日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

日本のパン屋さんで中国市場に興味ないですか?

2011-03-13 | 中国ビジネス関連
 同じく香港人との話ですが、

 日本のパン屋で中国にきたい会社はないか?

 というのがあります。その香港人は大手日本のパン屋さんの香港での展開を行っています。1年ちょっと前に別なやはり大手パン屋さんの中国進出(大連)を一緒にやってくれということだったのですが、当時はまだネット事業の立ち上げ中だったことと、投資金額に余裕がなくて断ったんです。

 あ、投資金額って、日本企業はかなり大手だったんですが20%しか出資しない。香港人と僕で40対40投資をするって話だったんですね。しかも僕が大連行って運営しないといけない。お金はともかくとても上海離れる余裕は当時はなかったですから、面白いとは思ったけど流すしかなかったですね。


 でまぁ、上海の市場に関しては、台湾の85度がすでに00店以上展開して大成功。同じく台湾人で日本風に見せているIChidoもおそらくかなりの成功。

 日本企業ではヤマザキが久光に入っていて、一時は上海で一番おいしいという評価を受けていました。多店舗展開をしてなさそうで、業績はしりませんが、今でも店に行くと人気はあります。


 日本ではヤマザキは最大手ですが、あそこのパンっておいしいでしょうか???


 いくらでもおいしいパン屋さんはありますよね。

 最近は日本人でも個人レベルで開店しているパン屋さんが上海には結構ありますし、顧客は日本人が中心かもしれませんがまぁうまくいっているようです。一方で、香港資本で結構おいしい台湾料理やスイーツを出す会社は、店は出したけどうまくいかずに最近はリストラしています。結局そこのパンおいしくなかったんです。


 まぁ、上海はとにかく競争が厳しいので進出地域として上海かどうかというと疑問は残ります。

 でも、上海から北はコーヒー市場が急激に伸びていますし、北方はもともとごはんより面や肉まん系が主食ですから、市場はものすごいと思うんですよね。で、日本のパン屋さんって、おいしいところが多い。

 設備をどうするか、どこに出店するか、従業員をどうするか、店舗展開をどういうスピードでどうするか、

 いろいろ考えるところはあるけど、日本商品の消費者市場向けで、非常にポテンシャルの高い限られた分野のうちの一つです(ほかにって言われると、外食だとドトールみたいなコーヒーチェーン、豚骨スープ系ラーメン屋かな)。

 てことで、今なら資本も含めて僕自身もかなりコミットできるのでご紹介しておきます。

 あ、でも100%自分で出資してという会社さんは、ご自分でお取組みください。僕らが投資をするのが条件です。おそらく半分以上は香港人はほしがると思います。逆に考えれば少ない資金で中国進出ができますし、大陸の中国人の投資は入れませんので、法的には担保できると思います。

ご希望の方は
shoconsul@gmail.com まで
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 中国ウォルマートが日本のお... | トップ | 東北関東大地震の損害額 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

中国ビジネス関連」カテゴリの最新記事