イスラミック・ブルー

スペイン、エジプト、イラン、トルコ、チュニジアへ、イスラミックな旅へ。
スペイン/地中海レストランガイド

「血の婚礼」に、想いの糸が…

2009-10-13 00:20:42 | スペインを求めて…

 「真っ赤な糸玉」を口ずさむ女たちの声で幕を開けた、tpt『血の婚礼』
 その歌声が最後まで響き、今の私の耳の奥でこだまする。
 アンダルシア生まれのロルカのペンから流れいずる、その文字が、生々しくいつまでも乾くことのないどす黒い血の色をしていたのではないかと思い…
 
 赤い糸は、運命の糸。
 切っても切れない、血の糸は、糸玉となり、フエルト化し、黒ずみ、恨みと嫉妬が大きな糸玉になってゆく。
 しかし、時経てば、ほころびもおき、ふとした弾みで転がり落ちた糸玉は、どんどんと転げ落ち、転げ落ち、一本の糸に戻ってゆく。
 ジプシーは許さない。
 自分の一族の血を汚したものを。
 末代までも、その血の怨念は果てしなく続く。
 そしてまた、それゆえに愛するものへの情熱も激しい。
 真っ赤な、燃える血を滾らせ、その視線で相手を一突きする。

 砂の上を裸足で踏み鳴らす踊りを取り入れた演出は、まさにフラメンコの原点。
 コンクリート打ちっぱなしの倉庫という無機質な空間に、アンダルシアの痩せた大地をシンクロさせ、巻き上がる砂煙と、黒い衣を染める砂の染みに、ジプシーの日常が見えてくる。
 360度客席が囲み、中央で芝居をする役者たち。
 見る角度によって、物語のイメージもだいぶ違うことであろう。
 一つの芝居であるが、ドラマは角度により、いくつもの展開を見せている。
 舞台をさえぎる倉庫の柱で、せりふは聞こえど見えない動き、見えない人物…
 糸は絡み合い、糸玉になり、また転げ落ち…ジプシーの血の争いは、堪えることがない。
 公演は18日まで。
 目の奥に焼きつく、婚礼の日に駆け落ちする花嫁の真っ白なドレスを切り刻むかのような、転げ落ちる真っ赤な血の糸の向こうに、カンテとバイレの踏み鳴らす大地の音と、手拍子…
 しばらくは、私の中で渦巻くことになるだろう。
 還れない故郷への想いも新たに。

 

 写真は、今年出品する、折り紙。
 今年はスペインには縁のないクリムト。さて、これが、どうクリムトに化けますか?
 クリムトとスペインと言えば、スペイン風邪でお亡くなりになったということぐらいか。
 しかし、モチーフのところどころには、ガウディに共通するイメージも…
 折り紙展は11月6日~8日 地域文化創造館(JR大塚または丸の内線新大塚駅より徒歩3分)

 


スペインタイルで陽気に過ごす

2009-09-17 12:53:19 | スペインを求めて…

 我が家の玄関前、コンクリートの壁が無機質にど~んと構えている。
 庭先に生えているヤツデとカエデをシルエットに、スパッタリングでもしてみようかと思いつつ、大きなキャンバスすれすれに車が止まり、反対側は細い通路…絵具が乾く前に、前衛芸術がとどまるところをなく、描き続けられる恐怖に、何もしないままでいた。
 広島に住むスペインタイル作家、miecitaさんにお願いしてスペインタイルを焼いてもらうことにした。お願いしたのは、躍動感あるフラメンコ柄。

                          

 毎日、ここを通る。

             

 スキップしながら、家を飛びだすと、柿の木の下の木漏れ日…
 見上げれば、たわわに実る青い柿の実。
 まだ暑い日差しのフェリアの午後を思い出し、
 テラコッタの鉢が並ぶ、アンダルシアの細い路地が、このタイルの向こうに見えてくる。
 

 


ピカソ? 

2008-10-04 22:31:39 | スペインを求めて…

 さて、地中海好き同士が一緒に書いているブログ「地球散歩」の最新記事は、ダリ美術館を取り上げている。
 写真は、私がダリ生誕100年の時に折った蟻。(約2cm)
 ダリと言えば、蟻がそこかしこに這い回っているイメージなので、この年は蟻をたくさん折った。
 さて、今年の私と言えば何も思い浮かばず、先月の中旬までぼんやりとしていた。
 と、そこへピカソがやってきた。
 あのギョロッとした目で、「バスク」と私の頭に叩きつけた一言。
 ハッと気がついてみたら、フランス・パリの国立ピカソ美術館が改装のためピカソが大挙して(表現がおかしいですが)日本にやってきてる。
 なんと!
 しかしピカソの魂の叫びは、マドリードのレイナ・ソフィア美術館から出ることはない。
 何の偶然か、取り付かれていたら嬉しいが、とにかく私はその日から、ひたすら灰色の紙ばかりを、こねくり回している。果たして完成するのかは、ピカソ次第?
 破壊されているのか未完成のような完成品なのか?
  ダリの時のようにダリ好きにしか解からない、みょうちきりんなものなのか?
 気になる方は、お運びくださいませ。今年の折り紙作品展。

 とき 10/10(金)11:00-17:00
    10/11(土)10:00-17:00
    10/12(日)10:00-16:30

 ところ 
南大塚地域文化創造館 (03-3946-4301)
     JR大塚駅南口
     東京メトロ丸の内線 新大塚駅
     何れも徒歩5分

  実に24回目の出品です。成長が感じられるのか?「相変わらず…」と苦笑されるのか… お待ちしております。


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スペイン・ラテンアメリカ映画祭

2008-09-11 22:50:05 | スペインを求めて…

 閑話休題

 スペイン・ラテン映画祭が始まりました。
  私が一番見たいのは、EL POLLO, EL PAZ Y EL CANGREJO REAL(鶏肉、魚、そして蟹)。
 世界一のシェフのオリンピックに挑む、スペインシェフのドキュメンタリー。
 そして、FADOS(ファド)。ファドと聞けば、ポルトガルの唄。運命という意味の、深い、歴史の重みを感じる歌声に、時に身を詰まらせるのは、フラメンコに近い。これもドキュメンタリー。
 そのほかにも、毎日時間割と上映作品を入れ替えながら17日まで新宿で開催される。19日からは大阪へ。

 公式サイトはこちら

 なぜか、スペインの映画はいつも一人で見に行く。
 きっと、誰にも邪魔されたくない。心の思うまま、懐かしい世界へ、自らを沈めていた。
 でも今回は、誰かと行って見たいな。
 「ほら、スペインの音がする…!」

 

 

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疑念

2007-09-04 23:21:34 | スペインを求めて…

 『アンチェインドメロディ』聞いていると、私の望郷の念は、いやがおうにもつのってくる。

  孤独の川はみな海よ海よと恋いこがれる
 私が帰りつく日を待っていてくれと 

  私がはじめて見た地中海はアレキサンドリア。
 見た瞬間のショック。「ここではない…」
 私の地中海はきっとスペインにあると信じていた。
 バルセロナで見続けた、バレンシアで見た海。
 その長い長い時間。
 美しい地中海!
 しかし、いつも何かが足りない。
 モロッコ、クレタ…どの地中海もただ地中海である。
 私の魂を揺るがす地中海は、私の還りを待っているのか?
 恐らく、マジョルカにその答えはある。
 だから私は行かない。
 いつの日か、私がそこを訪れた時、「還り付く場所であった」と、もしくは「何の感慨もない」ことに吐息を漏らすのを、受け止めてくれる人が現れるまで、私は行かない。
 地中海のある国は、まだまだある。
 去年の私は、イタリアに焦点を当てていた。パレルモの中世イスラーム世界に埋没していた。航空券を取る直前にその話は取りやめになった。かわりに私は 
アメリカへ行くことになった。アメリカで、フランス的な北のスペインに触れ、地中海を愛したソローリャの絵の下で私はぼんやりと思う。
 フランスにも地中海はある。
 私のまだ見ぬ地中海。きっと、きっと還るから、私が帰りつく日を待っていて… 



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なつかしいマドリード

2007-07-31 23:04:59 | スペインを求めて…

 ペルーの旅を終へ、アメリカでの厳しい入国審査を潜り抜けたところに待っていたのは、とても懐かしい人だった。と言っても、ほとんど初対面に近い。最後に会ったのは20年近く前のことである。高校生の彼と小学生の私。
 彼が日本を飛び出してからも、同じぐらいの月日が経っている。 たまに入ってくる彼のメッセージは「日本語を忘れてしまいました」、「日本語が辛い…」、「遊びに来たいって?OK.だけど日本語は使わないよ!」という、私たちを震え上がらせるメッセージ。
 幼い頃の夢を貫いて、アメリカに渡ったおにいちゃんに会いたい気持ばかりが膨らんで、でも言葉の壁はとても高くて、なかなか誰も会いにいけなかった。
 ペルーへの直行便はない。私の便はたまたまシカゴ経由。この機会に会えるか聞いてみよう!勇気を振り絞って、お伺いを立てると、見事な英語でOKの返事が来た。
 去年彼に会ったという友達に、「お母さんが移住したから、最近は日本語も使っているって言っていたよ。大丈夫」と、送り出された。
 空港まで迎えに来てくれた彼は、頭の中で翻訳しながら日本語で話しているという感じ。ハイウェイに出ると、車道の両側にはためくツタンカーメンの顔、顔、顔!
 「カイロからツタンカーメンの秘宝展が来ているんだよ」と言う。「君の行くところ、エジプトばかりさ!」
 まったくもって、エジプトはどこまでも私を追いかけてくる。アメリカでの第一歩までもツタンカーメンに迎えられるとは思っても見なかった。
 たまたま私が取った宿は、彼が初めて下宿したところのそばだった。治安やお店など事細かに教えてくれたあと、最後に駅へ連れて行ってくれた。
 「このグランビアからね…」という、彼の発音に耳を疑った。
 駅の名前はGranville。マドリードの有名な通り、グランビアと同じ発音では決してない。でも、スペインに還りたい私には、どうやっても「グランビア」と聞こえてしまうのだ。
 閑静な住宅街で、取り立てて何もない。リスが車道を横断している町、Granville。
 夜、電車に乗っていて「Next stop is Granville」と聞くと、ほっとした。何か、懐かしい気がして…

偉大なサメ博士について
http://www.nikkei.co.jp/topic5/kyoryu/tokushu/20060712e2g0301i04.html
http://gis.depaul.edu/envirsci/KS/shimada.htm


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シカゴ、私を呼ぶのはだあれ?

2007-06-12 00:17:49 | スペインを求めて…

 シカゴは散歩をするのにとても好い街だ。近代的なビル郡も、落ち着きがあり、ウィンド・ショッピングをするのも、一つの芸術観賞になる地域が多い。
 シャガールのモザイクなど、ぶらぶら歩きながら、モニュメントに出会うのがとても楽しい。何より、スプレーのいたずら書きなどがないし、おまわりさんや警備の人も無く、自然とそこにあるのがいい。

 夕闇迫る頃、沈んでいく太陽の光が、ビルをオレンジに染めている。ミシガン湖から吹く風に押されて、私は不思議な空間に出た。ブランズウイックプラザに建つ、ミロの「シカゴ」という女性像の前。通りの反対側にはピカソの像。
 巨大な二つのモニュメントが、近づかないとそれほど大きく感じないのは、アメリカが大きな国だからか?いやいや、それだけ街に溶け込んでいるということだろう。

 両手を広げて、「さあ、いらっしゃい」と呼びかけるミロの像の向かいで、ピカソは知らん顔しているように見えるのは私だけ?
 「さあ、スペインに行くのです!」と訴えるミロ。
 「世界は広いさ、もっと遠くを見てごらん」とピカソ。
  刻々と迫り来る闇…
 
 こんな風に感じたのには、それぞれの像の立ち位置も関係あるように思う。
 ビルとビルにはさまれるようにして、すっくと立っているミロ。対して、広い空間にどっしりと腰をすえているピカソ。
 NYとは違い、街中で物思いにふけるのもシカゴならではか。


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クロイスターズ、懐かしさと違和感と…

2007-05-30 00:26:28 | スペインを求めて…

 地下鉄を降り、雑木林に入り込んだ。じめじめとした土の匂い。枯れ草を踏む音。時折、犬の散歩の人が通るくらいで、人気はあまり無い。
 アメリカで、こんなところを歩くなんて、後でそれを知った人たちに沢山お説教をされるだろうなと思いつつ、私は丘をのぼって行った。

 私に必要なもの。飢えているもの。それは静寂。
 一人になりたくて、
 私を知る人のいないところに行きたくて、
 それでいて、どこか人恋しくて 、
 暗く寂しい森をぬけ、青い空にくっきりと浮かんだ城の前に出た。
 
 私は裏口、勝手口が大好きだ。自然とここも裏口から入っていった。急に開いたドアに、他の観光客の驚いた顔。さて、ここは私の求める場所なのか?
 水音に導かれながら、歩みを進めた。
 明らかにアラブ様式を取り入れた、中世スペインの建物。オレンジの木があれば、アンダルシアのパティオに迷い込んだかと、錯覚を起こしそうだ。
 柱廊の柱に身体をあずけ、中庭を覗き込む。柱を見上げる。
 柱は一本、一本皆違うデザインである。植物を模したものから、思わず笑ってしまう人物、不思議な生き物…
 遠くから見ると、モスクから教会に変貌を遂げたスペイン建築のような空間が、その中に身体を置くと、行った事もないフランスを感じるのはなぜか?
 なぜも何も、フランスからの移築である。スペインとフランスの中世美術の融合。
 懐かしいようで、何か違和感を感じながらも、居心地が悪いわけでもない。
 夢うつつのような不思議な気分。
 ここにあるのは、スペインだけれども、私の知るスペインではない。フランスの香りのするスペイン。
 いつの日か、サンティアゴ・デ・コンポステーラを歩いてみたいと思っていた。巡礼の旅はフランスから始めようと決めていた。でもそれは、漠然としたもので、近い将来のことではなかった。つまみ食いのような旅はしない。大好きなアンダルシアもよく知らないのに、スペインの北へ行かれるわけがない。
 しかし、ここを訪れてしまったことで、私の足は北スペインへ向いた。ここへ来たことを、意味あるものにするために、私は北へ行かねばならない。

 不思議なものである。それまで、私の前に現れたスペイン好きはみなアンダルシアに興味を持った人たちだった。それが、にわかに北が好きな人たちへと取って代わったのである。
 私は一人になりたい時にスペインに行く。だから、スペイン人の友達もいないし、在住の日本人にも、ほとんど接触したことが無い。
 北が私を呼んでいる。この後、私はスペイン北部を愛する人たちに沢山出会うことになる。
 でも、この時、私はまだそのことを知らない。

 クロイスターズを出て、私はヘザーの庭で、花と戯れ、花の蜜を求める蜂を追いかける。
 入場券代わりのバッチを落とした事に気がついたのは、丘を下ってから。これがあればメトロポリタン美術館にも入れたのに!(クロイスターズは、メトロポリタン美術館の別館)

 NYの奥、秘密の森にありました。静かなスペイン。私の知らないスペインが…
 知らないけれど、NYではここが私のスペイン。
 NYに再び行くことがあるのかわからないけれど、その時があれば、間違いなく戻ることでしょう。


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オーデュボンテラス、私の求めるスペイン

2007-05-25 01:12:05 | スペインを求めて…

 私にとって、NYは東京にいるのと感覚がほとんど同じであった。
 旅しているのに、なぜ、足取りに弾みが無いのか?
 歩き方が、日常とまったく変らず、目的の方向へとだけ規則的だ。
 ふと、路地に迷い込んだり、ふらりと立ち寄った公園で縫い物(そう!私はよく、スペインの公園でクマを作っている!)をしたりする気にならない。
 絵の具も、色鉛筆もスーツケースにしまいこんだまま、ただただ、美術館にもぐりこみ、一日が過ぎる。
 NY滞在も終わりに近づいた頃、私はオーデュボンテラスへと足を向けた。
 闇雲に旅をするのは好きじゃない。NYの中のスペインを見ないことには、私の旅の意味が無い。
 NYではいつでも、どこでもスペイン語が飛び交っていた。宿の従業員が話すスペイン語が、どこか懐かしいスペインを思い出す拠り所であった。でも、NYのスペインが、これだけではどうしようもない。何しろ彼らの多くはメキシカンで、生粋のスペイン人ではない。
 ハーレムの奥、オーデュボンテラスにある、スペイン協会で、私はやっと安堵感を得た。
 門をくぐって、目に飛び込んできたのは、スペイン北部の空気であった。NYへスペインから来た移民の多くは、バスクの人たちだ。スペインではあるけれど、私の探すスペインではない。イスラームの香りではなく、そこに漂うのは、フランスの香り。もっとも、私はフランスを知らない。なんとなく「そう感じる」だけだ。
 だから、暗く、細い通路を経て、光がさんさんと差日込む、広く高い天井のホールに出た時の事を私は忘れない。
 そこで待っていたのは、ぐるりの壁いっぱいにかけられた絵と、画家の彫像。
 
私の大好きなスペインの画家、ソローリャが、待っていた。

 私はずっとそこにいた。
 ただ、座っていた。
 アンダルシアの喧騒が聞こえていた。
 花と、果物の香りがした。
 
 「ソローリャが好きなんだね。いたいだけいなさい」と、絵の下で絵葉書を売っていたおじさんは言った。そして、私を一人にしてくれた。

 アンダルシアを、地中海を愛したソローリャが、NYで私を待っているとは夢にも思わなかった。


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どこまでも

2006-10-15 22:03:07 | スペインを求めて…

 あなたはどこにいってしまったの?
 きっと青い空!白い雲!の大地で散歩をしているのね。
 スペインからの便りを待っています。

 みなさま
 驚かせてゴメンナサイ。
 この秋私が行っていたのは、南米とアメリカ。
 絵葉書の消印を何度も確かめ、それでも信じられないとおっしゃる。
 でもね、ちゃんと私らしい旅をしてきましたよ。
 世界中何処へ行っても、私の世界は「イスラミック・ブルー」を秘めています。
 スペインが恋しくなって帰ってきました。
 行っている間中、私の心は叫んでいました。「スペインに帰りたい」
 それはなぜか?私の行った国はペルー。スペインがインカ帝国を征服して造り変えられていったペルー。征服者たちが、故郷を懐かしんで作った町並みの中で、私の心が叫ぶ。
 そして、アメリカ。この国はなんとスペイン語のあふれた国なのか。メキシカンのスペイン語シャワーに、私は里心がつくばかり。気がつけば出来もしないスペイン語で、相づちを打ったりしている私。英語とスペイン語がごちゃ混ぜになっていることに、なんの抵抗もなく返事をしてくれるNYの人たち。
 なんとNYでは、毎日どこかでスペインの日があった。スペイン協会では毎月、今月のスペインイベント情報誌を発行している。
 スペインのあるところにイスラームの影あり。
 折々にそんな話も織り込んでいきたいと思いながら…

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