日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

中国の困った教育方法1

2008-10-18 | 上海ライフ・子育て
 もうすぐ3歳になる息子は今保育園に通っているのですが、その後時々妻の両親の家に預かってもらいます。祖父母が孫に対して甘いのは日中共通で、特に中国は過保護のきらいが強いのですが、あれまーと思う困った教育の仕方をいくつも見つけます。

 やんちゃざかりの子供な物ですから、家の中を走り回って机にぶつかったり、床に置いてあるかばんにのっかって転んだり、まぁ色々と大変なのは何処でも共通でしょう。気になったのが、いつの間にか息子がぶつかった机が悪いというような意思表示をしたり(指を刺して、あーあーと言う位ですが)、かばんが悪いよと訴えるような目線を私に向けてきます。

 私も家内も、お馬鹿さんと軽くしかって、「痛いの痛いのとんでけー」と話しかけるのですが、嫁の実家に行ったところ、祖父母は机が悪い、床が悪いと机や床をたたく真似をしていました。え、、、と絶句したのですけど、嫁曰く是が中国の一般的な教育方法の様で、妻も本を見てこういう教育方法が悪いと認識して、自分の子供への教育方は変えたそうです。

 日中戦争の歴史問題に関しては、日本が相当に悪い事は事実であったと思いますが、中国の対外対応や、中国人社員達の何かにつけて自分を棚上げて人にせいにする態度は、幼児の頃から悪いのは全て他人(他の物)という教育を受けてきているからだろうと納得した次第です。全ての家庭でどうかはしりませんが、妻も子供の頃は同じような教育を受けてきたようです。。

 日本も欧米文化との比較でよく甘えの文化といわれていますが、中国のそれはもっと凄いのでしょうね。まぁ、中国の場合家族血縁の内外で極端に対応が異なる面がありますので、対外関係における厳しさというものは、我々よりも早く接する機会が多いとは思いますが。
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