カンボジア日記  ゆめきの日々

カンボジアの情報と、世俗・慣習・文化
等も少し入った文章にしようとしています

ご期待の下さい

エイズを蔓延させた元医師に、25年の刑期と罰金us1,250$を併科した判決が下りました

2015-12-04 14:04:16 | 記述色々
安全情報について

カンボジアの安全情報と政治動向は、野党代表のサムレンシーが自らカンボジア国外に逮捕回避で逃亡しましたので、末端の両勢力対立図式の発砲事件も下火になりましたから、サムレンシーのカンボジア帰国に関する話が出るまで暫く休みまして、通常の記述になります。



休日から

来る、12月10日は international-human-rights-day (人権擁護日?/人権認知?/人権尊重?)で、国民祝日です。
法定国民祝日に指定されている日ですから、「cambodia-national-day」です。

※毎年、1月1日は internstional-new-year (natinal-day)で、国民指定休日になっています。
※中国人正月とクマエ(khmer)正月がありますが、中国人正月は国民指定休日ではありません・・・構えて記述を何度もしていますが、誤解が多いので補記します。
当地は、中国人事業主が勝手に自己の民族を主張する休みが恒例ですから、クマエ正月に仕事をしている中国人事業主が多数居ますので、多民族国家という事を認識できる機会でもありますけど、ベトナム人も同一の手法で休む事業主がいますので、公立学校も私立校も学校生徒も先生も同様に休む場合が多く事実上休校の様子ですが、中国人学校は「厳しい民族の掟」を優先している学校がほとんどですが、中国語学校と言っても中国本土系列とか台湾系列の学校では異なる休みが採用されている場合もありますので、同一の基準で考えることは無理がありますけれど、日本人の認識では全てを同一視する方が多いようですね。


いつものように天気から

11月/12月共に考えにくい暑さが継続していまして、プノンペンでは11月下旬に41度を何度も超えて連日相当暑い日が続いてましたが、12月になったらベトナムの地域に雨があったので数日後にはプノンペンにも来ると嬉しいと言う感じでしたけど、夜間に少し雨がある程度で朝からはカンカン照りが続いてまして、一言「暑い」です。
建物の煉瓦も床も強い日差しで「焼けてますから」、クーラーの無い私の部屋は「ホッカホッカ」ですので、少し動くと汗がダラダラで「衣類は全てがびっしょり」になり、毎日大量の衣類を洗濯しているので忙しいです。
プノンペンに、クチョールの便りがタイ側から来ないので、更に暑さは継続します。

(タイでは、バンコク程度まではクチョールがありますので首都は涼しくなっているはずですが、カンボジアまで到達する冷たい風は来ていませんので暑く、ベトナムでは海沿いからメコン川の上流部でかなりの雨が降りましたので、メコン川の水位が少し上がりましたけど、例年より水位は低い感じに見受けられます)

何故に暑いのか?
とても簡単で、アジアでは人口増大が激しいので草木はなぎ倒され畑と田圃に変わり、草木が無くなり「土が露出」していますので気温上昇が顕著でして、エルニョーニョ現象は森羅万象の一つですから原因としては無関係です。
学者様はエルニョーニョ現象だと言うけど、100年前の中国の人口は?
日本の人口は?
アジアの人口は?
という事ですから、人口増大が草木の土地を畑と田圃に変え、草木が生い茂る密林は皆無です。
草木のある地域は「保護された森林という事なので国立公園」程度にしかありませんので、タイでは自然があるのは保護林だけの公園だけです。
カンボジアも同一です。
しかも、プノンペンは建物が高くなりましたので、太陽光線が壁に当たる面積が増加しているので、市内各所は「太陽光線による建物の蓄積熱」がものすごく、相当の雨が降り続いても道路を流れる雨水が熱水に変化しますので、3日連続で日に何度も雨が無いと外気温が下がらずに市内は相当熱いですね。

●後、10年以内でプノンペン市内では、クーラー設置が必須になるかもしれません。
※カンホジアでも、2-7,8年年に一度は涼しい12/1/2月の時期がありますが、最近は2013年のクチョールが印象にありますけど、殆んど暑い方が多いので1ヶ月程度は涼しくなって欲しいですね。



重大事件

一家5人が殺害された事件がありまして、コンポンチャム州のチョムカルーという地域です。
犯人は指名手配されていまして、顔写真も公表されていますが逮捕には至っていません。
父親と母親に二人の子供が殺され、67才の祖母も殺されました。


当地は、単なる殺人事件の他に一家皆殺しの殺人もありますから、地方では自己防衛の為に番犬を飼うのが当たり前でして、犬数頭を飼うのが常識です。
例えば、家族が5人程度だと成犬を人数分と子犬を多数飼ったりしますので、他人の敷地内に入る時には「電話又は声をかける」必要がありまして、頻繁に訪問する相当懇意でないと犬が目を剥きだして唸り声を上げますので、うっかり他人の敷地に入ると噛まれる場合もあります。
しかも、飼い主は番犬と言う趣旨を考慮して「犬の言動を注意しない」ので、訪問者の周辺は番犬だらけで動けなくなる場合もありますので、一度地方に行くと意味が判ります。

※笑いでは無くて真実なので、地方のゲストハウスでも番犬がいる場合にはご注意ください・・・居住者に大声で声をかけてから、許可を得てから敷地に入るという事です。



貧民街の火事

都合、600-900所帯程度が焼け出され、1200人程度の人々が住む場所を失い、怪我人は4名出たと公表されました。
一般的には、焼け出された翌日には「新聞紙面一面を飾りまして」、焼け出された翌日にはカンボジアの赤十字が支援金と支援物資を贈与する式が大火現地で行われるのですが、何故か何度もサムレンシーの国外逃亡の話が新聞紙面で流されまして、贈与の式が行われませんでした。
ですから、焼け出された人は「贈与されなかった」のですが、4-5日程度後に贈与されると言う話が駆け巡りまして、該当者が集まりましたけど式は行われませんでした。
あれれー?、贈与なしかな?
だけど、一部の人だけに贈与の式がこじんまりと行われまして、該当者は200-300人程度に厳しく認定が限定されまして贈与が行われたのですが、式の時も厳しく確認されたら100人もいなかったので贈与品が相当数余りました。
以前は、住んでいる事だけが確認された所帯および居住人全て対象者になっていたのですが、今回は住居として定めて届け出を完了しているという条件がありますので、確認作業を厳格化したら対象者が1割にも満たなかったという事です。
平たく説明すると、数年程度の居住経験では無理で、しかも「自己所有の建物」出なければ届け出が無理ですから、大概の人は該当者になれません。
しかも、贈与されるのかどうかの情報が錯綜しており、何時までも決まっていられないので数日過ぎ頃から多数の人々が仕事に出ていまして
日中仕事に出ている連中は式に出られなかったので、贈与された支援金と品物は30家族分程度で贈与する側の人々が警察官を含めて100人の関係者ですから、なんとなく「ちぐはぐ」で締らない式でしたね・・・近くを通ったので見てました。

※後から、贈与すると言う話で「演説は無い感じて式は終了」でしたけど、テレビクルーも途中で「録画中止」です。

なぜこうなったのか?
実は、当該貧民街は多数の人々が住んでおり、警察も住居者確認不可能な状況なので「証明書確認で贈与」する事になったので手間暇がかかり公表が遅れました。
平たくわかりやすく説明すると、1200人程度の住居者数の所に警察官確認概算数1600人程度の人が朝6時に集合していたらしいので、朝11時頃には2,000人を突破する予測が容易ですから、人が多すぎて贈与式をやったら大混乱になりますので、急きょ中止したと言うのが本音のようですね。
このような対処方は昔から一般的に行われていて、以前の「無料ワクチン接種」の記述を読んでいただけたら意味が解ると思います。

解説
贈与式は、普通通りに翌日に贈与式をやろうと思ったが、人が多すぎたので一旦中止し、かなりの期間を設けてというか頃合いを見計らって条件付きで贈与式をしたが、上手く行き過ぎ該当者が少なくなりすぎたと言うのが本音です。
しかし、贈与式は行われました。



坂道を走行したまま右車線から左車線に入り、客待ちのバイクタクシーとトュクトュクをブッ飛ばして家に突っ込んだ車の話

夜間なので酒飲みで居眠りだと思うけど、バイクとトュクトュクをブッ飛ばしてブレーキ痕無しで、家の前に置いてあるセメント製の椅子を家の中に押し込んで派手に止まった車の物語ですけど、1L程度の比較的小さな車でプノンペン内を走行していまして、これだけぶっつけたのに運転手に目立った怪我が無く、何人もの人間を病院に入れたので逮捕されるはずですが、本人がいません?。
途中で、消えました・・・タゥ・ハウヤイ(行ってしまった  過去形)
内容
事故の本人が、近くのトュクトュクドライバーに金を支払い怪我人を病院に連れて行くように頼み、支払いはするからと約束して近くの人達に本人の弁を説明したらしいのですが、右側の車が左に寄ってきたので事故になった????
ナンダァー?
聞いてる無関係の人々はあきれてものが言えないですけど、本人が無関係の人々に勝手に主張するので仕方がありません。
警察官が呼ばれて来たのですが、運転手本人がどこかに消えたので「待っていた」のですが、本人は消えたままで戻りません。
簡単に説明すると、人身事故を起こした運転手が車をほったらかしにして逃亡したという事ですが、車両販売価格はus3,000-4,000$程度の車両と言う感じですから、取り敢えず逃げちゃえーですね。
当地は、「普通にある光景」ですけど、逃げる場所がある奴は「捕まらない」事が多いし、大した事件でなければ警察も追いかけませんので、逃げて戻らなければ良いのです。




停電

昨年も11/12月に停電がありまして、以前に私の居住していた地区では相当回数と相当時間数が計画停電に見舞われていましたが、今年は幹線道路から近い所に住居を移したので停電は数回程度で、時間も短いのでかなり軽減されています。
プノンペン市内地でも計画停電があるので地方は更に多くありますけど、高床式の家で風通しが良いと夜間は寒く感じますから、停電があろうとなかろうと生活に支障は無いので、停電による不満は都市部だけです。




元医師に、1年間の裁判審理を経て、25年刑期と罰金約us1,250$(500万カンボジアリエル)が併科された判決が下りました。
(バタンボン州のロカで医院開業していたカンボジア人医師が、注射器を使い回しして故意にエイズを蔓延させた事件)

昨年の10月程度から医師の注射器使いまわし事件が提起され、確認の為にWHO(世界保健機関)から白人医師がカンボジアに派遣され、プノンペンで元医師の医療行為による悪行が確認され、元医師による国家反逆行為と新聞は騒ぎ立てた事件ですが、公訴提起された内容は医師法違反など3つの罪でした。
なお、既に医師免許は停止された後に取り消しをされているので、現在は元医師と言う立場で報道されています。

※日本でも報道されましたが、内容は事実誤認も甚だしく偽医者による事件だとかですから、全て「滅茶苦茶報道でしたね」。
委細の内容については、過去の記述に説明があります。



カンボジアの人口について

2015年、カンボジアの人口予測が公表されました。
人口は、およそ1,539万人と公表されまして、生産年齢数は人口の60%程度を占めると内容ですが、委細についてはある程度推測が入り混じっています。
これは、住所登録その他の行政上の問題があるのではっきりとした数字を出せないという事なのですが、概ね信頼できる数字になっていると思います。
平たく説明すると、IDカード確認が頻繁にされるようになったので、人口動向が判るようになりつつあります。
コメント
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