日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

すっげ。タオバオ4百万店舗だって

2011-01-17 | 中国EC事情・淘宝
淘宝首页> 店铺街> 所有店铺(4033079)

 競合を調べようとしていたんですが、タオバオC2Cの店舗数がなんと4百万を越えていました。

 だいぶ前に2百万店舗だったので、それを資料にプレゼンしていたんですけど、どうもその数字を色々な人が転載しているのか、タオバオの店舗数と言えば200万とか250万とかってのを最近日本で出ている本でみたんですけど、すごいっすね。

 4百万かよ。。

 ちなみに、最近はタオバオC2Cは厳しいからタオバオモールに出店しましょうって勧誘する会社が増えたみたいですけど、このタオバオモールは6万店突破して、さらに毎日数百店も出店していると聞きました。
 
* 所有类目 (28579)

 でも、実際には2万8千店舗のようです。

 上記の4百万にはこの2万8千のタオバオモールも含まれますが、2万8千って今の日本の楽天と同じくらいじゃないでしょうか?

 したら、どっちも大変ですよね。簡単にはお店は認知されないから。タオバオモールに出ると、特定の商品カテゴリーでは上位表示されるのがメリットになるのですが、そのすぐ下にc2cサイトの同じ商品が並ぶので価格差がすぐにわかってします。

 そして、人気を計るのに販売数量でソートできちゃうので、同じ商品があるとモールで買うより、信用度の高いC2C店舗で買っちゃうユーザー結構多いんですよね。

 うーん。

ベビー分野を調べると出店数は4つのカテゴリーに分かれ以下のとおり
奶粉/辅食/营养品(22315)
尿片/洗护/喂哺等用品(48794)
益智玩具/早教/童车床/出行(49379)
童装/童鞋/孕妇装(157221)

27-28万店舗ですね。この中で上位50位以内とか5位とかってのは結構凄いですよね。

でも、知れているんです。。中々今のサイトでもそんなに新しいものは売れない。。やり方の問題なのかもしれません。色々中国向け物販におけるECやタオバオ(実質タオバオ=中国ECに近い実態が特にベビーではあるのですが)、色々限界や問題が見えて、完全に手を抜いていたのですが、もう少し利用価値を模索すべきかな。

  嫁のお遊びで始め。開始早々4百万円も詐欺に会ったおかげで、私もどっぷり使って何とか立ち上げて、この1年近くは在庫管理や広告などでかなり不満を妻にぶちまけていましたし、売上げも思ったほどは伸びたわけでは無い。嫌気さして昨年の夏からはほぼほっぽっているんですけど、結果は結果でほめてあげないとだめですね。

 でも。。

 ガッチリ、予定したことをやることができればモット伸ばせたはずで、そういう意味では非常にレベルの低い市場なんだろうな。

だいたい、とんでもない所に倉庫移したおかげで従業員もやる気を無くしており、私も完全に愛想つかして、そのおかげでイベント参加で売上げだけはまぁまぁだけど、信用評価では悪い評価えらく増えて停滞感があるんですが。。このままだと今年はちとやばいんですけど、売上げはある程度は歩っぽいても維持できそうなんですよね。

 つまんない市場だけど、バブルで伸びている市場というのはこんなもんなんでしょうね。確かに日本のバブル時代なんて、あれだけなぁなぁの関係で売り買いしていたわけで、そりゃ稼ぐのは楽だったのだと思います。今はしんどそうですけど。

 中国でも高く評価されるのは嬉しいのですが、その評価基準とかをもっと明確にして欲しいものです。悩んじゃうよな、見切りつけたはずの市場で好評価うけると。

 
 ここで売れない??そっちが不思議だったりして。。


 売り方次第でしょうね。後予算か。もうひとつは頭かな。。まぁ、根本的に売るのが難しいものも多いですけど。やっぱ文化や歴史が異なる国ですから。
コメント
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