本当に、本当に、取り付かれたようにクスクスを食べ歩いています。
何を隠そう、明日もまたクスクスです。明日のクスクスは、完全にチュニジアのお店。その名もカルタゴ。(カルタゴで先日食べたクスクスについてはこちら)
さて、久しぶりにクスクス部に新たな地中海人たちも加わり、出向いたのは、couscousserie Roiseau (クスクスリー ロワゾー)。
小さな商店街の、小さなお店。
マダムが一人で切り盛りし、クロちゃんが出迎えてくれる、地中海ブルーのタイル張りのテーブルのお店。
雰囲気がもう、パリからやってきたようなマダムは、フランス仕込みのお料理を、小さなキッチンから、次々に運んでくる。
まずはオリーブに、ピスタチオ、イチジク、あんずの盛り合わせで、冷たい飲み物を一杯。
お豆のサラダ、ほどよい湯で加減に満足。アラブでは良く豆を食べるのに、マメに見えないのはなぜだと思ったりして…
野菜のタジン、色の鮮やかさと、小ぶりのポットの年季が、うまみをさらに引き出す。
メルゲーズ(チュニジアのソーセージ)のクスクス。羊の匂いが食欲増進…
たっぷりのスープに、思わずスムールをお替り!
ブリワット。パリパリの皮に、スパイスたっぷりのお肉、そして粉砂糖という、日本人感覚ではちょっと思いつかないテイスト。
〆はアニス入りアーモンドミルク。地中海に欠かせない味の一つ。アニスの香りが鼻孔を刺激する。
そう、還りなさい、青い地中海へ…
ロワゾーへいったら、クロちゃんによろしくね。