多いはずと思います。
何をどう考えているのか?
すると、テレビですが、これまた人種別で異なる思想で放送されているし、共通しているのは芸能部門だけですので娯楽という意味でしかとらえられないですから、参考にもならないはずです。
ではラジオ
ラジオですけど、現在は野党が主催していたラジオが放送されていませんから、現政権よりのラジオ放送だけです。
困った(笑)
カンボジアでは、動乱というか平時でも虚偽報道とかドタキャン(直前変更)報道が多数ですから、信じられませんので信じないことです・・・間違いのもと。

VOA aisa khmer は「短波」で聞けますけど、クマエ言語放送だし大概の方は短波ラジオを所持していないので、無い方は世界チャンネルでの短波ラジオを購入して外の台に飾りますと、人々が寄ってきて勝手にチャンネルを合わしてくれるので、周波数を知ることができますから判ったら教えてね(笑)


現状危険性はとても低いです。。。
理由
日本人の多くは首都プノンペンに居住していますし、治安の維持が重点配備されているので相対的に危険性は相当低いです。
何故かというと、2003年当時とは銃器と弾丸の出回りが異なるので、危険は低いはずと思いますので騒乱があっても状況を確認できるまで動かないことですが、陸路国境のポイペトとバベットは事前確認しておいたほうが良いと思います。
カンボジアは、動乱があっても比較的危険はゆっくりとしていますから、大概の場合には問題なしです。
ただ、サムレンシー氏が帰国した場合には【wonder-demonstration】(政権側の解釈で無法/野生/無秩序)が開始されるので、プノンペン市内は直ぐに大渋滞ですし、小さな国の首都に10万人も押し寄せたら、プノンペン市内は渋滞に次ぐ重体で暫く回復しません。(笑)
午後の6時ぐらいになると、自然回復します。

※政権側は無法のwonder-demonstrationという位置づけですので、デモに対しては正式許可が出ませんので常にデモは違法行為ですが、無法demonstrationというのは口実的解釈ですから、国民は娯楽的要素でデモ参加します。
よって、デモ参加で逮捕されません。
問題は、携行する竹竿が武器として認定されているのでプラスチックパイプを利用したりするのですが、政権側はトラックに金網を張ってアソートライフルで射撃を予告しますので、どっちが異常行為なのかですけど、勝てば官軍負ければ賊軍ですから武器の使用ができる側が勝ちですね。


現政権は、首都においてもデモ隊に向かって発砲した過去が何度もありまして、モニゴン橋(ner monievong-bridge)周辺と国道2号線沿いでCNRP本部間での警察官によるデモ市民と見物市民に向けられた銃撃事件と、カナリアガーデン地区での兵士によるデモ隊に向けられた銃撃事件がありまして、カナリアガーデン地区は現本田技研のカンボジア工場が目と鼻の先。
その他、プロチィアパタパイ(freedom-park/自由の広場・・・オールドマーケット近く)では、警察官とデモ隊の抗争が何度も行われてまして歴史では血塗られた公園ともいえるのですが、信者以外は立ち入りが無い場所なので立ち入らないのが最大の安全確保となりますので興味を持たないほうが良いはずですけど、危険と思考できるのはデモが行われた時ですから普段の公園は誰もいないし露店もマバラですので、沢山の露店が出ているときは危険という思考も成り立ちます。

※公園の角で向かい側にプロリット警察署がありまして、この場所の警察官はbig man 多数が配置されている場所ですが、身体の大きなクマエ警察官や中国人の巨漢警察官も多数配置されてまして、大相撲力士クラスの警察官ですから、車に5人も乗るとサスペンションがヘタレましてクラウンでも重いほうに傾きますから、いったい何キロの肉体が乗るの?
合計700kですから、次回はトラックにしてもらえ(笑)


シュムリアップ
アンコールワットのあるシュムリアップは、地理的要因から犯罪発生の少ない地域ですから、昔から犯罪はとても少なく警察官が目立たないように夜だけ活躍しています(笑)
理由は、国道6号線沿いに街が発展していまして、6号線から横に伸びる放射状というか横道がとても少なく、事件発生とともに道路閉鎖が容易にできたので犯人射殺が可能でしたから、武装強盗事件発生の場合は簡単に犯人狙撃射殺の道筋で片っ端から解決しました。
カンボジアでは、多数の警察官を動員する事が不可能ですので、単数又は少数の警察官が電話器利用で交信し待ち伏せ地点でアソートライフルでズドンして解決する手法ですから、隠れていていきなりズドンなのでやり方は忍者のようで射殺が目的ですね。

やり方の一例
道路に障害物を置いときまして、犯人がゆっくり走行するのを道路の左右に隠れていてズドンする手法ですから、地方で道路に異様な障害物を発見したら直ちに事前で危険回避が当たり前です。
ですから、カンボジアではゆっくり走行するか高速走行するかの場合に危険が回避できていた時代があったという事ですので、場所その他でもどちらかを選択して走行するのが比較的安全な方法と思います。
以前はゆっくり走行は危険で、現在はぶっ飛ばすと危険ですけど、早い話が酔っ払いが朝からいるのでぶつけられないでね・・・自ら左右に避けてください。


危険な場合
チアシムに続きヘンサムルンが物故しますと、カンボジア気質では政権内でも非常に難しい関係になる可能性が高く、ゴタゴタが起きても多分分析は不可でして、理由は簡単で確認できないので内容が判らなくなるという事になるのですから、一方の情報だけだと危険極まりない情報です。
カンボジアの場合には、人種的な繋がりのある情報が各個に出まして、間違いもデタラメは常識の範囲ですし全て口頭の話ですから方便の世界でして、信用しないことが最大の防御となります。
ですから、自己判定可能な期間を過ごせるタンス預金と食料が必要で、特に飲料水は随時一人当たり20L程度は備蓄しておく必要がありますから、無ければ七輪で水道水を飲み水に変える練習は必要でしょうね。
この場合、七輪・ガス又は炭・水道水にヤカンで、何度か練習して置く姿勢が必要です。

個人的には、昨年の上院就任式に異様を感じて違和感がありましたから確認をしていましたし、コーペ(ダイヤモンドアイランド)のCPP出陣式では嫁さんが後ろから支えている感じでしたし、国会議事堂の就任式も異様な違和感がありましたから、催事を見ていたら【おかしい】のが随所に出まして、細工と編集に改ざんの報道です。
いつ、物故してもおかしくないので、カンボジアに居住される方はご注意ください。

※対処法についての準備ですが、過去の記述に何度も繰り返し記述してあるので、繰り返してご精読願います。
読書100編、理おのずから通ずという諺がある通りですので、ともかく繰り返してご精読を願います。
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