日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

中国の病院は、やっぱり怖いかも。。1

2011-04-03 | 上海ライフ・子育て
 震災報道を見ていますと、中国の医療チームの支援は断ったそうですね、台湾や韓国に対しても同じだったようで、技術レベル以外に、言語面でのサポートができないということを考えるとやむをえないのかなとも思います。

 一方、やっぱ中国の医者というか病院はちょっとやばいかなと思っています。


 素人なんでなんともいえませんし、知人がステント手術をしてうまくいっているとも聞いているので一概にいえませんが。。


 私に関して言えば。。

 2月の後半辺りから、左の肘がはれてきて、中に水がたまっている感じでした。酔っ払ったときに肘で壁でもたたいて汚したのかな?でもそんな記憶ないしな。なんでだろう。

 てなかんじでした。まぁ触ると多少痛い位で生活に不便は無いので日本に帰ったときにお医者さんにでも行くかと思っていたんですね。


 で、日本に帰って多少の作業を進めているときにあの地震が。。

 町田から実家まで結構早歩きで帰ってきたんですけど、翌日風呂に入ったら左の膝の左側がこぶのような物ができている。。

 なんじゃこりゃ??

 医者行かなきゃ。。て思ったんですが、仕事面ではまぁ、日本にいてもしょうがない。嫁にぎゃぁぎゃぁ言われて大阪いったのはいいけど、その内上海でも地震の影響が大きく出てきており、さっさと帰国して、その翌日近所の大きな中国系病院にいったんです。

 隣にはユナイテッドファミリー病院という外人向けの病院があるんですが、数年前に帯状疱疹にかかった時に、CTまで使われて一方誤診。どうにも直らなくて、隣の長寧区中心病院に行ったら、あっという間に症状がわかって直ぐに直ったという経験があるんですね。で、その時隣の外資系は結局アメリカで食えない医者が来ているから駄目なんだよねという評価を聞き、まぁ医者じゃないんですが日本の歯医者さんが同じように日本で食えない人が上海に来ているということもあり、言語面や衛生面以外では外人向け病院の水準は決して高くないという個人的認識があるんです(皆が沿うというわけじゃないと思いますが)。

 で、今回は迷わず後者の病院にいったんですが、X戦とエコーを受けて診断を聞くと。



 どっちも滑膜炎だね。手術しよう、今日から入院で、明日手術。3-5日は入院だ。


 ていわれて、午後1くらいで急に別途を用意されて入院。。

 明日手術だって言われたんですが、妻とづっとはなしながら待っていても特になんもない。。


 3時過ぎくらいだろうか、体温計ってといわれて体温計を渡され口の中へ(脇じゃないんですね、ちゃんと洗っているんだろうな。。。)

 4時位に心電図。。


 医者は来ない。。何でも手術とかが終わってからくるとのこと。

 で、5時過ぎにようやく医者が来て肘と膝の患部を触って、


 「あれ?膝のほうは硬いね、何なのかな?明日CT取ろう。その後でオペだね。。」


 晩飯は義父が持ってきてくれて病室で食べたんですが、することが何にも無い。。肘と膝が痛いのを除けば健康体。。てことで一度自宅に帰って本何冊かとノートブックを取りに行きました。



 で、翌日。朝の6時に起こされて行き成り採血。


 でボーっと待っているのですが、CT取るって言うのに中々声がかからない。


 「11時頃、撮影するから5番に行って」

 って言われて、色々な放射線機器のある所にいくと、何故かCTではなくレントゲンが???


 で、言われるままに何故か胸部レントゲン検査。。


 患部に関係の無いところだろう?と思うのですが、規則だから取れとのこと。。

 その後にCTかと思っていたら、まだ順番待ちだから部屋に戻ってね、といわれ戻る。


 妻は午前中は仕事サボって付き添ってくれていたのですが、さすがに1時になると、「今日は手術無いんだろうね、いったい何時するんだろうね、まぁ仕事行ってくるね」とおでかけ。変わりに義母が息子を連れてくる。


 3時過ぎだろうか、もう直ぐ撮影するからねといわえれて、また1階の放射線室に行く。。そしたら。。


 CTじゃなくてMRI.

 まぁ関節の診断なのでMRIで正解だろうという程度の知識はありますが、MRIだと検査時間が結構かかるので、之だけ待たされるのもやむをえないですよね。

 で、過去CTやMRIに関係する仕事についていた時期もあるのですけど、実は生まれてはじめてのMRI検査を受けました。話で聞いていましたけど、あの音は結構すごいですね。患部が膝なので頭が外に出ていたから、別に良いですが、脳どっくとかで、あの筒の中に頭入れて何十分も検査するのは結構苦痛だろうと思いました。


 まぁ、検査が終わって6時頃に医者の往診。

 膝は水がたまっているとのこと。で、明日両方手術するよと。。


 実は一度家に帰ったときに、膝に関してはネットで検索していて、膝に水がたまったら注射で水を抜くとかってみていたんですね。

 肘のほうは、「はーもーえん」とかっていわれて、前に嫁からもそうじゃないかといわれ、それなら漢方薬でなおるねって言われてたんです。医者もその「はーもーえん」だから手術と主張しており、正直欲わからなかったのですが、良性と悪性がありあけて診ないとわからないといわれたので、てっきり腫瘍かと思ったんです、

 25歳の時に、やっぱ左足の小指に内軟骨腫ってのにかかって、走っているときに骨が折れてわかったことがあるんですね。で腰の骨を移植したんですが、やっぱあけてみないと良性か悪性か解らないといわれたことがあるので、今回のもそういうものなのかなと思った次第です。


 で、結局膝は手術は拒絶。肘だけ施術ってことで医者と合意した次第です。 

 しかしまぁ、手術前に2日も入院したんですが、一体なんなんだろう?オペ前日の入院はわかりますが、この検査見ると多分昨日は泊まる必要が無かったはずですよね。



 検査日程も回診の時間も、検査に何人待ちかも、誰に聞いても全く解らない(聞いたのは妻や義母なんですが)。


 はっきり行って、一体なんなんだ。


 で、検査結果についてなんですが、当地では撮影をする人が一時診断をするそうです。昨日の検査では肘(肘がはれ上がり中はぶよぶよした状態)、膝(左側にこぶのような物ができて触っても硬い)もおなじ、「は-も-えん」と診断書に書かれており、医者の往診のときに肘と膝は違うかな?って話になったんですね。


 日本だと放射線医という画像診断の専門家がしっかりいますが、どうも中国の場合は、一時診断する人はこの放射線医(こういう職も実際にあります。日本ほどのレベルではないけど、ある程度は日本の仕事をオフショアするサービスもあります)というより、技師さんみたいですね。


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