日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

中国の女性も名前が無かった

2011-02-22 | 中国の社会・文化・歴史等
水滸伝見て改めてきずいた事が幾つかあるんですが

その1

女性には名前が無かった。

日本でも江戸時代以前は女性には名前が無かった。もしくは記録に名前が残らないことは知られていると思います。
今の大河のお江の由来は知りませんが、淀君は淀城からきているとか、前田利家のお松とかも本名かどうかはわか
らないんですよね。

水滸伝自体は、子供の頃読んだのでそんな意識も無かったんですけど、今回DVDみてきずいたんですが、登場人物
の名前を見ると中国もそうだったようですね。小説読んだときは、一丈青扈三娘て美人でめっぽう強いということ
で色々妄想したんですけど、108人の勇士の中の3人の名前は以下の通り。


地慧星 一丈青 扈三娘 済州独竜岡扈家荘子女
地陰星 母大虫 顧大嫂 登州居酒屋女将
地壮星 母夜叉 孫二娘 孟州居酒屋女将

扈三娘は扈家の第三女という設定になっています。大嫂ってのもおばさんというか、姉御って感じの表現ですし
二娘も第二女ってところですね。

純粋な女性役の、ばん金蓮とか、李師師とかっていう名前は本名っぽいですけど、妻に聞いてみると、以前は
中国も歴史の記録上女性の名前を残すことは無かったそうです。

清は異民族なので、西太后はずしとかって名前が出ていますが、初めの頃の皇后の名前は、イエハナラシとか、
家というか部族の名前がメインだった気がします。


この辺も毛沢東が変えたらしいんですが、実際のところは同だろう。まぁ、でも日本との共通点ですね
コメント
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