日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

西安再訪 25年ぶり

2006-08-23 | 旅行(中国その他)
 先週末から西安に行ってきました。最初に訪問したのが1981年の秋ですので、何と25年ぶりになります。当たり前のように大きく変貌していて、同じ都市とは思えなかったです。
 25年前は、新疆ウイグル自治区の登山で中国を訪問し、活動終了後にウルムチから北京まで帰る途中、確か2泊3日(といっても夕方ついて夕方でたと記憶しています)の短い訪問でした。当時の記憶は定かではないのですが、ひたすら茶色い町というイメージがありました。道路の舗装も少なかったと思いますし、町も高層ビルどころかほとんど昔の姿をとどめていたように思います。
 鐘楼が市内の中心になるのですが、現在はこの周辺が西安最大の繁華街になっているようで、デパートや飲食店など華やかな限りです。

 私は人民大夏という古いホテルに入っているフランス系のソフィテルホテルのビジネスホテル(同じ敷地内に5星と4星があり、4星の方)に在住したのですが、何と1泊290円という上海やシンセンでは考えられない価格でした。ここからは中心部まで歩いても15分程度でいけます。

 今回訪問したのは、り山、秦の兵馬傭、始皇帝稜、華清宮、大雁塔という当時訪問したところに加え、省博物館、牌林博物館、大唐芙蓉園、阿房宮楽園といった辺りで、市内から外れた漢や唐の皇帝稜は訪問できませんでした。

 歳月というものは本当に恐ろしいもので、大雁塔は、当時は畑の中に立っていたのですが、今は大きな広場が作られ毎日数回噴水のショーが催されています。華清宮は、当時はただの華清池といっていたような気がします。西安事件の銃弾の後や蒋介石が発見された場所を訪れた記憶があり、また誰かの問いに対しここが楊貴妃の使った温泉だとそれらしきものを見せられました。現在は、考古学的に楊貴妃、及び玄宗皇帝の実際に使った唐の時代の温泉跡が発掘され、非常に興味深いものになっています。

 兵馬傭に関しても、1980年に開館されたということもあり、当時は現在の一号館の大きな体育館のみが建物としてはあり、また、その前面が駐車場になっており、バスからおりたら直ぐに見学できたのですが、現在では駐車場から兵馬傭まで歩いたら20分程度かかる大きな公園になっています。
 

 
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