イスラミック・ブルー

スペイン、エジプト、イラン、トルコ、チュニジアへ、イスラミックな旅へ。
スペイン/地中海レストランガイド

思いつきそうでつかない料理

2006-06-26 22:35:44 | タベルナ・マタアム・食いもの屋

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 これはある日の昼食。バルにて。1品目に出てきた。
 トルティージャのガスパチョ添え。
 思いつきそうでつかない料理では?
 何にもしたくない、けだるい夏の日のブランチ。
 さらっと食べられて、満腹になる。
 昨夜の残り物という感じがしない料理。
 ヴィノを傾けつつ、そのままシエスタに突入したい、そんな日のレシピ。

 


朝ごはん……バルにて

2006-06-05 01:06:06 | 旅の仕方

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 ホテルでコンチネンタルの朝食?
 もったいない。
 朝起きたら、バルへ行かなくちゃ。
 スペインの朝は、バルで始まるのだ。
 ホテルでご飯を食べてもいいけれど、朝のバルも体験してみて。
 私の好きなデサユノ(朝食)は、トーストした白パンにオリーブオイルをつけて食べるもの。そして、カフェ・コン・レチェ。
 甘いペーストリーやクロワッサン、食パンのトースト、ドーナツなど、どれにしようか迷ってしまう。そんな時はチュロスがオススメ。アツアツのチョコラーテに、チュロスを浸して食べる。チョコラーテは、どろっとしていて、甘い。ダイエットのことは忘れて、スペインを食べよう。これぞスペインのデサユノ。
 朝のバルには、出勤前にカウンターで一杯やっている人。そう、迎え酒、ノープロブレマ!もちろん、ほとんどの人はカフェ・コン・レチェだけれども。そして、ガソリンを入れた人たちは、靴音を響かせ職場へと向かっていく。
 テーブル席には、出勤前にちょっとお仕事している人。新聞を読んでいる人。もしかしたら、オンセ(11時のおやつ)は当然のこと、お昼ご飯(2時ごろ)まで、話し込んでいそうな、おじいちゃんたちが、額を寄せている。
 そんな、スペインの朝の光景を見ながら、シエスタの意味を知る。
 前の晩、午前2時や3時まで大騒ぎ。それなのに二日酔いや、けだるい顔なぞ知らないかのような、スペインの人たち。
 「オラ!ディアース!」と、「オラ」と「ブレノス・ディアス」がつまって聞こえる、陽気な挨拶が飛び交っている。この元気の秘密は、シエスタに違いない。
 近頃シエスタは廃止の一途であるが、これはどうかと思う。世界基準も大事。しかし、シエスタの文化がある国から、シエスタを取り上げるのはいかがなものか。
 日中の暑い時間は休み、涼しくなってからまた働く。シェスタがなくなっても、人々の時間の使い方は変わらない。それならば、シエスタがあったほうが、健康にもいいではないか。
 そして、疲れた脳を回復させるための、すばらしきデサユノ。それが、チュロスとチョコラーテ。